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プーチン大統領、ウクライナに4州からの[軍撤退要求]

2024年6月16日


世界史02 プーチン風大統領

 

 

プーチン大統領はウクライナに対し和平交渉の条件として、ロシアが一方的に併合し、現在も部分的に占領しているウクライナ東部4州からの軍の撤退を要求しました。これは、6月15日からスイスで開催される平和サミットを意識しての事と考えられます。

 

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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ウクライナは四州を蜂起しNATO加盟も断念せよ

世界史05b NATOの国旗

 

 

プーチン大統領は14日外務省当局者を前にした演説で、ロシア軍の停戦と引き換えに、ウクライナはドネツク、ルハンシク、ヘルソン、ザポリージャの各州から軍を引き揚げ、また北大西洋条約機構(NATO)加盟の断念を求めました。これらは、15日からスイスで開催されるウクライナ「平和サミット」を意識したものとみられます。

 

 

悪いのは西側とウクライナとする見苦しいプロパガンダ

内容に納得がいかないkawauso様

 

スイスサミットはウクライナの国土からロシア軍完全撤退を求めるウクライナの和平案に対する支持拡大が狙いで開催され、ロシアは当然招待されていません。蚊帳の外のプーチン大統領はウクライナの領土割譲とNATO加盟断念をすれば、ロシアはいつでもウクライナから引き揚げるとして、戦争の継続を望んでいるのはウクライナと西側諸国であり、ロシアは停戦の用意があるとアピールしたいのでしょう。泥棒が人の家を俺のだと主張して占拠し、出て行って欲しいなら家を半分寄こせと表明して誰が納得すると言うのでしょうか?そもそも、強気に4州からのウクライナ軍の撤退を求めるプーチン氏ですが、4州の中でロシアが完全に支配している土地はありません。

 

 

 

ウクライナはロシアの完全撤退が条件

世界史01 ゼレンスキー風大統領

 

プーチン大統領の図々しい提案に対し、ウクライナ政府はロシア軍のウクライナ領土からの完全撤退を求める姿勢を崩していません。領土の割譲などすれば、今度はそこからさらにウクライナ領土に踏み込んでくるのがロシアの常套手段なので賢明な判断でしょう。

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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