キングダム
はじめての三国志コミュニティ




はじめての三国志

menu

はじさん書評倶楽部

飛び出す三国志絵本「燕虎物語」が素敵!国際手づくり絵本コンクール2009最優秀賞作品をレビューするよ

この記事の所要時間: 26




三国志 燕虎物語 (とびだししかけえほん)

 

三国志の物語はついつい大人向けだと思いがちになってしまうと思います。

現に三国志を題材にしたゲームや小説など児童が読んだり、

ゲームをプレイするには用語や単語、登場人物の多さなどの問題があり、

児童が理解するには難解かもしれません。

しかし登場人物を三人に絞って児童が読みやすいような絵本があればどうでしょうか。

今回は児童でも読みやすくて理解でき、

○○になっている三国志「燕虎物語」をご紹介しましょう。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:『ろくでなし三国志 本当はだらしない英雄たち』の批評が過激的!あなたの好きな英雄もdisられている?




三国志「燕虎物語」のストーリーとは

 

三国志「燕虎物語」はいったい誰を主人公にしてストーリーを展開しているのか。

それは三国志でも知名度の高い劉備(りゅうび)三兄弟の一人、燕人・張飛(ちょうひ)です。

三国志の小説やゲームはいっぱいありますが、張飛を主人公にした物語はあまりなく、

結構珍しいと思います。

劉備三兄弟も登場する張飛を主人公にした「燕虎物語」のストーリをざっくりと

ご紹介していきましょう。

「燕虎物語」は劉備関羽(かんう)張飛が義兄弟の契りを結ぶ、

桃園の誓い(とうえんのちかい)から始まります。

児童向けの絵本なのであんまり文字量は、多くなくほとんど平仮名で表記しているので、

(漢字表記している所もありますがフリガナをふっているので安心です。)

読みやすく理解しやすい内容になっています。

桃園の誓いの場面が終わると三国志演義で有名なシーン、

呂布との一騎打ちが行われた虎牢関の戦いの場面。

そして次々と張飛、劉備関羽の物語は展開していき、

曹操軍の侵攻から逃れるため荊州(けいしゅう)から逃亡する場面へと移行。

張飛は、劉備を慕って付いてきた民衆を助けるため、

追撃してくる曹操軍を食い止めるため、劉備軍と民衆の最後尾へと移動します。

そして張飛の一番の見せ場であり、誰もが知っている長板(ちょうはん)で仁王立ちになると

追撃してくる曹操軍へ向かって大声で「俺は燕人・張飛だ!!死にたい奴はかかってこい!!」

と大音声で曹操軍へ一喝。

この張飛の大音声にビビってしまった曹操軍は、張飛へ攻撃を仕掛けることをせず、

その場を動くことができませんでした。

「燕虎物語」はこの場面で最終回となっています。

張飛を主人公にしているのでかなり三国志好きな大人でも楽しく読むことができ、

三国志の内容を分かりやすくしているため、児童でも理解しやすくなっています。

それでは次に「燕虎物語」の最大の魅力をご紹介しましょう。




飛び出すしかけを絵本にふんだんに盛り込んでいる

 

「燕虎物語」最大の魅力といえば、絵本を読んでいて子供がワクワク楽しめるよう、

ダイナミックな飛び出す仕掛けを施している点と言えるでしょう。

例えば張飛が曹操軍の追撃を止めるため長板で曹操軍を一喝している場面ですが、

張飛の猛っている表情や曹操軍が張飛の一喝にビビっているシーンが、

一発で分かるようなっており、児童でも張飛の迫力が分かるようになっています。

また桃園の誓いでは、

桜の木をバックに劉備、関羽、張飛三人の楽しそうな雰囲気を感じることができ、

子供でも三人が仲良く楽しそうな姿を飛び出す仕掛けによって、

感じる点が「燕虎物語」最大の魅力といっていいでしょう。

 

関連記事:張飛の男気人生に痺れる!これぞ三国一!一騎当万の豪傑

関連記事:蜀漢が滅びたのは張飛達を祀らなかったから?

