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キングダム800話ネタバレ「消えた昌平君」
激しい口論が起きる中で、こんな時に昌平君はどうして姿を現さないとモブ重臣が不満を口にします。そう言われて他の面々も、ここ数日、昌平君の姿を見ていない事に気づきました。昌平君と親しい重臣も、屋敷を訪ねるも門前払いを受けたと答え、もしや昌平君は敗戦の責任を取って自殺したのではないかと不穏な空気が広がりました。
秦王は昌平君を信ず
これより六日前、昌平君は右丞相の昌文君と共に秦王嬴政の元にいて、中華統一が不可能である事を吐露し責任を取って自害したいと申し出ます。嬴政は自害はならん、戦略の失敗は戦略で返せと発言しますが、そう言われても李牧を打ち破り中華統一に繋げる道がないと昌平君は首を横に振るばかりです。ここで嬴政は「道の無い場所に道をつくる、これを偉業と言う」とドヤります。そして、中華統一など、これまで誰も成し遂げていないのだから道がなくて当然だと語り、李牧以上の戦略家である昌平君ならば、その道を見つける事が出来ると激励しました。嬴政の言葉を受けて昌平君は感激し、これから数日屋敷に籠り、秦と中華統一を繋げることが出来る道を探ると答えます。
三本の柱
昌平君が屋敷に籠って六日、ざわつく秦の重臣たちの前で宮殿の重い扉が開き、そこにはやつれた昌平君がいました。驚く重臣たちに対し、昌平君は「大王、人払いを」と告げ、広大な宮廷には秦王嬴政と昌文君と昌平君だけが残ります。その中で秦王嬴政は六日間、中華を相手に頭で戦ってくれた事に礼を述べ、次に策は出来たかを訪ねます。昌文君は六日間で数えきれない程の戦略を立てたが、それらはすぐに砕け散り、一時は自殺用の短剣に手を伸ばしたと答えます。それでも、嬴政が昌平君の戦略は李牧よりも上と言ってくれた言葉を胸に考え続けた末、三本の柱を打ち立てる事が出来れば、秦の中華統一の夢は繋げられるかも知れないと答えます。そして、その第一の柱として秦に住んでいる全人民の戸籍を作る事と進言しました。ここでキングダム800話は終了です。
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