法正特集
官渡の戦い




はじめての三国志

menu

三国志の雑学

【司馬の八達】超厳しい父親に育てられた俊英・司馬朗の提案を聞かなかったばっかりに・・・・

司馬朗と司馬防




 

司馬の八達(しばのはったつ)と言われた俊英達のひとりである司馬朗(しばろう)

彼は超厳しい父親に育てられて育っていきますが

暴君となった董卓(とうたく)に捕まってしまいます

あの手この手を使って彼の元から離れ郷里へ帰ってきます。

そして郷里に到着した彼は住民達へ提案するのですが、

彼の提案に従わなかったばっかりに大変なことになってしまうのです。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:【新企画】朝まで三国志を開催!夜22時~朝6時までノンストップ特別企画!




超厳しい父親に育てられる

 

司馬朗には超絶厳しい父親がおりました。

その父親の名前は司馬防(しばぼう)と言います。

彼は京兆(けいちょう)尹などの官職を歴任した後漢王朝の高官でした。

そんな彼は家に帰ってきても威儀を崩さず、

くつろいでいる時も威儀を正していた自分に厳しい人物でした。

司馬朗司馬朗の弟である司馬懿はこの父に厳しく育てられ、

父が座れと言われるまでずっと座ることができず、

父の前で話すときも父から名指しで質問されるまで話すことは禁じられておりました。

このような厳しい家庭に育った司馬朗は父と一緒に洛陽へ向かうことになります。




董卓に捕まる

 

司馬朗は父と一緒に洛陽へ到着するとこの地で過ごしておりましたが、

暴君・董卓(とうたく)が洛陽へ登場すると状況は一変してしまいます。

彼は洛陽を焼き払って長安へ遷都することを家臣達に告げて、

住民達を先に長安へ強制的に移住させてしまいます。

司馬防は司馬朗に「家族を連れて郷里へ帰れ」と命令。

司馬朗は家族を連れて洛陽から逃亡していきます。

董卓は司馬防の息子である司馬朗が逃亡したとの報告を聞くとすぐに彼をとっ捕まえて、

司馬防の元へ帰してしまいます。

 

賄賂を送って郷里へ帰る

 

司馬防は董卓が滅びることになると予想し、

洛陽にいる董卓子飼いの役人へ賄賂を贈って逃亡を図ります。

董卓子飼いの役人は、

司馬朗からの賄賂を受け取り彼をこっそりと洛陽から逃がしてしまいます。

こうして司馬朗は家族を連れて郷里である河内(かだい)へ逃亡することに成功するのです。

 

長老へ提案するも・・・・

 

司馬朗は河内の実家に帰るとすぐに住民達の代表である長老達を集めて提案します。

彼は長老達へ「董卓は天下の諸侯から恨みを買うことばかりを行い、

彼を討伐するために兵を挙げることになるでしょう。

討伐軍が董卓を一気に攻め滅ぼすことができればいいのですが、

もし董卓を攻め滅ぼすことができずに滞陣することになると

必ず彼らは洛陽の近くにある河内に駐屯することになるでしょう。

連合軍達は寄せ集めであるため、軍令が行き届いていない可能性が高く、

民衆達にもしかしたら危害を加えるかも知れないでしょう。

この時に住民一人ひとりが軍兵に逆らう事などできるわけがありません。

そこで私は一族の親戚が兵を率いて黎陽(れいよう)に駐屯しているので、

住民の皆さんに一族を率いてこの地へ移住すれば安全であると私は考えます。」と

提案します。

しかし住民達は生まれ育った故郷を捨てることができないと反対し、

司馬朗は家族を率いて親戚のいる黎陽へ移り住むことにします。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

 

さて河内の住民達はその後どうなったのでしょうか。

董卓を滅亡させるために反董卓連合軍が結成されますが、

董卓を滅亡させることはできませんでした。

連合軍は洛陽の近くに有る河内の地にも駐屯することになるのですが、

軍兵達は行儀が悪く河内の地の住民達から略奪を行い、

逆らった者は殺害されてしまいます。

そのため河内に住んでいた住民の半分が殺害されていなくなってしまったそうです。

司馬朗の予想通りに展開してしまったため、

「あの時に司馬朗の進言を聞いていれば良かった」と

残った住民達はすごく後悔したのではないのでしょうか。

 

