【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第27話「気賀を我が手に」の見どころ紹介

2017年8月5日


 

 

井伊家を守るために日夜奮闘している井伊直虎(いいなおとら)。

今川家は井伊家から取り上げた木材を利用して気賀(きが)の町に城を築城することに。

龍雲丸(りゅううんまる)は今川が気賀に城を築城しようとしている事に激怒して、

築城に利用する木材を焼き払って妨害工作を開始。

龍雲丸の妨害工作によって一時的に気賀の町に城を建築する工事が遅延し、

築城賛成派と反対派によって気賀の町が大混乱になってしまいます。

直虎は気賀の町の混乱状態を回復するために賛成派と反対派の両者を説得し、

和解させることに成功します。

だが龍雲丸は気賀の町に城が築城されることに我慢ならず、

直虎と激論を交わした後喧嘩別れしてしまいます。

井伊直虎と龍雲丸はその後一体どのようになるのか。

今回もおんな城主・井伊直虎の見どころをご紹介していきましょう。

 

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前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第六話「初恋の分かれ道」の見どころ紹介

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前回記事:【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第24話「さよならだけが人生か」の見どころ紹介

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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「気賀を我が手に」の見どころ紹介その1:軍師・方久の秘策発動

 

井伊直虎は井伊谷(いいのや)を訪れた来客達の返答に困っておりました。

井伊谷を訪れていたのは気賀の町の商人です。

気賀の町の商人達は直虎へ「井伊家が気賀の町を治めてくれるのが一番いい」や

「今川家より井伊家の方が頼りになる。どうか気賀を治めてくれないでしょうか。」などの

意見を懇願してきます。

井伊直虎は「いや。私の一存でどうにかなる問題ではないから」と言葉を濁して、

返答を渋ってしまいます。

この直虎の意見をきいた直虎の側近でありいつの間にか直虎の軍師的な役割を行っている

瀬田の方久(せたのほうきゅう)は

「今川家の許可が下りれば直虎様は気賀を治めるのですね。」と提案。

直虎は方久の意見に唖然としてしまいますが、

方久は直虎を無視して「私が今川家を説得してきましょう。簡単ですよ」と

軽々言ってのけます。

井伊家の家老である小野政次(おのまさつぐ)も直虎へ

「戦をしないで気賀の町が手に入るならいい事だと思う」と

方久の意見に賛成。

直虎はふたりの意見に反対する理由も見当たらないため方久に任せることに。

果たして方久の作戦は一体どの様な物なのでしょうか。

 



「気賀を我が手に」の見どころ紹介その2:武田のせいで秘策が・・・・

 

瀬田の方久は駿府館(すんぷやかた)に到着すると

今川家の重臣・関口氏経(せきぐちうじつね)と会見。

方久は氏経へ「井伊家に気賀をまかしてくれるならば、

気賀で売り上げた儲けを差し上げます。」と大胆な提案を行います。

氏経は方久の話に飛び乗って気賀を井伊家に任せることを承認。

そして氏経は「今川氏真(いまがわうじざね)様に目通りして、

許可を貰う事になるから少し待っててくれ」と方久に伝えます。

方久の大胆な提案によって気賀は井伊家が治めることになろうとしておりましたが、

失敗に終わってしまうのでした。

その原因を作ったのは今川家と同盟していた武田家のせいでした。

武田信玄(たけだしんげん)は今川との同盟を破棄して、

海を領有する駿河地方へ侵攻するため、

今川の娘を嫁にしていた信玄の嫡男・武田義信(たけだよしのぶ)を自害させ、

今川との同盟破棄する方針を明らかにします。

今川氏真は武田との同盟が破綻したことによって慌てふためいてしまい、

気賀を見ているゆとりが無くなり、

井伊家の家臣である方久と会見する暇がなくなってしまうのでした。

氏真から許可をもらうことができなくなった方久は成果を上げることができず、

ショボーンとしながら井伊谷へ帰還するのでした。

こうして方久の秘策は失敗に終わるかに見えましたが、

意外なところから突破口が見つかることになるんです。

 

「気賀を我が手に」の見どころ紹介その3:龍雲丸がなんと・・・・

 

