【劉備の初代軍師・徐庶】剣術家から学問の道へ変更したきっかけとは?


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徐庶(じょしょ)

劉備が荊州(けいしゅう)の劉表の元にいた時に軍師として活躍した人物です。

彼は軍師としての智謀も優れておりましたが元々剣術の使い手として有名でしたが、

あることがきっかけで剣術を捨てて学問の道へと進んでいくことになります。

なぜ彼は剣術を捨てて学問の道へ進むことになったのでしょうか。

 

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関連記事:もし徐庶が軍師として劉備軍に留まっていたら三国志はどうなっていた?


仇討ちをするが・・・・

 

徐庶は若い頃任侠に憧れて剣術を習い相当の使い手として知られておりました。

また任侠の頃は徐庶と名乗っておらず徐福(じょふく)という名前で、

世間を流れ歩いておりました。

そんな彼ですが、ある人物から依頼されて仇討ちを行います。

この仕事を見事こなした彼はすぐに変装して逃亡。

しかし役人は彼を見事捕縛し牢屋へぶち込みます。

役人は彼がなぜ殺害を行ったのか犯行動機を取り調べますが、

徐庶は取り調べられても一切語ることをしませんでした。

また役人は徐庶の姓名を聞き出そうとしますが、これも聞き出すことができませんでした。

そこで役人はある方法を思いつきます。


民衆に情報提供を求めるが・・・・

 

役人は徐庶を柱に張り付けて市場にさらし者にします。

さらに板へ「この者を知っている者がいればすぐに役所に知らせるように」と書きます。

役人はこのようにしておけば誰かしらは情報提供をしてくるはずだろうと考えますが、

民衆達は一切彼に関する情報提供を行うことをしませんでした。

そんな中、徐庶の仲間達が柱をぶっ壊して徐庶を救出してしまいます。

役人は急いで徐庶と仲間達を追跡しますが、

彼らに追いつくことができず逃亡されてしまいます。

 

改心して学問の道へ

 

徐庶は仲間達のおかげで逃走することができたのですが、

任侠の世界から足を洗うことにします。

そして彼は学問の道へ突き進むことを決め今まで相棒であった刀を捨て、

新しい相棒として書物と筆を手に入れます。

またおしゃれな服も一切捨ててボロボロの単衣に着替えると早速学問を学ぶべく

塾へ通うことにします。

だが塾の生徒達は徐庶が任侠関係の人物であることを噂で聞いていたため、

彼と仲良くしようと考える学生は誰もいませんでした。

そこで徐庶はあることを思いつきます。


掃除を行い相手の立場に立って物事を考える

 

徐庶はみんなからハブにされると何がダメなのかを考えます。

そして元任侠者だったことがネックになっていると考え、

このイメージを払拭するために毎日早朝に起きて塾の中をきれいに掃除します。

彼が早朝に塾へ来て掃除している姿を見た学生は彼に感心すら持たず、

徐庶の接し方に変化はありませんでした。

しかし毎日掃除を行うことで少しづつ変化が見られることになります。

さらに彼は人の立場になって物事を考える癖をつけたことによって、

相手を尊重して行きます。

また経学や経書を一生懸命自己学習することで、

他の人達より経学・経書の二つの学問において精通していくことになり、

実力を見せていくことになります。

これらの行動によって徐庶にも友達が出来ることになるのです。

その名を石韜(せきとう)といい彼の人生において非常に長い付き合いとなるのですが、

当時の徐庶には知る由もありませんでした。


  

 

三国志ライター黒田レンの独り言

 

今回は【劉備の初代軍師・徐庶】剣術家から学問の道へ変更したきっかけとは

をご紹介しました。

徐庶といえば劉備へ諸葛孔明を紹介した人物として知られておりますが、

意外と若い頃の彼を知っている人は少ないのではないのでしょうか。

三国志を少し知っている人でも知らないことだと思いますので、

ぜひ自慢してみてはいかがですか。

 

参考文献 ちくま文芸文庫 正史三国志蜀書 今鷹真・井波律子著など

 

 

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—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 


 

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