濡れた手で迂闊にコンセントに触れてビリッと来た人は多いと思います。でも、家庭用の100ボルトの電圧では死なないんじゃないと思っていたりしませんか?実はそれ大間違いで、人間は電圧ではなく電流で感電死するので、家庭用の100ボルト電圧でも死んでしまう事があるのです。
人間が感電死するのは体内電流が停止するから
そもそも人間はどうして感電死するのでしょうか?それは人間の心臓が電流で制御されているからです。しかし、体内に別の電流が流れるとショックで体内の指令電流が破壊され、心臓を動かせという電気信号が停止します。これにより人間は心不全で死ぬのです。
人間は0.1アンペアで死ぬ事がある
では、人間が死ぬのにどの程度の電流が必要なのでしょうか?それは、僅かに0.1アンペアに過ぎません。家電で一番省エネな冷蔵庫でさえ、2.5アンペアが必要なので、つまり、自宅の100ボルトのコンセントでも感電した場合、人間は簡単に死んでしまう可能性があるのです。
濡れた手やむき出しのコードに触れない
そう考えると、これまで家庭の100ボルトのコンセントで感電した経験がある人は運がよかっただけで、最悪死んでいたかも知れない事になります。たかが家庭用のコンセントと思わず、濡れた手でコンセントに触れないなど感電対策が必要ですね。
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