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【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十八話 「あるいは裏切りという名の鶴」の見どころ紹介

2017年5月28日


 

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井伊家を守るために日夜奮闘している井伊直虎(いいなおとら)。

前回は日本の戦を一変させた鉄砲がついに井伊家にやってくることになり、

直虎はこの南蛮渡来の新兵器鉄砲を量産するための工夫を凝らしていくことになります。

しかし今川家から井伊家の目付け役として命じられていた小野政次(おのまさつぐ)に

鉄砲の生産が見つかってしまい、

今川家に対して謀反を企んでいるのではないかと疑われてしまいます。

一体直虎はどうなってしまうのでしょうか。

大河ドラマ・井伊直虎第18話「あるいは裏切りという名の鶴」の見どころを

ご紹介していきましょう。

 

前回記事:【おんな城主 直虎を見逃した方必見】第一話「井伊谷の少女」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主 直虎を見逃した方必見】第二話「崖っぷちの姫」の見どころ

前回記事:【おんな城主 直虎を見逃した方必見】第三話「おとわ危機一髪」の見どころ

前回記事:【おんな城主 直虎を見逃した方必見】第四話「女子にこそあれ次郎法師」の見どころ

前回記事:【おんな城主 直虎を見逃した方必見】第五話「亀之丞帰る」の見どころ

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第六話「初恋の分かれ道」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第七話「検地がやってきた」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第八話「赤ちゃんはまだか」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第九話「桶狭間に死す」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十話「走れ竜宮小僧」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十一話「さらば愛しき人よ」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十二話「おんな城主直虎」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十三話「城主はつらいよ」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十四話「徳政令の行方」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十五話「おんな城主対おんな大名」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十六話「綿毛の案」の見どころ紹介

前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十七話「消された種子島」の見どころ紹介

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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第19話の見どころ紹介その1:直虎再び駿府へ

 

小野政次は井伊直虎が鉄砲の量産している証拠として、

直虎が鍛冶屋に命じて作らせた鉄砲の試作品と井伊家が保有していた鉄砲を押収。

政次はこれらをもって直虎の元へ行き「このような物を作って、

今川家に謀反を起こそうとしているのか。

申し開きがあるならば、駿府へ言って直に今川氏真様に伝えましょうぞ」と直虎達を脅迫。

この政次の仕打ちに激怒した中野直之は政次を斬ってしまえばいいと吼え、

刀を抜いて襲いかかろうとします。

しかし直虎達が直之を押さえつけてなんとか斬りつけないように阻止。

そして直虎は正次へ「わかった。駿府へ向かうとしよう。

だが鉄砲はここに置いていけ!!」と言い放ち一緒に出て行っていしまいます。

このような事態で直虎が危機に陥っている中、

一人だけ鉄砲の生産が出来ていないことに落胆している人がいました。

その人物は瀬田の方久(せたのほうきゅう)です。

方久は鉄砲生産のために資金を投資していたにも関わらず、

まだ鉄砲が完成していないため落ち込んでしまいます。

しかしすぐにあることを思いついて駿府に向かって突っ走って行くのでした。

一体方久は何を思いついて駿府へ向かったのでしょうか。

そして直虎と政次はどうなってしまうのでしょうか。

 

第19話の見どころ紹介その2:方久の秘策が功を奏することに

 

今川家では氏真の政治アドバイザーとして、

貢献していた今川義元(いまがわよしもと)の母である寿桂尼(じゅけいに)が、

病に倒れてしまって明日亡くなってもおかしくない状態でした。

さてこのような状況とは知らずに直虎は寿桂尼にあって話をしようと考えておりました。

そんな中今川氏真の元に井伊家家臣・瀬田の方久がやってきます。

氏真は方久と会見。

方久は自己紹介した後、あることを今川氏真に話すのでした。

さて直虎・中野直之・小野政次の三人は駿府館(すんぷやかた)に到着すると方久を発見。

方久は直虎達を見つけると氏真と会見した後あることを行ったと述べます。

この方久の行動によって直虎は九死に一生を得ることになります。

一体方久は今川氏真と会見して何を話してきたのでしょうか。

ヒントは鉄砲と銭になります。

気になる方は是非ご覧あれ!!

