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ウクライナ、ロシア軍の攻勢により[クピャンスク市再制圧]の危機か

2023年8月17日


世界史04b ウクライナの国旗b

 

 

ウクライナは8月10日、北東部戦線で激しい戦闘が展開されていると発表しました。特にクピャンスク市周辺では、ロシア軍の攻勢が激化しており、市民に避難命令が出されました。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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ウクライナ政府、苦戦を認める

クピャンスク市

 

ウクライナ東部作戦司令部の報道官は国営テレビを通じて、ロシアがクピャンスク一帯を制圧し、ウクライナの防衛線を突破しようとしていると述べ、戦況は困難であるものの、クピャンスク市はまだウクライナの支配下にあると強調しました。

 

一度奪還された地域、再び失陥の危機

 

昨年9月、ウクライナ軍はハルキウ州でクピャンスク市と周辺地域を奪還していましたが、その後ロシア軍によって再び奪回される事態となっています。クピャンスク市の軍政トップ、ベセディン氏は国営テレビのインタビューで「昨日、避難命令が発令され、市民の避難が始まった」と述べました。市民は避難を拒否することもできるが、意思表示の書類を提出する必要があるとのことです。クピャンスク市では、戦闘が激化し砲撃が増加した場合、子供たちの強制的な疎開も検討されています。

 

反転攻勢による影響か?

世界史01 ゼレンスキー風大統領

 

ウクライナ軍は南部ザボリージャ州やドネツク州での反転攻勢に多くの部隊を集中させていますが、ロシア軍の大量の地雷などにより進行が鈍化しており、この間に他のロシア軍部隊が攻勢を強化している可能性があります。しかしながら、反転攻勢を行わない場合、ロシア軍は占領地を固めて支配を強化し、時間が経つにつれて奪還が難しくなる恐れがあります。ウクライナはこの難しい状況に対処しながら戦局を切り抜けようとしています。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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