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キングダム540話ネタバレ 王賁の檄!
しかし、意気消沈した玉鳳隊で、突然、王賁(おうほん)が大声で檄を飛ばします。
やや長いですが、この話のハイライトなので、全文引用します。
聞けィ 玉鳳の兵達よ
この戦いの勝者は相手の中央軍を
叩きつぶした側だ
“今、大将王翦と李牧は、両翼の戦いを優勢にし
相手が中央より援軍を送る事で、
その中央軍をやせ細らせる戦略をぶつけ合っている
つまり、今、敵の中央から、一万の援軍が、
届いたという事は、中央軍の一万を削ったという事だ
この形で削り続け、中央軍同士の戦力差が
開いた時、王翦中央軍が出陣して勝負を決める
その時まで、右翼(俺達)は勝ち続ける
何千、何万と援軍が来ようが望むところだ。
それが俺達の役割だ
中央軍の大将王翦の最終決戦のために、
ひたすら血を流し、敵を屠り続けるぞ
よいな玉鳳ォ!!“
この檄は亜光将軍が苦笑して
「言う事が全て無くなった」という程に完璧なモノでした。
いずれにせよ、一度は落ちかけた秦軍右翼の士気は、
この檄で再び上昇する事になります。
キングダム540 話ネタバレ 堯雲は藺相如の右腕だった
秦軍の雄たけびに李牧の中央軍は、焦りを募らせますが、
李牧は落ち着き払い「すぐに静まります」と断言しました。
その理由は、援軍として派遣した堯雲の履歴でした。
彼は、趙の旧三大天の一人、藺相如(りんそうじょ)の部下であり、
智と勇を兼ね備えながら、武が欠けていた彼の武を補っていた人物。
つまり、藺相如の武は、堯雲の武と変わらなかったのです。
今まで、趙峩龍、馬南慈が登場して大暴れした右翼の戦場ですが、
ここで、最強クラスの堯雲が投入された事で、より過激で
凄惨な戦いが巻き起こる事になりそうですね。
キングダム(春秋戦国時代)ウォッチャーkawausoの独り言
一番気になるのは、壁の状況ですね。
楊端和は優しい言葉をかけてくれますが、山の民軍は連合軍なので、
いつまでも自分達の食糧を壁軍に分ける事に不満を持ち、
楊端和に従わなくなる可能性もあります。
また、犬戎族は、兵糧不足を見越して消極戦法に出るでしょう。
つまり、食料が尽きて山の民が退却した時に総攻撃をかける考えです。
そうなると、壁はやはり、太行山脈を越えて秦に帰還する道を
選ばざるを得ないと思います。
少なくとも、壁軍が消えれば、山の民の不満自体は薄くなるからです。
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