プーチン大統領はもはや裸の王様!怒りを恐れる部下が[大本営発表]か?

2023年6月23日


君主論

 

ウクライナ軍の反転攻勢が伝わる中、これまで横綱相撲を気取っていたプーチン大統領が積極的に発言する場面が増えてきました。自ら広告塔になる事で情報戦を有利に展開したい思惑のようですが、プーチン大統領の戦況説明には誤情報も多く、プーチン大統領の怒りを恐れて側近がロシアに都合が良い情報を流している可能性も指摘されています。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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ウクライナのパトリオット5セットを撃破!=実はゼロ

紅茶一揆(イギリスの紅茶文化と戦車)

 

たとえば、6月16日のロシア西部サンクトペテルブルクの国際会議の全体会合でプーチン大統領はウクライナ軍が運用しているアメリカ製の地対空ミサイルパトリオットをロシア軍がキーウ付近で5セット撃破したと発言しました。しかし実際にはウクライナに配備されているパトリオットは2セットで、ウクライナのゼレンスキー大統領も18日の演説で1つも破壊されていないと全面否定しています。

 

また、プーチン大統領はウクライナ軍のワレリー・ザルジニー総司令官が国外にいるかも知れないと述べ、ロシアメディアはザルジニー氏の重傷説を流しましたが、ウクライナ国防省は全面否定しました。ザルジニー総司令官は、6月13日にアメリカ軍制服組のトップであるマーク・ミリー統合参謀長と電話会談しています。日時を考えるとザルジニー総司令官がウクライナ国外にいるとは考えにくいかも知れません。

 

 

部下が嘘を報告?裸の王様になるプーチン大統領

テレビを視聴するkawauso編集長

 

このようにプーチン大統領が事実と食い違う発言をする背景には、戦況の悪化を恐れたロシア軍が正確な情報をプーチン大統領に伝えず耳障りのよい戦果だけを大本営発表している可能性があるようです。これが事実なら、すでにプーチン氏は本当のウクライナの戦況も知らず、裸の王様となって世界に恥をさらしているという事かも知れません。

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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