定期的に話題になるテーマのひとつに男性が女性に食事を奢るのは当然か?があります。男女同権が叫ばれる中で、現在では割り勘が増えている一方、男性が食事を奢るのは当然と考える女性も一定数いて、それに対し男性が自惚れるなと反発する事で、この論争は続いているのです。
女性がケチなわけではない
男性が奢るのが当然と主張する女性の中には、女性は男性のために化粧に時間をかけ、自分磨きをして、お金を使っているのであり無料でたかっているのではないから、奢られて当然という意見の方が多いようです。
これに対し、男性が反発しているのですが、実際はこれ、女性がケチで自分勝手だから言っているわけではありませんし、本気で化粧や自分磨きに時間をかけているから奢られて当然と思っているわけではありません。本音は別にあるのですが、それは公に口に出すのが恥ずかしいので言わないだけなのです。
大事にされている事を確認したい
では、実際にどうして男性が食事を奢るのが当然と考える女性がいるのでしょうか?それは、男性がお金を出してくれることで大事にされている。私には価値があると確認しているからなのだそうです。いかに男女平等とはいえ、男性がさも当然のように会計で割り勘を主張すると、女性は自分は男性にとってどうでもよく大事にされてないのでは?と不安を感じ、それが不快感に転じてしまいます。
ただ、そこで「私を大事にしてほしい」と口に出して言うのは恥ずかしく惨めな気持ちになるので、それを隠す為に男性が食事を奢るのが当然で、それが出来ないのはバカ!と攻撃的に反応してしまうのです。
最初に男性が奢ると宣言した方がいい
このような女性の内心を考えると解決策が見えてきます。食事を奢る事で大事にされていると感じるのなら、食事に行く前に男性が奢ると宣言すればいいのです。そうすれば、女性は食事する前から大事に扱われていると感じる事が出来ますし、心理的な負担なく食事を楽しむ事が出来ます。自然と表情も明るくなり、会話も弾んで男性も悪い気はしないでしょう。会計までギスギスするより、この方がずっと平和的ではないでしょうか?
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