 

第19話の見どころ紹介その3:三国同盟が破棄されることに・・・・。

 

直虎、方久、直之の三人は駿府館を後にして井伊谷へ帰還していきます。

政次は直虎達が居なくなった後、氏真と会見し挨拶を済ませた時、

一人の武士が氏真の元へやってきます。

政次は重大な話だなと空気を読んでその場をあとにします。

氏真の元へやってきた武士は驚くべき内容を氏真に報告するのでした。

その内容は武田晴信(=信玄)の息子であり氏真の義兄・武田義信(たけだよしのぶ)が、

幽閉されたとのことでした。

氏真はびっくりしてなぜ義信が幽閉されたのか理由を求めますが、

武士は答えることができませんでした。

史実では信玄が義信を幽閉したのは信玄を追放して、

自らが武田家の当主に君臨しようと計画を企てていたためでした。

なぜ武田当主に君臨しようとしたのか。

それは信玄が今川・北条・武田の三国同盟を破棄して、

今川義元亡き後の今川家へ攻め込んで駿河を手中に収める軍事行動を起こすためです。

今川家にもとうとう戦乱の嵐が吹き荒れてきました。

武田との同盟が切れる寸前となっている今川家はどのように対処するのか。

また今川家が武田との同盟が切れた場合、今川家は北の武田・東の北条、

さらに西からは徳川家が今川家に襲いかかってくることになります。

そんな中、西の徳川家と東の今川家と言う二大勢力に挟まれることになった

遠江(とおとうみ)の井伊谷に割拠している井伊家は一体どうなるのか。

これからの展開が楽しみになってきますね。

 

第19話の見どころ紹介その4:ナツの証言とは

 

井伊谷から帰還した井伊直虎は龍潭寺(りゅうたんじ)の南渓和尚(なんけいおしょう)から

はじめての三国志でもお馴染みの書物「孫子」などの書物を貰い受けることになります。

和尚は直虎へ「この本を読んで先人たちの教えを学び取ってみればいいんじゃあないか」とアドバイス。

直虎は和尚からのアドバイスを受けて毎日孫子などの本を読んで、

先人達からの教えを学んでおりました。

そんな井伊家に小野政次の所に住んでいるナツがお土産をもってやってきます。

直虎はちょうど自分の母親とナツが話しているところを目撃し、

かねてから疑問に思っていたことを質問します。

直虎はナツへ「どうして小野の家に住んでいるのだ。

あんな奴と一緒に住んでいれば息が詰まって大変ではないか。」と尋ねます。

するとナツは「義兄は政治の話は家で一切しません。

また非常に息子思いで優しい方ですよ。

例えるならば夜道を密かに照らしてくれる秋の月のような方でございます。」と政次を評価。

このナツの政次に対しての評価にびっくりして大声を上げてしまった直虎。

そしてナツは直虎に対して「義兄と直虎様が対立するのは致し方ございません。

しかしどうか義兄の一面がそれだけではないことを知っておいてくださいませ。」と

言って頭を下げるのでした。

ナツは以前に南渓和尚のところで「義兄は井伊谷の井伊家を守るため、

敢えて直虎と敵対するようなことばかりを行っているのではないのでしょうか」と

言っていたことがありました。

もしかしたら政次はナツが南渓和尚に言ったように井伊家を守るため、

わざと直虎に敵対するように動いているだけかもしれません。

この疑問が解決するのはもう少し直虎の話が進まなければわかりませんが、

どのようにお話が展開していくのか予想すると大河ドラマを楽しく拝見することが、

できるのではないのでしょうか。

 

大河ウォッチャー黒田レンの独り言

 

今回実は非常に今川と井伊家に取って重要な回でした。

その理由は今川家は武田から目を付けられることになり、

今後弱小豪族である井伊家に構っていられない可能性がかなり高いからです。

そして井伊家は東の今川家の勢力が弱体したことによって、

今後の方針転換を迫られる可能性が出てくるのです。

東の徳川家は三河を統一し遠江へ進出しようと準備を進めており、

このまま井伊家が今川家に従属していれば徳川家に滅ぼされてしまうかもしれません。

さらに北の武田が駿河へ侵攻してきた際、

遠江にも同時侵攻してくる可能性も視野に入れて行動していかなければなりません。

そのため武田義信幽閉事件は今川家だけが危機的状況においこまれているのではなく、

井伊家を含めた遠江・駿河に点在している

小豪族達にとっても非常に危機的状況に追い込まれているのです。

上記を考えると今回の放送は今後の井伊家の話を展開する上で

非常に重要な回であったのではと言えるのではないのでしょうか。

さて次回はどのようにお話が展開されていくのか。

乞うご期待!!

 

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黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

三國志が大好きです。オススメのマンガは曹操を描いた蒼天航路がオススメです。三國志の小説のオススメは宮城谷昌光氏が書いた三國志です。好きな食べ物はマグロ、ぶり、アジが大好きな猫です。

-おんな城主 直虎