2022年にMildomのライブ配信で、170センチ以下の男は人権なしと発言して炎上し、所属チームから解雇された元プロゲーマーたぬかなが、1年間の活動自粛後、また暴言を吐いてスポンサー契約を解除されました。反省の態度がないことにSNSでは批判の声が出ています。
監修者
kawauso 編集長（石原 昌光）
「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。
コンテンツ制作責任者
おとぼけ（田畑 雄貴）
PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。
身長170センチ以下人権なし発言
たぬかなの170センチ以下の男は人権なし発言とは、令和4年2月のMildomのライブ配信時、たぬかながウーバーイーツの配達員からナンパされ怖かった話をした時「身長が170センチないと正直人権無いんで」と発言した事が炎上した出来事です。たぬかな自身は深い意味があったわけでもなく高身長が好きと言いたいだけで、いつものノリで身内に配信しているつもりで口走ったと弁明しましたが、この弁明で炎上して再度謝罪。この騒動で、たぬかなはCYCLOPS athlete gamingやレッドブルとの契約も終了になりました。ただ、人権ない発言は、そのステージに挑戦する資格がない程度のゲーム用語で、日常的に飛び交っていて、たぬかなもそのノリで使った可能性もあります。
その後も色々問題発言
たぬかなは炎上及び契約解除を受けて、1年間ほど活動を自粛していましたが、2023年に活動を再開。その後も自身に対するアンチコメントに対して、弱者男性はガス室に集めたほうがいい、アウシュビッツ収容所などと発言、その発言で仕事を一つ失ったと明らかにしました。今回の騒動にツイッター（現X）では「世界レベルの問題発言」「反省してないどころか悪化」「さすがにライン超えすぎてひく」「ずっと弱い者イジメしてる」と非難が殺到し、同時にたぬかなの配信を視聴しているファンも共犯というコメントも出てきていました。
たぬかなは公人？配信は公共放送？
この、たぬかな騒動なのですが、筆者は少しも腹が立ちませんでした。30歳を過ぎたばかりの元ゲーマーの女性に170センチ以下の男には人権がないと言われても、ああそう、あなたはそう思うのねとしか感じないのです。逆に一面識もない女性に、170センチ以下の男性に人権がないと言われ、激しく傷ついたり、怒り狂う人の気持ちが分かりません。大体、自身に対してのアンチコメントに逆上し、弱者男性はガス室に集めた方がいいとか、アウシュヴィッツ収容所などと簡単に発言してしまう女性は精神的に未熟すぎます。失礼を承知でハッキリ言えば、まだ子供で相手したくありません。確かにSNS配信は世界に向けて解放されているという意味ではパブリックです。また、たぬかなは知名度が高いプロゲーマーなのでしょう。しかし、発言を聞く限り、たぬかなは私的発言は出来ても、全体を考えた公の発言は出来ないとしか思えません。精神的に幼い、たぬかなに対し、よってたかってアンチコメントを投げている人達の方が弱い者イジメをしていると感じます。
距離を置き住み分けるべきでは？
ネット配信はCMとは違い、マウスをクリックしたり、画面をタップしなければ見る事は出来ません。だから、たぬかなの配信が気に入らないなら、わざわざ見に行かなければいいのです。そうすれば、たぬかなと彼女の過激な発言を喜んで聞くファンと、そうではない人達でちゃんと住み分けができるのではないでしょうか？たぬかなを批判する人は、彼女より精神的に大人なのでしょうから、わざわざ同じ土俵の上で、罵り合いをする必要はないと思います。ネットメディアは口さがないもので、pvを稼ぐために、また、たぬかなが問題発言と煽るのでしょうが、そういうモノは無視し乗らないのが良識ある大人であり、ネットリテラシーがある態度ではないでしょうか？
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