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【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第33話「嫌われ政次の一生」の見どころをご紹介

2017年9月7日


 

 

井伊家を守るために日夜奮闘している井伊直虎(いいなおとら)

今川家の本拠地・駿府館(すんぷやかた)が武田信玄の攻撃によって陥落。

今川家当主・今川氏真は命からがら逃亡します。

更に井伊谷(いいのや)では徳川家康軍を井伊谷城へ向かいれて、

寝返る約束をしていた井伊直虎・小野政次の秘策でしたが、

井伊谷三人衆の近藤さんが邪魔したことによって失敗。

政次は井伊谷城を脱出して直虎達が使っていた隠れ家へ逃亡。

そして井伊直虎は小野政次を使って徳川軍を罠に陥れた疑惑によって、

牢屋にぶち込まれてしまうのでした。

果たして直虎・政次の運命はどうなるのでしょうか。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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第33話「嫌われ政次の一生」の見どころその1:井伊谷城開城そして・・・・

 

徳川軍は井伊谷城に到着したと同時に弓矢による攻撃を受けてしまいます。

小野政次は開きかけた城門を再度閉めて様子を伺うことに。

井伊谷城の外では直虎と井伊谷三人衆の近藤さんが言い争いをしておりました。

徳川軍を率いていた酒井忠次(さかいただつぐ)は「取り敢えず城門を開けよ」と

井伊谷城にいる兵士と直虎へ大声で叫びます。

直虎は近藤さんとの話に合いに決着をつけたかったのですが、

取り敢えず忠次の命令に従って城内にいる兵士達へ城門を開けるように命令。

直虎の命令を聞いた井伊谷城の兵士達は井伊谷城の城門を開けて徳川軍を迎えます。

こうして井伊谷城を手に入れた酒井忠次率いる徳川軍は城内に入って検分を開始。

直虎は本陣へ行き家康からもらった手紙を酒井忠次の前で見せて、

井伊家を再興するように要請。

しかし近藤さんは「井伊家が徳川軍へ攻撃を行ったのだ。馬鹿な事を言うな!!」と激怒。

井伊直虎は「徳川へ攻撃を仕掛けたのは今川家の残党もしくは、

井伊家が徳川家に攻撃を仕掛けたと見せかけたい誰かでしょう。」と反論。

酒井忠次は直虎の意見を聞いて「小野政次がやったのではないのか」と

直虎へ向かって述べます。

井伊直虎は酒井忠次の意見を聞いて「あの状況で政次が攻撃を仕掛けるメリットが、

ありません。絶対に井伊家や小野家が徳川軍へ攻撃を仕掛けたわけではありません」と

反論するのでした。

果たして徳川軍へ攻撃を行ったのはいったい誰なのでしょうか。

 

第33話「嫌われ政次の一生」の見どころその2:徳川家康と直虎ついに対面

 

