広告募集
帝政ローマ

はじめての三国志

menu

三国志の雑学

【司馬の八達】超厳しい父親に育てられた俊英・司馬朗の提案を聞かなかったばっかりに・・・・

この記事の所要時間: 226




 

司馬の八達(しばのはったつ)と言われた俊英達のひとりである司馬朗(しばろう)

彼は超厳しい父親に育てられて育っていきますが

暴君となった董卓(とうたく)に捕まってしまいます

あの手この手を使って彼の元から離れ郷里へ帰ってきます。

そして郷里に到着した彼は住民達へ提案するのですが、

彼の提案に従わなかったばっかりに大変なことになってしまうのです。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:【新企画】朝まで三国志を開催!夜22時~朝6時までノンストップ特別企画!




超厳しい父親に育てられる

 

司馬朗には超絶厳しい父親がおりました。

その父親の名前は司馬防(しばぼう)と言います。

彼は京兆(けいちょう)尹などの官職を歴任した後漢王朝の高官でした。

そんな彼は家に帰ってきても威儀を崩さず、

くつろいでいる時も威儀を正していた自分に厳しい人物でした。

司馬朗や司馬朗の弟である司馬懿はこの父に厳しく育てられ、

父が座れと言われるまでずっと座ることができず、

父の前で話すときも父から名指しで質問されるまで話すことは禁じられておりました。

このような厳しい家庭に育った司馬朗は父と一緒に洛陽へ向かうことになります。




董卓に捕まる

 

司馬朗は父と一緒に洛陽へ到着するとこの地で過ごしておりましたが、

暴君・董卓(とうたく)が洛陽へ登場すると状況は一変してしまいます。

彼は洛陽を焼き払って長安へ遷都することを家臣達に告げて、

住民達を先に長安へ強制的に移住させてしまいます。

司馬防は司馬朗に「家族を連れて郷里へ帰れ」と命令。

司馬朗は家族を連れて洛陽から逃亡していきます。

董卓は司馬防の息子である司馬朗が逃亡したとの報告を聞くとすぐに彼をとっ捕まえて、

司馬防の元へ帰してしまいます。

 

賄賂を送って郷里へ帰る

 

司馬防は董卓が滅びることになると予想し、

洛陽にいる董卓子飼いの役人へ賄賂を贈って逃亡を図ります。

董卓子飼いの役人は、

司馬朗からの賄賂を受け取り彼をこっそりと洛陽から逃がしてしまいます。

こうして司馬朗は家族を連れて郷里である河内(かだい)へ逃亡することに成功するのです。

 

長老へ提案するも・・・・

 

司馬朗は河内の実家に帰るとすぐに住民達の代表である長老達を集めて提案します。

彼は長老達へ「董卓は天下の諸侯から恨みを買うことばかりを行い、

彼を討伐するために兵を挙げることになるでしょう。

討伐軍が董卓を一気に攻め滅ぼすことができればいいのですが、

もし董卓を攻め滅ぼすことができずに滞陣することになると

必ず彼らは洛陽の近くにある河内に駐屯することになるでしょう。

連合軍達は寄せ集めであるため、軍令が行き届いていない可能性が高く、

民衆達にもしかしたら危害を加えるかも知れないでしょう。

この時に住民一人ひとりが軍兵に逆らう事などできるわけがありません。

そこで私は一族の親戚が兵を率いて黎陽(れいよう)に駐屯しているので、

住民の皆さんに一族を率いてこの地へ移住すれば安全であると私は考えます。」と

提案します。

しかし住民達は生まれ育った故郷を捨てることができないと反対し、

司馬朗は家族を率いて親戚のいる黎陽へ移り住むことにします。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

 

さて河内の住民達はその後どうなったのでしょうか。

董卓を滅亡させるために反董卓連合軍が結成されますが、

董卓を滅亡させることはできませんでした。

連合軍は洛陽の近くに有る河内の地にも駐屯することになるのですが、

軍兵達は行儀が悪く河内の地の住民達から略奪を行い、

逆らった者は殺害されてしまいます。

そのため河内に住んでいた住民の半分が殺害されていなくなってしまったそうです。

司馬朗の予想通りに展開してしまったため、

「あの時に司馬朗の進言を聞いていれば良かった」と

残った住民達はすごく後悔したのではないのでしょうか。

 

参考文献 ちくま文芸文庫 正史三国志魏書3 今鷹真・井波律子著など

 

 

■記事の内容に関するお問い合わせ(誤植等のご報告など)はこちら

 

関連記事:【孔明死後の三国志に詳しくなろう】司馬師打倒の兵をあげた毌丘倹の反乱はなぜ失敗したの?

関連記事:【晋の皇帝 司馬炎の悩み】司馬家の後継者問題

 

 

 

—熱き『キングダム』の原点がココに—

春秋戦国時代バナー




黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 漢の時代の役人はこんなに大変!貧乏になると首って本当だったの?
  2. 劉備と呂布を仲たがいさせよ!駆虎呑狼の計
  3. 三国志演義の一騎打ちは爽快極まりない個人と個人のぶつかり合いだっ…
  4. 理屈は確かにそうだけど・・中2病的な袁術の皇帝即位の理由とは?
  5. 曹丕、女心を詩で歌う ごめんねディスしてキャンペーン
  6. 崔琰(さいえん)は曹操に仕える前はいったい何をしていたの?
  7. 【曹操軍と劉備軍】部下と君主関係の違いって一体どこら辺から?
  8. 若き日の曹操の優れた危機察知能力と後漢王朝への忠義心

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 曹操は女の敵なのかどうかを検証する・その1
  2. 朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ(笑) 第6部
  3. 【燕の名将・楽毅の名言】古の君子は交わりを断つとも悪声を出さず
  4. 37話:人を信じられなかった豪傑呂布、戦場に散る
  5. 119話:孔明君のジャングル探検?南蛮討伐本戦
  6. 竹中半兵衛重治と黒田官兵衛はどっちが凄かったの?

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志の書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

劉備が乗っていた的廬がありえないぐらいスゴイ馬だった!? 意外!龐統は不細工では無かった?蜀志龐統伝には明かされていない龐統の容貌 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース30記事【4/10〜4/16】 【龐煖の死】対趙攻略戦を地図で解説&大胆キングダム予想! 韓遂(かんすい)とはどんな人?生涯の大半を反乱にささげた不屈の反骨心【前半】 治世の能臣乱世の奸雄:曹操に人気がない理由は? 【占いで見る三国志】曹魏が倒れることが曹叡の時代に予言されていたってホント!? 23話:二人の英雄を破滅に追いやる魔性の玉璽

おすすめ記事

  1. 范雎(はんしょ)とはどんな人?平民から秦の宰相まで上り詰め、恩と復讐を忘れなかった苦労人
  2. 李通(りつう)とはどんな人?義侠心に溢れた魏の知られざる勇将
  3. 【経営者・人事必見!】諸葛亮孔明から学ぶ7つの人材登用ポイント!
  4. 98話:曹操、張魯を降すべく漢中に進軍する
  5. 王昭儀列伝|曹操に最も寵愛された女性
  6. 【ビジネス三国志】曹操、黄蓋、孫権から学ぶ性格を見抜かれない上司になる方法
  7. 趙雲は何で桃園義兄弟ではないのか?
  8. 【劉孫同盟誕生秘話】孫呉の内部は新劉備派と反劉備派に割れていた

はじさん企画

帝政ローマ
広告募集
特別企画


袁術祭り

異民族
諸子百家
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
PAGE TOP