参考文献 ちくま文芸文庫 正史三国志魏書3 今鷹真・井波律子著など

 

 

■記事の内容に関するお問い合わせ(誤植等のご報告など)はこちら

 

関連記事:【孔明死後の三国志に詳しくなろう】司馬師打倒の兵をあげた毌丘倹の反乱はなぜ失敗したの?

関連記事:【晋の皇帝 司馬炎の悩み】司馬家の後継者問題

 

 

 

—熱き『キングダム』の原点がココに—

春秋戦国時代バナー




黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 陳宮 陳宮(ちんきゅう)ってどんな人?溢れんばかりの才能を備えた知略家…
  2. 【戦国時代と三国時代の類似点】権力者に抵抗して戦い抜いた曹髦と織…
  3. 魯粛、孫権、孔明 狂児・魯粛は三国史隋一の外交官だった理由
  4. 魯粛 魯粛の子孫は父と同じように優秀な人なの??
  5. 【第四回 放置少女】伏龍参戦の新イベントと公孫瓚に挑んでくるぜ!…
  6. 王儁(おうしゅん)とはどんな人?曹操を認め親しく付き合っていた孟…
  7. 国士無双の韓信が滅びるきっかけを作ったのは劉邦のせいだった?
  8. 【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第20話 「罪と罰」の見ど…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 関帝廟 関羽
  2. 韓非子を読む劉禅
  3. 騎馬兵にあこがれる歩兵
  4. 空腹の三国志の兵士
  5. 悪来と呼ばれた典韋
  6. 蜀の劉琦
  7. 典韋にボコボコにされる成廉

おすすめ記事

  1. 【第5回 幻想少女】ついに董卓との決戦!みんな大好き・袁術様も登場だ!!
  2. 蔣琬は諸葛亮がいなければ死んでいたってマジ!?
  3. 【9月の見どころ】9/29公開予定:【三国志平話】小喬がイケメン孔明に生唾ごっくん
  4. 曹操に警戒された司馬懿の凄さはどこにあるのか? 司馬懿
  5. 【出身州別】三国志キャラの性格診断 第一回:司隷(しれい)、豫州(よしゅう)編 関羽と周倉
  6. 赤兎馬ってどんなウマ?呂布も関羽も愛した名馬

三國志雑学

  1. 孔明
  2. 蜀の厳顔
  3. 蜀の劉備
  4. 張飛の男気人生
“はじめての三国志150万PV" はじめての三国志コミュニティ総合トピック
“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 孫策、陸遜、顧邵、他
  2. 生姜を買ってくる左慈と曹操
  3. 幕末 帝国議会
  4. 李広利
  5. 曹操は褒め上手
  6. はじめての三国志 画像準備中
  7. 官渡の戦い 曹操 勝利

おすすめ記事

【はじさん書評倶楽部】人生の勝算(NewsPicks Book)前田裕二 陸遜 石兵八陣(八卦陣)は実在した?陸遜が夷陵の戦いで破れなかった八卦陣 シリア 関羽 大改名!?中東でも放送されたアニメ『三国志』 曹操 怪談話のルーツは中国にあり!オカルト集、捜神記とは? 【シミルボン】三国志、冬の暖房、炉炭で暖まろう! 北伐を結構する孔明 孔明の北伐はノープランだった!?北伐の意図は何だったの? 長安(俯瞰で見た漢の時代の大都市) 潼関の戦いの舞台関中はどんな土地? 最強中二病!袁術はどうして皇帝になろうとしたの?

はじさん企画

“if三国志" 英雄の死因 “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
英雄の武器 編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志" 英雄の墓特集
“邪馬台国"

“三国志人物事典"

PAGE TOP