三国志と夏の風物詩「蚊」は古代中国の偉人も苦労していた


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梅雨を過ぎると、間も無くやってくる夏、夏休み、盆踊り、花火大会、海水浴

色々ありますが、この季節にピークを迎えるのが、あのうるさい蚊です。

さて、三国志の時代には、この蚊にはどのように対処していたのでしょうか?

 

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春秋戦国時代 斉の桓公はすでに蚊帳を使っていた

 

キングダムの時代でもある春秋戦国時代の最初の覇者、斉の桓公(かんこう)はすでに

翡翠(ひすい)のような光沢の紗(しゃ)で蚊帳(かや)を編んで吊っていたようです。

それより4百年後の荘子(そうし)は、蚊の襲来に悩まされたらしく、

 

「蚊虻豽膚 則通夕不寐矣」外編・天運編

 

蚊に咬まれて一晩中寝付けないと詩を読んでいます。

ここから見ると、まだ蚊帳は贅沢品で王侯貴族しか使っていなかった

という事情が見て取れますね。


晋の時代の蚊賦

 

三国志よりも少し後の晋の時代には、蚊の賦(うた)という漢詩があります。

そこには、同じように蚊の迷惑について

 

「餐膚体以療飢 妨農功于南畝 廃女工于杼機」

 

意訳:蚊は私達から血を吸って空腹を満たし、

男は畑仕事を妨げられ、女は機織りを辞めてしまうのだ。

 

というように、かなり非難がましい事を詠んでいます。

当時から、相当数、蚊は存在していたのでしょう。

晋の時代でこれなら、三国志の時代も人々は蚊に悩まされた筈です。

 

蚊に負けてはいられない、様々な撃退グッズ 野草

 

もちろん人間はバカではありませんから、蚊の横暴を放置しません。

様々な蚊撃退グッズを編みだして対抗しました。

例えば、家の周辺に香りが強く、蚊の嫌う植物、アラセイトウ

ホウセンカ、七里香、トンキンカツラ、ラベンダーなどを植えています。

これらは蚊よけになるだけでなく、良い香りで人を楽しませました。


蚊撃退グッズ 香袋

 

携帯蚊除けとしては、香袋も用いられました。

袋の中には、ハッカ、シソ、ショウブ、ウイキョウなど香りが強い

薬草を入れて蚊が寄りつかないようにしたのです。

この香袋なら、三国志の時代にも登場していますね。

 

今でいう、野外活動の時の虫よけグッズのような感覚で、

当時の人も利用した事でしょう。


  

 

蚊撃退グッズ 吸蚊灯

 

日本では、馴染みがありませんが、吸蚊灯という道具もあります。

いつ頃から使われているか定かではありませんが、吸蚊灯は

陶器で出来ていて側面と上部に通気の為の穴があいています。

 

中で火を灯すと、火は暖められた空気と共に上に昇っていき、

側面の穴から冷えた空気が吸い込まれます。

蚊は僅かな空気の揺れでも吸い込まれるので、吸蚊灯の近くを

通ると吸い込まれて焼け死ぬのです。

 

今の電気式の害虫誘因器のようなものではないでしょうか

 

 

蚊撃退グッズ 元祖蚊取り線香 ヨモギを燃やす

 

一番、単純で効果抜群なのが、ヨモギを刈ってきて、室内で燃やす事です。

ヨモギというのはお灸に使う、あのもぐさの事でもあります。

 

これは、三国志の時代から存在した事が確実で、蚊が酷い時には、

関羽(かんう)も劉備(りゅび)も曹操(そうそう)も、

ヨモギを燃やして室内の蚊を燻し殺したのです。

 

 

蚊を甘くみてはいけない

 

たかが蚊と甘く見てはいけません、蚊は伝染病などを媒介し、

年間に人類を75万人も殺傷している人類の最大の敵なのです。

※2位は人類で47万5000人

 

俗説ではありますが、あのアレキサンダー大王も宴会の最中に、

蚊に刺されてマラリアを発症して死んだとも言われています。

最近では、新種の恐ろしい伝染病もありますし、

簡単に考えないで蚊対策をした方がいいですよ。

 

三国志ライターkawausoの一言

 

kawausoは、汗っかきのせいか、よく蚊に刺されますので、

電池式の蚊取り線香が欠かせません。

ライティングをしていて、気分が乗っている時に刺されると

痒みでイライラして作業が止まるので必需品デース。

 

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