ファクトチェック方針

はじめての三国志」では、歴史上の人物や出来事から、漫画・アニメ・ゲームなどの作品、発売・休載・イベントといった最新情報まで、性質の異なるテーマを扱っています。

 

そのため、すべての記事を同じ資料だけで確認するのではなく、記事の種類と内容に応じて確認先を選んでいます。

 

分かりやすさや読みやすさを大切にしながらも、次の4つをできるだけ混同しないことを基本としています。

 

  • 史料・公式情報から確認できる事実
  • 後世の伝承
  • 作品上の設定
  • 編集部や執筆者による考察

 

記事ができるまでの確認の流れ

 

  1. 編集部が記事を企画する
  2. 執筆者が原稿を書く
  3. 編集部が事実確認を行う
  4. 編集長が内容を確認する
  5. 誤字脱字、記事内の矛盾、新しい情報の反映状況を確認して公開する
  6. 公開後も、新しい史料や公式発表に応じて見直す

 

記事の上部に表示している「編集責任者」は、その記事の内容について編集上の責任を負う者を示しています。

 

「制作責任者」は、記事の企画から公開までの制作全体に責任を負う者を示しています。

 

編集長が自ら執筆した記事では、執筆者と編集責任者が同一になります。その場合も、公開前の確認と公開後の訂正の責任は編集部が負います。

 

編集体制については「編集ポリシー」と「運営メンバー一覧」をご覧ください。

 

情報源の優先順位

 

確認に使う情報源は記事の内容によって異なりますが、原則として次の順で重視します。

 

  1. 一次史料、原作、官公庁・企業・出版社・施設などの公式情報
  2. 学術書、専門書、論文、信頼できる資料
  3. 信頼できる二次情報

 

Web上のまとめ情報や、出典の分からない情報だけを根拠にして重要な事実を確定することはしません。

 

生成AIを利用する場合も、AIの回答そのものを最終的な根拠にはしません。

 

必要な事項は、史料、原作、書籍、論文、公式情報などに戻って人間が確認します。

 

詳しくは「生成AI利用方針」をご覧ください。

 

三国志・中国史などの歴史記事

 

歴史記事では、記事のテーマに応じて、史料、書籍、論文、研究資料などを確認します。

 

三国志に関する記事では、『三国志』をはじめとする史料や、後世に成立した『三国志演義』、研究書、人物事典などを扱います。

 

それぞれ成立した時代も性格も異なります。

 

そのため、史実として確認できる内容と、後世の物語・伝承として広まった内容を、できるだけ区別して説明します。

 

史料や研究によって見解が分かれる場合は、ひとつの説だけを無条件に断定しません。記事の目的に応じて、複数の見方があることを示します。

 

継続的に参照している書籍・資料については「参考文献・資料・論文一覧表」で紹介しています。

 

『キングダム』など、作品と史実を比較する記事

 

歴史を題材にした作品と史実を比べる記事では、作品上の設定と歴史資料上の記録を分けて確認します。

 

キングダム』関連の記事では、少なくとも次の項目を原作と照合しています。

 

  • 人物名
  • 所属する軍や勢力
  • 発言者
  • 発言の意味
  • 人数や数字
  • 戦場での位置関係
  • 行動の順番
  • 生存、死亡、捕虜などの状況
  • 各話の結末や最終ページの展開
  • 生成AIによる補完や推測が混ざっていないか

 

生成AIは、人物の取り違えや前後関係の誤認を起こすことがあります。

 

その前提で、最終的には人間が原作の誌面や公式情報に戻って確認します。

 

作品内の人物像や出来事が史料上の記録と異なる場合、それを単純な誤りとしては扱いません。創作上の表現と史実上の記録の違いとして整理します。

 

また、史料に記録がない部分について、作品の描写をそのまま史実として扱うことはしません。

 

漫画・アニメ・ゲームなどの作品記事

 

作品の内容を扱う場合は、原作・作品本編、出版社、制作会社、ゲーム会社などの公式情報を優先して確認します。

 

登場人物の設定、物語上の出来事、発売・配信情報などについて、非公式なまとめ情報だけを確認元にすることはしません。

 

考察記事では、作品内で明示されている事実と、編集部や執筆者による推測・考察を、できるだけ区別して記載します。

 

掲載・発売・休載などの最新情報

 

漫画の掲載、休載、発売日は、情報が変わりやすい項目です。

 

週刊誌の誌面、出版社や作品の公式発表、実際の発売状況、最新話の掲載内容などを確認したうえで更新します。

 

将来の掲載予定や休載情報を、生成AIの一般知識だけで確定することはありません。

 

過去の記事に載せた情報が、その後の公式発表によって変わった場合は、必要に応じて内容を見直します。

 

企業・施設・人物に関する情報

 

企業、官公庁、出版社、博物館・資料館、大学、団体、人物などについて記載する場合。

 

可能な範囲で、その組織・本人・資格発行団体などの一次情報を確認します。

 

第三者の実績や肩書きを紹介する場合も、確認できない内容を推測で補うことはしません。

 

複数の資料で内容が異なる場合

 

歴史記事では、史料の記述や研究者の解釈が一致しないことがあります。

 

このような場合、編集部がひとつの説を都合よく選んで「唯一の事実」とすることはしません。

 

記事のテーマに必要な範囲で、資料ごとの差や、複数の見解があることを説明します。

 

どの説を採用するか判断が必要な場合は、資料の成立時期、性格、記述内容、研究上の位置づけなどを確認したうえで編集します。

 

確認できない情報の扱い

 

十分に確認できない内容は、断定を避けます。

 

伝承、俗説、推測、作品上の設定、編集部による考察は、それが読者に分かるよう表現を分けることを基本とします。

 

また、確認できない経歴、資格、実績を、記事やプロフィールの信頼性を高く見せる目的で書き加えることはしません。

 

誤りが見つかった場合

 

公開後の記事に誤りや古い情報が見つかった場合は、内容を確認し、必要に応じて修正・追記・更新します。

 

読者の方からご指摘をいただいた場合も、指摘の内容と、確認できる情報源を確かめたうえで対応します。

 

ご指摘は「誤字・脱字・誤植などの報告フォーム」からお寄せください。編集部がすべて確認したうえで対応します。

 

なお、歴史認識の違い、意見や主張、厳密な解釈の要求など、合理的な範囲での対応が難しいご指摘については、修正できない場合があります。

 

掲載内容が事実として正しく、表現が明確でないだけの場合は、注記なしに更新することがあります。