徳川家康率いる徳川軍本隊が井伊谷城へ到着。

徳川家の重鎮・石川数正(いしかわかずまさ)は「随分時間がかかったではないか。」と

酒井忠次や井伊谷三人衆へ疑問を投げかけます。

井伊谷三人衆の菅沼さんは数正や家康へ向かって「井伊谷城に徳川軍が到着した際、

どこからか攻撃を受けたのです。」と述べます。

家康はびっくりして「井伊が攻撃を仕掛けてきたのか」と尋ねます。

近藤さんは家康へ「井伊直虎もしくは小野が攻撃をしたと考えるのですが、

直虎が認めないので牢屋へブチ込んでおきましたぜ」と得意げに話す近藤さん。

徳川家康は近藤さんの意見を聞いてちょっと沈黙してから、

家臣達を集めて身内の会議を開きます。

家康は「井伊谷三人衆の誰かがやったんじゃないのか」と酒井忠次へ尋ねます。

すると忠次は懐から武田家からの手紙を家康へ見せます。

武田家からの手紙には「早く掛川城へ攻撃してよ」との要請でした。

家康はこの手紙を諸将へ見せた後、

忠次から「ここで手間取っては武田からどんな文句を言われるかわかりません。

早く掛川城へ攻撃したほうがいいでしょう」と進言。

家康も忠次の意見に賛成するのでしたが家臣へ「直虎殿が居る牢屋はどこにある」と質問。

家臣は家康を直虎が捕まっている牢屋へと案内するのでした。

井伊直虎は牢屋へぶち込まれた後、

誰が徳川軍へ攻撃を仕掛けたのかを必死になって考えておりました。

そんな中直虎の元へ人影がやってきます。

この人影は何も言わずに黙って直虎へ土下座をするのでした。

直虎は直感で徳川家康だと思い「井伊家は徳川家に攻撃をしておりません。

これは誰かが井伊を陥れようと考えた罠です。」と必死に訴えます。

しかし人影は何も言わずに土下座の状態のまま後ろへ下がって行ってしまいます。

直虎は必死に徳川家康の名前を呼んで訴えますが、人影は消えてしまうのでした。

こうして直虎と家康の対面は非常に残念な形で迎えることに。

そして徳川家康は近藤さんに井伊家を任せて掛川へ向かって出発するのでした。

 

第33話「嫌われ政次の一生」の見どころその3政次の決意

 

小野政次は井伊谷城から逃亡して隠れ家へ到着。

政次は事の次第を祐椿尼達へ語った後、

久しぶりにナツに甘えて昔の思い出話をしながら直虎をどのように救い、

井伊家をどのように救うのが一番いいのかを思案。

その結果一つの覚悟と決意を固めるのでした。

政次の覚悟とは一体何であったのか。

 

第33話「嫌われ政次の一生」の見どころその4:直虎脱獄計画が失敗!?

 

中野直之(なかのなおゆき)は井伊谷に到着した徳川軍を攻撃した犯人を捜すため、

犯人探しをしていました。

そんな中、近藤さんの兵士を見つけ捕らえようとしますが自害してしまい、

犯人を特定することができませんでした。

しかしこの兵士が持っていた弓矢を拾って龍潭寺(りゅうたんじ)へ帰還。

直之は龍潭寺へ戻ると近藤さんの兵士を見つけるも、

自害してしまったことを南渓和尚(なんけいおしょう)へ報告し、

近藤さんの兵士が持っていた弓矢を渡します。

和尚は弓矢の先が丸く削ってある事を確認後、

直之と一緒に井伊谷城の近藤さんの所へ向かいます。

和尚は近藤さんへ「直虎を解放して欲しい」と懇願しますが、

近藤さんに断られてしまいます。

和尚は「それならば、直虎に会わせてくれないか」と再度お願いします。

近藤さんは和尚のお願いを受けて直虎と面会することを許します。

そして和尚は直虎と面会すると「いつまでも意地を張ってないで、

少しは井伊家の事を考えろ」と直虎の手を握って叱咤。

直虎は「分かりました。ちょっと考えてみます。」と返答するのでした。

直虎は近藤さんと和尚が去った後和尚から受け取った手紙を見て思案に暮れるのでした。

和尚は龍潭寺に帰還すると龍雲丸の部下達が

「頭。どこにあなをあければいいんでさぁ」と話し合いを行っていました。

龍雲丸は和尚へ「どこに尼小僧を逃せばいいんだ」と和尚へ質問してきます。

南渓和尚は「直虎を脱出させた後は政次を連れて気賀(きが)へ逃がして欲しい」と

逃亡後の潜伏先を教えます。

龍雲丸は「了解しやした。早速日が暮れてから行ってくる」と

述べるとすぐに直虎脱獄計画の準備を行います。

直虎は龍雲丸達がやってくるであろう日暮れを待っていると近藤さん達がやってきますが、

直虎の前になんと!!小野政次が囚われの身でやってきたのです。

 

第33話「嫌われ政次の一生」の見どころその5:己の身を呈して直虎を救助

 

近藤さんは直虎へ「出ろ。こいつが俺を襲ってきた」と述べます。

井伊直虎は激怒して「嘘つくな!!」と反論。

近藤さんは「本当なんだな。これが!!」と自らの手を出して直虎へ証拠見せるのでした。

政次は近藤さんと直虎へ「もう少しでコイツの首を落とせるところだったのに・・・・」と

強気な発言。

井伊直虎は「政次!!私はもう騙されないぞ」と言いながら牢屋を出て行くのでした。

こうして直虎は牢屋から救助されることになるのですが、

代わりに小野政次が捕らえられてしまうのでした。

 

第33話「嫌われ政次の一生」の見どころその6政次の脱走を図るも・・・・。

 