 

三国志ライター黒田レンの独り言

 

児童向けの絵本でありながら大人も子供に読み聞かせている内に、

次の展開にワクワクしてしまうのではないのでしょうか。

また「燕虎物語」はおおしま国際手づくり絵本コンクール2009最優秀賞を受賞し、

世界的にも知名度のある作品となっております。

子供がいる親御さんへオススメの飛び出す仕掛け絵本・三国志「燕虎物語」をご紹介しました。

 

参考文献 大日本絵画  三国志 燕虎物語 (とびだししかけえほん) 畠 智慧 著

 

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:桃園三兄弟の別れ 関羽の死から夷陵の戦いまでを辿る

関連記事:【衝撃の事実】実は三国志には桃園の誓いなんてものは無かった

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—




 

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 【春秋時代ミステリー】春秋時代に残るホラー話
  2. 黒田官兵衛は牢屋に閉じ込められた時に何で自殺しなかったの?
  3. 劉備も孫権も黄巾賊と変わらない!三国志の蜀の皇帝劉備と呉の皇帝孫…
  4. 【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第28話「死の帳面」の見ど…
  5. 孔明によって殺害されてしまった劉封、実は○○から逃亡するようにア…
  6. 郭解(かくかい)とはどんな人?悪いことの全てをやり尽くした遊侠人…
  7. 孔融(こうゆう)とはどんな人?孔子の子孫だが、曹操を批判して身を…
  8. 【センゴク】浅井・朝倉の滅亡と羽柴秀吉の出世を徹底分析

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 【優劣対決】戦国武将小早川秀秋 VS 蜀の二代目皇帝劉禅一体どちらが優れていたのか。PART3
  2. 【1周年記念】厨二病中年、石川克世とはどんな人物か?
  3. 【三国志あるある】懐かしい!と思った人は40代!昭和では当たり前だった三国志事情
  4. 曹操に警戒された司馬懿の凄さはどこにあるのか?
  5. 【最終回 幻想少女】ここまで攻略プレイした感想を正直にお伝えします
  6. 【キングダムの登場人物の子孫達】東晋時代の王賁の子孫の政治手腕と軍事手腕がヤバイ!

三國志雑学

“はじめての三国志150万PV" はじめての三国志コミュニティ総合トピック
“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

【9月の見どころ】9月に公開予定:三国志平話の世界 【血統を知ろう】劉備は前漢の初代皇帝・劉邦の末裔なの? 能力か血統か?司馬炎VS賈充VS杜預、三つ巴お家騒動 保護中: 【保存版】はじめての三国志 登場人物・団体の一覧 はじめての三国志 facebook はじめました。 102話:成長した張飛、計略で張郃を撃ち破る 淳于瓊(じゅんうけい)はどんな人?実は無能ではなかった袁紹軍の都督 噛ませ犬じゃないよ!正史では立派な人・王朗

おすすめ記事

  1. 楽進と李典はどっちがスゴイ?kawausoと黒田レンが熱い思いを語る Vol.1
  2. 最強中二病!袁術はどうして皇帝になろうとしたの?
  3. 月刊はじめての三国志2018年1月号 (桃園出版 三国舎)を出版しました
  4. 十常侍に学ぶ正しい謝罪!真土下座の花道【ビジネス三国志】
  5. 【三國志曹操伝 ONLINE プレイ攻略2】兗州攻略とあの名将たちが仲間に!!面白すぎて仕事放棄中!!
  6. 桓騎軍のDQN集団がヤバ過ぎる・・・何であんなのが配下に集まるの?その驚くべき理由とは?
  7. 【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第25話「材木を抱いて飛べ」の見どころ紹介
  8. えっ?劉璋は若い頃かなり気性が荒かった?

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“西遊記"
PAGE TOP