はじめての三国志TVをご覧の皆さん、今週もお疲れ様でした。今回のお疲れキャラは張飛です。
張飛と言えば万人敵と称えられながら最後は部下に寝首をかかれて死んでしまいますが、どうも、孫権が張飛の死をネタにしたらしい事が呉主伝から読み取れます。
それは西暦221年の8月に孫権が武昌に至った時に諸将に出した命令ですが「最近は命知らずにも護衛兵をケチって非常時である事を忘れた者が多い前漢の雋不疑は太平の世でも腰から剣を放さずにいてあっぱれな京兆尹だと称えられたぞ」みたいなことを言っています。
張飛が死んだのは、221年の6月、孫権の命令は同年8月なのでタイミングもピッタリな感じがします。名前は出さないものの、「お前ら、銭をケチって豪傑ぶると張飛みたいになるぞ」と暗に言いたかったのではないでしょうか?
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