袁術祭り
まだ漢王朝で消耗してるの?




はじめての三国志

menu

三国志の雑学

全中が泣いた!益州のボス・劉璋の最後は実に感動的だった!

この記事の所要時間: 238




 

益州の刺史・劉璋(りゅうしょう)

父・劉焉(りゅうえん)から益州を引き継いで統治することになり、

二人合わせると数十年間益州を領有しておりました。

しかし劉備によって益州は取られてしまい、彼は荊州(けいしゅう)で暮らすことになります。

そんな彼が劉備に降伏する時はすごく感動的であったことをご存知でしょうか。

今回は劉璋の最後についてご紹介したいと思います。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:【一触即発】益州の争奪をめぐって劉備と孫権が対立しそうだった




劉備に張魯討伐を依頼

 

劉璋は曹操が漢中に割拠している五斗米道の張魯(ちょうろ)を討伐するとの

知らせを聞くとビビってどうしていいか判断に迷ってしまいます。

彼は張魯と長年敵対しており幾度も討伐軍を漢中へ差し向けますが、

勝つことができずに敗北ばかりしてしまいます。

そんな時、配下である張松(ちょうしょう)が劉璋へ「殿。荊州にいる劉備殿に

漢中の張魯討伐を依頼してはどうでしょうか。

彼は徳の将軍として知られ殿とは同姓でもあり、

彼に任せれば安心して任せることができるのではないのでしょうか。」と進言。

劉備を益州に迎えることに張松や法正以外の群臣達は大反対でしたが、

劉璋は彼らの意見に耳を貸すことなく劉備を向かいれることにします。




劉備をおもてなし

 

劉璋は劉備が益州にやってくると彼をおもてなしします。

彼は涪(ふ)城で劉備と会見すると大宴会を催すことにします。

劉璋が開いた劉備をもてなす大宴会はなんと100日以上にわたって行われることになり、

その間劉備だけをもてなすのではなく、

劉備の軍師である龐統(ほうとう)黄忠(こうちゅう)達ももてなしたそうです。

さらに劉璋は劉備が張魯討伐を行うにあたって武器・兵糧を惜しげもなく大量に与えた

そうです。

こうして劉備に対して至れり尽くせりでもてなした劉璋は成都へ帰還することになります。

 

古代中国・超科学の世界に挑戦する HMR

 

劉備の反逆

 

劉備はその後漢中へ進撃することなく葭萌関(かぼうかん)に駐屯し続けていたため、

劉璋は劉備に疑いを持ち始めます。

そんな中劉備が孫権を救援するために一時帰国をしたいと言い出します。

さらに劉備は劉璋へ「孫権を救援するために兵を一万人貸していただきたい」と依頼。

劉璋はイラっとしまし劉備の要求の半分ほどの兵士を与えることにします。

このことに激怒した劉備は「てめ~!!まじで許さねぇから」と激怒し、

漢中へ兵を向けるのではなく、益州各地の城に攻撃を仕掛けていきます。

 

連戦連敗しついに成都へやってくる

 

劉璋軍は劉備軍の攻撃を受けて各地で連戦連敗してしまいます。

さらに劉璋軍の武将達は劉備軍に次々と寝返ってしまいます。

こうした状況の中成都を防衛するための重要拠点である雒城(らくじょう)に劉備軍が到着。

この地で劉璋軍は劉備軍の進撃を止めるために篭城しますが、

兵糧が尽きて劉備軍に降伏することになります。

そしてついに成都へ劉備軍がやってくると成都城は劉備軍に包囲されてしまいます。

 

「私のせいだ」by劉璋

 

劉璋は成都城に大量の兵糧と三万の兵士を駐屯させて、

劉備軍に徹底抗戦の構えを見せます。

しかし成都城包囲が数十日が過ぎると彼は群臣を集めて

「父・劉焉の跡を引き継いで益州のボスになったが、

民衆達には安心させる統治を行うことができなかった。

今劉備の攻撃を数年間受けて民衆や兵士達が山野で、

亡くなっていくことになったのは全て私の責任である。

これ以上民衆を苦しめるわけには行かない。」と語り、劉備に降伏することを決意します。

劉璋のこの言葉を聞いた群臣達は皆涙を流していたそうです。

こうして劉璋は劉備と戦うこと三年あまり、

ついに成都城の重い城門を開いて彼に降伏することになるのです。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

