ログイン | 無料ユーザー登録


キングダム
徐庶


はじめての三国志

menu

はじめての変

もし司馬懿が赤壁の戦いに参加していたら魏はどうなった?

司馬懿と曹操




 

ハイ、それでは、三国志の世界をいろいろな角度から掘り下げていく

「ろひもと理穂の三国志・これが起きたら時代は変わった!」のコーナーです。

 

 

「狼顧の相」を持ち、曹操からも曹丕からも

「あの男は誰かに仕えるような器ではない。大望を秘めているだろう」

と警戒され続けたのが、司馬懿仲達です。

軍略においてはあの諸葛亮孔明と互角。

兵を率いても幾多の武功を積み上げ、三国志の中では優れた英雄の一人に数えられます。

そんな司馬懿があの「赤壁の戦い」に参加していたら、勝敗は変わっていたのでしょうか。

気になりますね。

それでは妄想をしてみましょう。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:もし呂布が曹操に斬首されず助命されていたらどうなったの?




仕官のタイミング

 

曹操司馬懿の才能をずいぶん昔から見抜いています。

能力のある家臣を集めている曹操にとっては、

司馬懿はぜひとも自分の陣営に組み込みたい一人です。

しかし肝心の司馬懿の方がそれを拒否しています。

つまり曹操に仕えることに魅力を感じていないわけです。

「逃げたら殺す」とまで曹操は司馬懿にプレッシャーをかけています。

ここまで執拗に司馬懿にこだわる理由はいくつか考えられますが、

一つはこれほどの才能の男を野放しにしておくと危険だというものです。

他の群雄に仕える可能性もあります。そうなると脅威です。

仕えないのなら殺せという命令はそんな曹操の気持ちの表れではないでしょうか。

ちなみに曹操が丞相に就任した208年6月には、観念して曹操に仕えることを誓っています。

曹操は翌月に15万の兵を率いて荊州に攻め込みました。

そして10月に「赤壁の戦い」が繰り広げられるわけです。




あまりにも新参者

 

司馬氏は代表的な名士で、兄の司馬朗(しばろう)はすでに曹操に仕えています。

人脈やコネといったものは充分です。

なにせ司馬懿の父の司馬防(しばぼう)は曹操を洛陽の北部都尉に引き上げた過去があり、

曹操からしたら恩人の息子です。出世の道は確実に開けています。

しかしなにせ仕官してすぐの話ですので、

赤壁の戦い」で司馬懿が活躍するのは少し無理があります。

兵を率いて戦場に出ることは考えられません。

あったとしても曹操へ進言するくらいではないでしょうか。

賈詡荀攸という軍師がいましたから、そちらに助言する役目などが考えられます。

どちらにせよ経験不足が否めません。

 

【奇想天外な夢の共演が実現 はじめての架空戦記

 

周瑜の計略を看破していたかも

 

荊州侵攻に同行していたとしたら、静かに地形や敵陣の状況などを観察していたはずです。

黄蓋の偽りの投降も怪しいと見抜いていたかもしれませんし、

現地調査を行い東南の風が吹くことも把握していたかもしれません。

そう考えると不気味ですね。

でも司馬懿ならば考えらえます。

果たして誰に進言したら信用してもらえるのだろうか、

そもそも本当に誰も気が付いていないのか、

このまま曹操が天下を平定してしまって本当にいいのだろうか、

などなど司馬懿はいろいろなことを想定したかもしれません。

最善の結果は曹操が敗北し、もうしばらく戦乱の時代が続くことだったのではないでしょうか。

この時すでに司馬懿は自分が皇帝になることを目標にしており、

どうすれば近づけるのか自問自答していたかもしれません。

 

三国志ライター ろひもと理穂の独り言

 

あの曹操がそこまで警戒する人物ですから、

司馬懿は図太くそこまで考えて献策しなかったのではないでしょうか。

自分が飛躍できる時ではないという判断だったのでしょう。

司馬懿は曹丕と接近し友好関係を結び、着実に戦場での経験も積み、

魏を代表する将軍になるのですが、それは最も警戒していた曹操の死後のことです。

老練な司馬懿は魏国に絶大な勢力を築いていきます。蜀や呉が健在だったからこそ、

司馬懿は活躍する機会に恵まれたのです。

赤壁の戦いに負けることが司馬氏の命運を開きました。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:もし曹丕が夷陵の戦いの後に蜀に攻め込んでいたら蜀はどうなった?

