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執筆者:黒田廉

出雲の麒麟児・山中鹿之助の青年期に迫る

この記事の所要時間: 242




 

中国地方は尼子氏と大内氏の両巨頭がしのぎを削って戦っておりました。

しかし大内氏が陶晴賢(すえはるかた)に討ち取られ、陶氏が毛利元就(もうりもとなり)との戦で

壊滅すると毛利氏が勢力を拡大していくことになります。

出雲の大勢力であった尼子氏も毛利氏によって

本拠地月山富田城(がっさんとだじょう)を陥落させられてしまいます。

こうして尼子氏の勢力は消滅したかに見えましたが、一人の忠臣が尼子氏再興をするべく

奔走することになります。

その人物の名を山中鹿之助(やまなかしかのすけ)と言います。

 

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幼少期から剛勇をふるう鹿之助

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山中鹿之助は尼子家臣である山中幸満(やまなかゆきみつ)の息子として誕生します。

彼は幼少期から兵法書などを読みあさっており、軍に対して強い憧れを抱いておりました。

その彼は16歳の時に一騎打ちで敵将の首を見事上げて輝かしい初陣を果たすことになります。

こうして鹿之助の名前は尼子家中にも広まっていくことになります。

 

殿でも活躍する鹿之助

 

鹿之助は尼子家中でも屈指の猛将としてその名を轟かせることになります。

彼の戦上手は戦場での一騎打ちだけではなく殿においてもその能力が発揮させることになります。

毛利氏は尼子氏を倒して中国地方の覇者たる地位を手に入れるため月山富田城を包囲するため、

月山富田城近辺になる支城郡を攻略するべく攻撃を開始します。

尼子氏も毛利軍の支城攻撃をただ黙って見てるわけにいかず、救援軍を派遣。

しかし尼子軍が支城救援のために出した軍勢は間に合わずに陥落してしまいます。

そして毛利両川の吉川元春(きっかわもとはる)と小早川隆景(こばやかわたかかげ)の

軍勢が尼子軍に猛攻を仕掛けてきます。

尼子軍は支城救援軍に参加していた山中鹿之助を殿に据えて

本隊は月山富田城へ帰還することにします。

鹿之助は200人の兵で殿を任されると猛攻を仕掛けてくる

吉川・小早川の軍勢に対して果敢に攻撃を仕掛けて、

両軍が退いた隙に一気に退くことを幾度か行い無事に月山富田城へ入城します。

鹿之助は殿の時の戦いで毛利両川の軍勢を七度も追い返しております。

武勇に優れている鹿之助を見た尼子家臣は鹿之助のことを「出雲の麒麟児」と

言って褒めたたえます。




激戦:月山富田城攻防戦

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毛利軍は月山富田城の支城郡をひとつずつ丁寧に攻略していき、ついに尼子氏の本拠地である

月山富田城攻略へ向けて攻撃を開始します。

鹿之助もこの戦いに参加して毛利軍迎撃のために城門守備を任されます。

毛利軍は激しい攻撃を幾度も行っていきますが、鹿之助は攻め寄せてくる毛利軍を迎撃して

幾度も追い返すことに成功します。

毛利軍は鹿之助らの活躍によって月山富田城攻略戦は長引いていくことになります。

この激戦と言われる月山富田城攻防戦の最中、鹿之助は毛利軍の猛将として名高い品川大善

(しながわだいぜん)と一騎打ちを行い見事討ち取ることに成功。

この戦いに勝利したことで尼子軍の士気は一気に上昇していくことになります。

しかし毛利軍度重なる猛攻によって月山富田城の将兵は死傷していきます。

また支城郡が全て奪取されたことで補給が滞り始め、月山富田城の兵糧がすくなっていきます。

この状況を知った尼子家の当主義久は毛利軍に降伏することを申し入れます。

この申し入れは受理され、尼子氏は毛利家に降伏。

鹿之助は浪人となってしまうのです。

 

戦国史ライター黒田レンの独り言

黒田廉さん02b 背景あり

 

鹿之助は尼子氏の本拠地落城によって浪人になってしまいます。

そして彼は月山富田城の近くで三日月に向かって「我に七難を八苦を与えたまえ、

そしてこの七難八苦をクリアしたならば尼子氏再興を許可していただきたい」と

お願いします。

このお願いをした後彼は尼子再興へ向けて奔走することになります。

 

参考文献 洋泉社 消えた戦国武将とその後など

 

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—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

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横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

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