大人気春秋戦国時代漫画キングダム。809話では文官の剛京と騰の間で龍安の命を巡り対立が生じます。何がなんでも龍安を救おうとする騰の狙いは何か?一方で剛京も別に威張っているだけの小悪人ではないようです。それでは行ってみようキングダムがキターーー
※この記事にはキングダム809話のネタバレが含まれます。
この記事の目次
キングダム809話ネタバレ「戦争責任」
剛京はすぐに龍安を見つけ出し、秦に対する戦争行為の責任を問い、その首を刎ねよと命じます。しかし、剛京に対して騰が待ったを掛けました。龍安は最初から最期まで秦軍に対して戦争を仕掛けていないので戦争の責任はないと反論したのです。それに対し剛京は、南陽の兵力7万人を新鄭に送り出し、また食料も送っているので、秦に対して戦争行為をしているのと同じだと主張します。
中華五百年の掟
しかし、騰は諦めません。その程度の行為で斬首の罪は重いのではないかと食い下がります。騰が必死に龍安を庇うのを見て、周辺はザワザワしだします。剛京は騰に対し、敵城を攻略した時に敵城主の首を刎ねるのは、中華五百年の戦乱の中で成立した掟であると主張。そして、敵城主の首を刎ねるのは勝者の楽しみではなく、そうせねばならない事情があるのだと諭しました。
城主を斬ってから統治が始まる
剛京は、最初に敵城主の首を刎ねるのは住民の恨みが前の城主を中心に結集し、今の支配者に対して謀反を起こす可能性が高まるからだと説明します。ましてや龍安のような有能な城主の場合、現在の支配者に対する不満が余計に集まりやすくなります。謀反が起きれば、死なないで済んだ人間まで鎮圧の為に殺さないといけないので、気の毒ではあるが、前城主を殺し謀反の芽を断つというのです。
キングダム809話ネタバレ「龍安を斬る者は斬る」
剛京は一通り説明し、龍安を処刑場に引っ立てようとしますが、さらに騰が立ち塞がりました。そして、龍安を斬る者は誰であろうと私が斬ると剣の束に手をかけます。録嗚未は、剛京の言っている事は正しいとし、なにがなんでも龍安を庇おうとする騰に「一体、どうしちまったんだ」と困惑します。
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