大人気春秋戦国時代漫画キングダム。800話の舞台は咸陽です。二度の大敗に秦では中華統一を継続しようとする一派と、現実を見て統一を断念しようとする一派で揉めています。そんな中、秦国総司令官である昌平君は六日もの間、姿を見せませんでしたが…それでは、行ってみようキングダム800話がキターーー!!
※この記事にはキングダム800話のネタバレが含まれます。
この記事の目次
キングダム800話ネタバレ「意気消沈」
李牧によって二度も苦杯をなめさせられた秦の都、咸陽では全員が完全に意気消沈しています。最高司令官の昌平君は姿を現しておらず、モブ重臣たちはごっそりと消えた秦北部の兵力を整えるべく、秦全土の城から少しずつ兵力を集めて趙との国境に送ろうとし、みみっちい話を続けていました。
現実逃避すな!
そこに現われたのが次期の秦の丞相候補、馮劫(ふうきょう)でした。年齢的には昌文君と同じくらいに見えますが、馮劫はみみっちく兵力を北に送る話をしているモブ重臣たちに「現実逃避をやめろ」と発破をかけます。彼は、この二年で失われた秦の人的資源や金銭の膨大さを問題とし現実を見ろと叱咤しました。
李斯も賛成
この言葉に昌文君は、戦とはそういうものだ反論しますが、馮劫の提案には李斯も賛同します。中華統一の夢を捨てるのは悔しいが、これだけの被害を受けて、秦が中華統一に拘れば、国力は落ちるところまで落ちるのではないかと言うのです。そうでなくても、魏との和平条約は間もなく切れ、楚も秦の国境を狙う事態であり、潔く中華統一の夢を諦め、六国の攻勢に備えるべきと力説しました。
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