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【祝アニメ化】ゴールデンカムイってどんな漫画なの?

2017年8月4日


 

 

週刊ヤングジャンプ連載、野田サトル原作の冒険ホラーアクション伝奇グルメ漫画、

ゴールデンカムイのアニメ化が決定しました。

日時など詳しい情報は未定ですが、アニメカットも公開されたので間違いないでしょう。

キングダム、東京喰種に次ぐ、ヤンジャンのドル箱人気漫画、ゴールデンカムイ!

まだ、内容がよく分らない読者の為に、kawausoがその面白さをザックリと

紹介しちゃいますよ。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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ゴールデンカムイ あらすじ

 

日露戦争終結間も無い、明治末期の日本、帝国陸軍第一師団一等卒の杉元佐一は、

不死身の杉元の異名を取る軍神でしたが、気に食わない上官を半殺しにしたので

恩給も名誉も失い、かつて蝦夷地と呼ばれた北海道で砂金掘りをしていました。

杉元には、戦死した戦友、寅次がいて彼の頼みで寅次の妻であり、初恋の人

梅子の眼病を治す為に大金が必要だったのです。

 

しかし、砂金掘りの最中、杉元は大酒飲みの元受刑者からアイヌが隠した

時価八万円(現在の価格で八億円)の金塊の話を耳にします。

アイヌが隠した金塊は、のっぺら坊と呼ばれる顔の無い男に奪われ、

のっぺら坊は殺人の罪で網走監獄に収監されますが、25名の受刑者の体に

刺青として金塊の隠し場所を彫りました。

 

この25名の刺青を合せると、金塊の隠し場所が分かるというのです。

やがて、この25人の囚人は網走監獄を脱獄、その中でアイヌの金塊は、

実は、時価8000億円である事が判明します。

 

のっぺら坊が隠した巨額の金塊を巡り、蝦夷共和国の夢を追い続ける

死んだ筈の土方歳三や日露戦争で国家に使い捨てにされた恨みを晴らそうとする

第七師団の中尉、鶴見、殺害されたと聞いた父が、のっぺら坊だと聞かされ

真偽を確かめようと網走監獄に向かうアイヌの少女、アシリパ

網走監獄の典獄でのっぺら坊を確保する犬童等、ひと癖もふた癖もあるキャラが

アクション、ホラー、グルメ、ホモネタ、全裸ネタ等で活躍する

冒険ホラーアクション伝奇グルメ漫画がゴールデンカムイです。

 

ゴールデンカムイ 見所 圧倒的なアクションシーン

画像引用元/ゴールデンカムイ公式サイト

 

ゴールデンカムイの見所は、重厚で圧倒的な迫力の戦闘シーンです。

主人公の杉元が不死身の異名を取る異常再生能力の持ち主ですし、アシリパも、

弓の腕前は登場人物中ピカイチ、土方歳三や永倉新八は剣の名手ですし、

牛山辰馬は怪力かつ、柔道の達人、尾形は針の穴をも通すスナイパーで、

第七師団は、街中で三八式歩兵銃を乱射する危ない連中がゴロゴロしています。

ガンアクション、剣術、柔術、様々な異種格闘技が揃う上に、

ゴールデンカムイでは、あり得ない頻度でヒグマが出てきて人間を襲います。

まさに、アクションという意味では、これだけ盛り沢山の漫画はないでしょう。

 

ゴールデンカムイ 見所 凶悪イッちゃった連中のオンパレード

 

ゴールデンカムイの登場人物は、元が凶悪な受刑者なので残虐さが半端ではありません。

家永カノは、元々老人の医師なのですが、身体の不調部分は、他人の健康な部分を

食べれば治るという同物同治という考えに取りつかれ、美しい未亡人に成りすまして

ホテルを経営し自分が気に入った身体のパーツを持つ客をホテルに泊めては

ガスで眠らせ、虐待してから、その身体を解体し食べるというキレっぷりですし、

 

辺見和雄は、見た目は腰が低い気弱な男ですが、100名以上殺した快楽殺人の異常者

さらに、辺見は同時に惨たらしく殺されたいという願望も持っていて

杉元に殺される妄想でハァハァしてしまうド変態です。

 

囚人ではありませんが、第七師団の鶴見中尉も、上官の指を食いちぎったり、

拷問と称して、杉元の頬を団子の串でいきなり貫くなど容赦がありません。

 

鶴見中尉に心酔する江渡貝弥作は天才剥製師ですが、墓地から人間の皮を掘り出して、

人間そっくりの剥製を造ったり、色々な意味で常軌を逸しています。

 

ただ、ずーっと漫画を読んでいると、こういうイッちゃった連中が、

ちょっと可愛く見えてくるんですよね・・

 

ゴールデンカムイ 見所 雄大で豊かなグルメ描写

 

ゴールデンカムイでは、アイヌの少女、アシリパがアイヌ文化のナビゲーターです。

その中のメインを占めるのは、アイヌ料理で、鮭、ヒグマ、大鷲、シャチ、

かわうそ、イトウ、アザラシ、蝦夷シカなど、北海道の恵みを解体、料理して食べます。

アシリパは気前よく、アザラシや、カワウソの脳みそや目玉を「珍味」と言いつつ

杉元や白石に与えますが、まんまの見た目に杉元達には概ね不評のようです。

 

当初、アシリパは杉元が持参した味噌をオソマ(ウンコ)と呼んで食べませんでしたが

ある時から、味噌を気に入り、以後は、アイヌ料理に味噌が定番になりました。

ただし、アシリパは味噌食べていいウンコと理解しているようです。

 

定番は、チタタプで、これは食材をミンチにする手法なのですが、

食材を刻む人はチタタプと口ずさむ事になっていて、最近は土方や尾形まで

チタタプ言うようになりました。

 

なんだかんだで、登場人物はアシリパに敬意を払っていて、

漫画の中では、大抵のキャラがアシリパにさんづけです。

 

ゴールデンカムイ 見所 ギリギリの危ないネタ

 

ゴールデンカムイは、一応マジメなアクション伝奇ホラー漫画ですが、

作者の趣味か、頻繁に登場する男達が全裸になります。

 

ゴールデンカムイの115話では、催淫剤の効果があるラッコの肉の臭いを

主人公、杉元、白石、キロランケ、谷垣が嗅いでいる間にムラムラと変な気持になり

最終的にフンドシ一丁で、4人が相撲を取るという形で発散させました。

 

他にも、男達が温泉に浸かっている最中に敵に襲われ、闇夜をフルチンで

戦う羽目になったりと、男裸祭り万歳が漫画のコンセプトにあるようです。

 

ゴールデンカムイウォッチャーkawausoの独り言

 

アニメ化されるだけあり、ゴールデンカムイは、いつも見所満載です。

まだ、コミックスも10巻が出た位ですから、今からでも読みはじめれば

充分、アニメに乗り遅れないで済みますよ。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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