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キングダム830話ネタバレ「新鄭の混乱」レビュー考察


はじめての三国志_ページネーション

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キングダム830話ネタバレ確定速報

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キングダム武将の哀しすぎる最期

 

 

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム830話ネタバレ「騰の言葉」

洛陽城

 

一方の咸陽では、たった一日で騰が韓軍を後退させた事にモブ重臣が狂喜乱舞していました。それよりなにより秦が獲得した久しぶりの勝利であり、喜びも一入です。しかし、同時に今回の戦いにおける秦軍の被害が甚大である可能性が触れられると、再び意気消沈してしまいます。秦の場合、戦いは英呈平原で終わりではなく、さらに新鄭を落とさないといけないので損害には敏感にならざるを得ないのです。しかし伝令が総大将騰の言葉として「首尾は上々」と伝えると秦王嬴政は、いよいよ韓の王都が見えてきたと意欲を新たにしました。

 

保身の塊たち

何晏

 

新鄭に帰還した寧姫は、不安に怯える韓の王族に状況を説明する事で忙殺されました。戦場に出た事がない韓の王族たちは秦の兵士に財産を奪われ身内を殺される事だけを恐れ、孫たちだけでも新鄭から出そうと気弱な相談をしています。誰一人として韓の人民の為に秦に立ち向かおうという王族はいませんでした。そればかりか王族同士でも疑心暗鬼になり抜け駆けして城を出る事を牽制し合う始末でした。

 

キングダムと三国志の違い

 

 

 

 

 

自分の事ばかり

三国志のモブ 反乱

 

寧姫は果てしない徒労感を覚えます。王族たちの頭の中にあるのは保身だけ、生命と財産の保全だけです。戦場で韓の兵士の奮戦ぶりと惨い最期を見てきた寧姫には韓を代表する王族たちの体たらくがより強烈に突き刺さります。それでも寧姫は韓を滅ぼしてたまるかと自分が韓を支える事を決意しました。

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kawauso

kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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