 

劉璋は劉備に降伏した後に荊州へ家族と一緒に移住することになり、

以前と同じような暮らしを保証されます。

しかし孫権が荊州を奪うと彼は荊州と益州の境に行くように命じられ、

この地で亡くなったそうです。

劉璋は民政・戦において全く活躍することができない人物でしたが、

最後はしっかりと自らの行いを反省していた点は非常に評価でき、

どうしようもない人物であるとは一概に言い切れない人物ではあると考えます。

 

参考文献 ちくま文芸文庫 正史三国志蜀書 今鷹真・井波律子著など

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:益州に侵攻した劉備にとって最も強敵だったのは誰?

関連記事:益州の牧・劉璋の配下で最強の武将は誰か?魏延や黄忠を打ち破ったあの武将

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 【春秋時代ミステリー】春秋時代に残るホラー話
  2. 三国志の時代でも副業が流行っていた!サイドビジネスの種類を紹介!…
  3. 荀彧だけじゃない!?王佐の才と呼ばれた漢を紹介!
  4. 鄒忌(すうき)とはどんな人?ある楽器の腕前で宰相まで成り上がった…
  5. 集まれ曹操の25人の息子たち・その3
  6. 【三国志で例えるよ】初心者でも『ジャンヌ・ダルク』『百年戦争』が…
  7. 三国時代の税金の種類と分類をわかりやすく解説!税制がわかると三国…
  8. 死刑か肉刑か?魏の宮廷を二分した刑罰論争

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 楊阜(ようふ)はどんな人?馬超へ復讐することを誓った魏の報復者
  2. 常林(じょうりん)とはどんな人?あの司馬仲達が頭を下げて接した政治家
  3. 陳羣(ちんぐん)って九品官人法以外の実績ってあるの?
  4. 公孫度(こうそんたく)とはどんな人?幸運に恵まれ、遼東の王になった男【遼東三代記】
  5. 「斉」ってどんな国?キングダム戦国七雄を徹底紹介
  6. 真田昌幸の智謀がキラリと光る!徳川軍を打ち破った伝説の戦い上田城攻防戦

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

季布(きふ)とはどんな人?一度承諾した約束は絶対に破らない事で天下に名を轟かせた名将【後半】 104話:黄忠vs夏侯淵|定軍山の戦い 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース18記事【5/15〜5/21】 【官渡の戦い前哨戦】文醜はどうして敗北することになったの? 三国志の時代も「人は見た目が100パーセント」だった!? 【水滸伝】こいつらが憎っくき悪役達だ!! 三国志の時代の城の機能について図解解説 【素朴な疑問】蜀漢って国内はどうなっていたの?蜀軍の配置から北伐や蜀の情勢が見えてくる!

おすすめ記事

  1. 袁渙(えんかん)とはどんな人?正史「三国志」に登場し曹操が涙を見せて死を悲しんだ政治家
  2. 【キングダム芸人】中華統一を果たした信と政はどうなった?
  3. キングダム ネタバレ予想537話「休載祭り決定!なんてこったい、今後を大予想」
  4. 命乞いでここまで堕ちるか?関羽に命乞いし全てを失った男・于禁
  5. 張裔(ちょうえい)とはどんな人?あぶねぇ~もう少しで呉の文官になりかけた政治家
  6. 【はじめてのスキッパーキ】船乗り犬?それとも牧羊犬?意外に謎の多い犬種だった?【第2話】
  7. 【シミルボン】孔明も騙した?蜀に似合わないテキトー人間 何祇の人生
  8. 【キングダム533話】キングダム休載の理由を考える

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
PAGE TOP