井伊直虎は方久から作戦が失敗した報告を受けると残念そうにしますが、

気を取り直して政務に励んでいきます。

そんな中気賀の商人である中村屋が直虎の元へやってきて「龍雲丸の一党が、

気賀の城の建築工事を手伝っているそうですよ」と伝えてきます。

直虎は龍雲丸の一党が築城工事に協力している事に驚いて、

すぐに気賀へ向かっていくのでした。

こうして気賀に到着した直虎は龍雲丸を見つけると「どうして築城に協力しているのか」と

質問します。

龍雲丸は直虎の質問に答える代わりに「築城現場を見てきませんか。」と提案。

直虎は龍雲丸の提案に乗って一緒に築城現場へと向かっていきます。

龍雲丸は小舟に乗って湖の真ん中にある築城現場へ直虎と一緒に向かいます。

直虎は湖の真ん中で行われている築城現場に到着すると龍雲丸から

「ここに城を築城すれば、敵から攻めにくく守りやすい場所と思っておりまさぁ」と

湖の真ん中に城を築城する理由を述べます。

そして龍雲丸は「もし敵から攻撃を受けて城を守りきれなくなっても、

城の裏手から住民や城主を逃すことで

被害を最小限に抑えることのできる城となっておりまさぁ。」と

湖の上に築城する理由を再度述べます。

直虎は龍雲丸の知恵が詰まったこの城の築城理由を聞いて納得して、

大いに喜ぶのでした。

そして直虎は龍雲丸へ

「そういえばいつまでにこの場所に城を建築すればいいとか言われているのか」と

訪ねます。

すると龍雲丸は「いや。なんにも言われてませんや。

ここの城主となる方はいくつも城を統治しているから忙しいそうですわぁ」と述べます。

この言葉をきいた直虎は再度ニュータイプばりの閃きを思いつくことに。

そして直虎はある行動に出るのですが、

直虎のこの閃きの行動によって方久が提案した気賀を井伊家が統治する秘策が、

再び動き出すことになるのです。

 

「気賀を我が手に」の見どころ紹介その4:ついに気賀を手にすると気が

 

井伊直虎は気賀の城主となる今川家の家臣・大沢の元へ方久を向かわせます。

方久は大沢と会見すると「気賀の町は統治困難な場所であり、

先日起きた築城反対デモが起きております。

また我が当主である井伊直虎の頑張りによって、

なんとかデモ集団を説得したことで事態は収束しましたが、

また気賀の町で何が起きるか予想がつかない状態です。

そこで提案なのですが、

この気賀の地を大沢様の代わりに井伊直虎へ統治させてみてはいかがでしょう。

もちろん井伊家が気賀を統治した際には、

港で上がった利益は今川家へ献上したいと当主直虎の意向でございます。」と提案。

大沢は方久の提案に賛成して方久と一緒に駿府館へ向かいます。

大沢・関口氏経、そして方久の三人は今川氏真と会見することに。

大沢と氏経は氏真へ「気賀を井伊家に任せるのが一番最良である」と進言。

しかし氏真はお菓子をボリボリ食ってふたりの意見に耳を傾けているのか微妙でした。

こんな氏真が果たして井伊家に気賀を任せることになるのでしょうか。

 

 

大河ウォッチャー黒田レンの独り言

 

井伊家は今川の重臣や家臣を説得してなんとか気賀を手に入れるために奔走しますが、

今川家の当主である氏真がうんと承諾するのでしょうか。

そしてこの気賀の町をもし井伊家が手に入れることになれば、

破綻寸前であった井伊家の経済状況が一気に改善することになるばかりか、

井伊家の台所に潤いをもたらすことになるでしょう。

更にこの気賀は三河の徳川とも近い位置に存在しているため、

もし今川家が北の武田と東の徳川から攻撃を受けて危機的状況になっても、

井伊家としては徳川と繋がる事で今川から寝返ることも可能となります。

このように非常に重要な拠点・気賀ですが、

果たして井伊家は手に入れることができたのでしょうか。

気になる方は是非ご覧あれ!!

 

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黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

三國志が大好きです。オススメのマンガは曹操を描いた蒼天航路がオススメです。三國志の小説のオススメは宮城谷昌光氏が書いた三國志です。好きな食べ物はマグロ、ぶり、アジが大好きな猫です。

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