直虎は龍潭寺へ到着するとすぐに龍雲丸へ「政次を助け出して欲しい」と要請。

龍雲丸は「わかりやしたぜ」と言って出かけて行くのでした。

小野政次は牢屋の中で(俺が処断されれば井伊家に被害が及ぶまい。

これが井伊家にとって一番いい方法だったのだ)と考えている所へ

後ろから声が聞こえてきます。

その声は龍雲丸でした。

龍雲丸は牢屋に入ると「行きますぜ旦那。」と声をかけます。

しかし政次は「悪いな。俺はいけない」と言って龍雲丸の誘いを断ってしまいます。

龍雲丸は「なんで」と政次へ疑問を投げかけます。

すると政次は「俺が出ていけば近藤が井伊家になにをするかわからない。

また三河に居る虎松様にも被害が出るかも知れない。

だからここで俺が近藤に処断されるのが一番井伊家に被害が及ばない最良の策だ」と

自らの決意を語ります。

この言葉を聞いた龍雲丸は激怒するのでした。

 

第33話「嫌われ政次の一生」の見どころその7己を犠牲に

 

龍雲丸は政次へ「あんた。このままいれば井伊家を乗っ取った事で罪人として、

裁かれるんだぞ。今まで井伊家の為に一番頑張って駆け回っていたのはあんただろうが。

悔しくねーのかよ。」と激怒。

政次は「これが私の決意であり、本望なんだよ。

小野は忌み嫌われて井伊家の仇として存在していたことになろう。」と

自らの決意を龍雲丸へ述べるのでした。

龍雲丸は「わかんねーよ」と言いながら頭を抱えてしまいます。

そして龍雲丸は「尼小僧へ言い残すことはないのか」と尋ねます。

すると正次は「何にもないよ。」と静かに語るのでした。

龍雲丸は政次を脱出させることができずにそのまま龍潭寺へ帰ってくるのでした。

 

第33話「嫌われ政次の一生」の見どころその8:井伊直虎と小野政次の決意

 

井伊直虎は政次が龍雲丸の救助を拒んだことをしって激怒。

直虎は政次を助け出そうとしている所を龍雲丸に止められます。

しかし直虎は龍雲丸に噛み付いて離れた後怒りをぶつけます。

龍雲丸は政次の思いを直虎に話すも直虎に届くことなく、

龍潭寺を出て行ってしまうのでした。

井伊直虎は龍潭寺を出た後井伊家の井戸端へ向かい、

悲嘆に暮れているのでした。

南渓和尚は井戸端に居る直虎の元へ「政次が磔にされるそうだ。

我らは政次の最後を見届けに行くがお主も最後を見届けに行くか」と誘います。

直虎は何も言わずに黙っていたため、

和尚は政次の最後を看取るために磔場所へ向かうのでした。

井伊直虎は政次の決意と彼の井伊家に対する思いを思い出して、

政次が磔にされている場所へ駆け出していくのでした。

そして直虎は政次が磔にされている場所へ到着すると視聴者を驚かせる行動を取り、

おんな城主・井伊直虎を見ている人々の涙を誘うことになるのです。

 

大河ウォッチャー黒田レンの独り言

 

今年の大河ドラマ最大の見せ場と言っても過言ではないおんな城主・井伊直虎第33話「嫌われ政次の一生」。

この回を見た人々は政次の井伊に賭ける思いと

自らを犠牲にして井伊家を救った政次の行動に感動した視聴者が多く、

視聴率も井伊直虎の大河ドラマの中で最大を記録したそうです。

そして今まで井伊家の家臣達に敢えて嫌われるような態度を取っていながらも、

井伊家を守るために一人で奮闘していた政次の気持ちを理解することができる回でした。

そして小野政次の最後は近年放映された大河ドラマの中でも、

一、二を争うほど衝撃的なラストを迎えています。

一人の登場人物の死が日本全国の視聴者達を騒がせたのもかなり珍しいことでしょう。

あらゆる意味で神回と言われることになるであろう第33話。

気になる方はぜひ録画している人に借りて、見せてもらうようにしましょう。

マジで大泣きしますから・・・・。

そして最大の山場を見せておんな城主・井伊直虎ですが、一体この先どうなるのでしょうか。

またこの山場を越える何かが起きるのでしょうか。

今後もおんな城主・井伊直虎に注目が必要ですね。

 

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黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

三國志が大好きです。オススメのマンガは曹操を描いた蒼天航路がオススメです。三國志の小説のオススメは宮城谷昌光氏が書いた三國志です。好きな食べ物はマグロ、ぶり、アジが大好きな猫です。

-おんな城主 直虎