関連記事:もし龐統が落鳳坡で亡くならなければ蜀はどうなった?

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

ろひもと理穂

ろひもと理穂

投稿者の記事一覧

三国志は北方謙三先生の作品が一番好きです。

自分でも袁術主役で小説を執筆しています。ぜひこちらも気軽に読んでください!

好きな歴史人物:

曹操、蒲生氏郷

何か一言:

袁術は凄いひとだったかもしれませんよー!!

関連記事

  1. 【第3回 幻想少女】驚愕の事実発覚!三国志フレンドが私にはいなか…
  2. 【三国ブレイズ 攻略1】シンプルで超絶面白い三国志ゲーム
  3. 鍾会を説得する姜維 蜀の勇将・姜維は司馬昭に嵌められ無念の最期を遂げる?
  4. 三国志大学で勉強する劉備 三国志の時代の数学を体験してみよう!なんと円周率はおよそ3ではな…
  5. 張飛 え、そうだったの?蜀の五虎将軍、実は存在しなかった?五虎大将軍の…
  6. 顎のちからが凄い関羽が乗るカバ(赤兎馬) 関羽千里行が可能だったのはカバだから?カバは身体能力的に赤兎馬た…
  7. ツンデレ曹丕 実は冷血を演じたツンデレ曹丕、その理由とは?
  8. 三国志や古代中国史を科学的視点から丸裸にする良記事まとめ7選

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 周瑜と孫策
  2. 呂布に暗殺される董卓
  3. 曹植
  4. 張良と劉邦
  5. 斉王になる司馬攸
  6. 曹操は褒め上手

おすすめ記事

  1. 【3分で分かる】卑弥呼の重臣・難升米(なしめ)とは何者なの? 難斗米(なしめ)
  2. 諸葛亮孔明とはどんな人物なの?三国志初心者に分かりやすく解説
  3. 【シミルボン】孔明も騙した?蜀に似合わないテキトー人間 何祇の人生 劉禅と孔明
  4. kawauso編集長のぼやきVol.3「諦めるとは」 kawauso
  5. 曹操は女の敵なのかどうかを検証する・その2 曹操女性の敵2 ゆるキャラ
  6. はじめての三国志公式twitterアカウントの急激なフォロワー増加について はじめての三国志

三國志雑学

  1. 討ち死にする黄崇
  2. 年を取った司馬懿
  3. 劉禅


“ながら三国志音声コンテンツ開始" “はじめての三国志150万PV" “はじめての三国志Youtubeチャンネル" “広告募集" “誤字・脱字・誤植などの報告フォーム" “はじめての三国志コメント機能"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 曹洪と曹操
  2. 「魏」の旗を持った兵士
  3. 薩摩藩の島津義弘
  4. 法正
  5. 宣誓文を読み上げる藏洪
  6. 陸遜
  7. 李牧

おすすめ記事

陳寿 三国志 三国志の生みの親であり歴史家の矜持を悩ます歴史書編纂の裏事情 孔明 【三国志平話】俺って凄いだろ?赤壁の戦いで諸葛亮が嫌な人に変身 【キングダム】李牧(りぼく)とはどんな人?趙国最後の守護神・三大天 周瑜の魅力 名将周瑜は政治のセンスもあった?戦に強いだけじゃない周瑜を考察 馬謖の陣形に笑う張コウ 【俺たちだって五虎将だ!】魏の五虎将たち~張郃篇~ 曹操と夏侯惇 夏侯惇の眼帯はバカにされるのを隠すためだった!? 101話:曹操魏王に、そして劉備は漢中奪回を目指す kawausoって、何者?

はじさん企画

“if三国志" 英雄の死因 “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志

ながら三国志音声コンテンツ
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
英雄の武器 編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志" 英雄の墓特集 誤字・脱字・誤植などの報告フォーム はじめての三国志コメント機能
“水滸伝"

“三国志人物事典"

“ながら三国志音声コンテンツ"
PAGE TOP