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執筆者:黒田廉

おんな城主 直虎を100倍楽しむ!今川に呪われてしまった井伊家宗家

この記事の所要時間: 24




おんな城主 直虎 引用

(写真引用元:おんな城主 直虎 NHK公式サイト

 

2016年の大河ドラマ真田丸は好調の内に終りを告げることになりました。

さて今年の大河ドラマは「女城主・井伊直虎(いいなおとら)」です。

この井伊直虎を知っている人物がどれだけいるのか疑問符が付きそうです。

今回は来年の大河ドラマ・女城主井伊直虎ですが、

彼女が生まれた井伊家は今川家に関わってしまったことが原因で、

呪われているのではないかと疑いたくなるぐらい不幸の連続でした。

 

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南北朝時代に服従させられてしまう井伊家

井伊家は東海の覇者である今川家とは因縁浅からぬ間柄で、

今川に服従していた期間は約50年という途方もない期間を耐え忍んでおりました。

なぜ井伊家は半世紀ほど服従させられてしまったのでしょうか。

井伊家が今川家に服従したきっかけは女城主・井伊直虎の時代から

南北朝時代にまで遡ることになります。

南北朝の時代に井伊家は親王を迎えて北朝側として南朝に味方している今川家などと

戦いを繰り広げていきますが、今川家の勢力が大きくて服従することになってしまいます。

服従した井伊家は今川家の先陣部隊として各地の戦場で都合良く使われてしまうことになります。




応仁の乱で再び反旗を翻すも・・・・

応仁の乱 wiki

(画像引用元:応仁の乱 wikipedia

 

戦国時代のきっかけとなった細川家と山名家の内乱である応仁の乱(おうにんのらん)。

この戦いの時に井伊家は「今川なんかに付き従ってられるか」と決意して、

今川と敵対している勢力である斯波家に味方して今川の服従時代を脱出しようと考えます。

しかし斯波家に味方した井伊家ですが、

北条早雲の娘を奥さんに迎えていた今川義忠(いまがわよしただ)軍に敗北してしまい、

再び服従することになります。

この時は井伊家は今川家に背いた罪により過酷な服従時代を過ごす事になります。

 

そして直虎の結婚にも介入

そして時代は直虎が城主となる時代に戻ってきます。

直虎の父である井伊直盛(いいなおもり)には嫡男がいなかったことが原因で、

婿をとることに決めます。

お婿さんの名前は亀之丞という名前でした。

しかしこの婿養子の父である井伊直満と直虎の井伊家の重臣が非常に仲が悪く、

彼は直満が井伊家に入って来た時に直満に嫌われているのが原因で、

井伊家を追い出される可能性があると考えます。

そして今川へ直満を殺害してもらうために彼の悪口を今川義元(いまがわよしもと)へ流します。

義元はこの噂を信じて井伊家に介入して直満と彼の息子を殺害してしまいます。

そして亀之丞は父達が殺害されてしまったことを知り、

自らの命も危険にさらされる可能性があると考えて逃亡してしまいます。

こうして今川家の介入によって井伊直盛の家は、婿養子を取ることに失敗してしまい、

直虎の結婚も破断することになるのです。

 

父の死と亀之丞の息子

ろうそく f

 

直虎は許嫁となってるはずであった亀之丞が逃亡してしまったため、

結婚できなくなってしまいます。

ついでにこの亀之丞は信濃(しなの)まで逃亡して、

この地で彼を匿ってくれた豪族の娘と結婚し、男の子をもうけることになります。

この男の子の名前を虎松(とらまつ)という名前でした。

さて直虎にはまだまだ不幸が連続します。

井伊家に帰ってきた直親(亀之丞)は直虎の父である井伊直盛から

「わしの家には男の子がいないので、お前が井伊家の宗家を継ぐんだ。」と命じます。

この結果、直虎は元婚約者の元で生活することになるのです。

直親を井伊宗家の後継として決めた後に父直盛は義元と共に桶狭間の戦いに従軍することに。

だが直盛は帰ってくることはできませんでした。

その理由は織田信長の奇襲作戦によって今川義元が討ち死にし、

本陣を守備していた直盛も討ち取られてしまいます。

直虎の井伊宗家は今川に関わったことで次々と不幸が連続することになるのです。

 

戦国史ライター黒田廉のひとりごと

黒田廉

 

女城主井伊直虎はどのようにストーリーが進んでいくことになるのか一切不明ですが、

井伊直虎と関係の深い亀之丞の話は多分出てくるのではないかと思います。

直虎にとって今川家は恨みの対象でしかないのですから、

彼女の人生の前半部分をどのようにして放映していくのか非常に楽しみではあります。

参考文献 アスキー新書 女たちの戦国 楠戸義昭著など

 

関連記事:楽しみながら戦国時代のエピソードを学べる歴史マンガ3選

関連記事:日本で一番すごい武将?敵中を突破して帰国した猛将・島津義弘の武勇伝

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

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