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キングダムネタバレ766話「同門の友」レビュー考察

2023年8月3日


はじめての三国志コメント機能バナー115-11_bnr1枠なし ネズミで人生を変えた李斯

 

同門でライバルだった韓非と最後の最期で分かり合えた友達が1人もいない李斯。しかし、李斯が帰った直後、韓非は李斯の部下である姚賈の偽命令で服毒自殺しました。韓非より姚賈が多重スパイである事を聞かされていた李斯は激怒しますが、姚賈は自分がいなければ秦の諜報活動はできないとして韓非自殺の真相を握りつぶすように懇願しました。果たして、李斯の回答はいかに?

 

この記事にはキングダム766話のネタバレが含まれます。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダムネタバレ766話「李斯が悪名を被る」

口論する韓非と李斯

 

李斯は、4カ国で手広く諜報活動をしている多重スパイ姚賈の言い分を飲みました。個人的には姚賈を殺したいほどに憎んでいるのですが、彼を殺せば秦の念願である中華統一は出来なくなるからです。しかし韓非の殺害に姚賈の名前が出なくなった事で世間には李斯が韓非の才能を妬んで極秘に毒殺したと悪評が出回ります。

 

 

嬴政は昌平君を呼ぶ

嬴政(始皇帝)

 

李斯は嬴政には、韓非はあくまで手違いで毒を飲んだと釈明し、姚賈の存在を口に出しませんでした。すでに嬴政にも李斯が自分の地位を奪われる事を恐れて韓非を毒殺したとする噂が届いていましたが、韓非は秦に仕える気がなかったのだから、そんな事はするまいと噂を一蹴しました。一方で、嬴政は韓へ謝罪する為に昌平君と対応を協議します。

 

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李斯の性格を読んだ姚賈

陳平

 

自らの要望を飲んでくれた李斯に対し、姚賈は深く御礼を述べます。もちろん、李斯は仏頂面で、お前の事は今後も疑っていくと言い放ちました。李斯は内心では姚賈を殺してやりたいのですが、彼を殺した所で韓非が生き返るわけでもなく、また殺した段階で姚賈に頼っている秦の情報網は破壊されます。だから生かしているのであり可哀想という気持ちは微塵もありません。しかし姚賈は、李斯様はそういうお方だと微動だにしません。李斯が秦を守る為なら、どんな事でもする男だと最初から分かっていたのです。

 

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kawauso

kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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