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執筆者:kawauso

【ネタバレ注意】キングダム540話 消耗戦 レビュー&今後予想

この記事の所要時間: 550




 

12月7日、ようやくキングダム540話が2週間の休載を挟んで掲載されました。

前回、舜水樹(しゅんすいじゅ)によって兵糧を焼かれてしまった壁は、

どんな行動を取るのか?

そして、兵糧の減少は、秦軍全体にどんな影響を与えていくのでしょうか?

さっそく、ネタバレ&レビューを開始してみましょう。

 

キングダムファン向け:キングダムに関する全記事一覧

前回記事:【ネタバレ注意】キングダム539話レビュー「戦の相手」




キングダム540話ネタバレ 秘密の抜け穴を教えたのは 犬戎王 ロゾだった

 

冒頭、舜水樹と犬戎(けんじゅう)王ロゾの会話のシーンから始まります。

どうやら、舜水樹は、間抜けな壁軍の兵糧庫を焼き打ちする為に

そこまでの抜け道の情報をロゾに求めている様子です。

 

そこで、ロゾは一か所だけという約束で、

ラゴの森の中にある抜け道の情報を教えました。

不幸にも、このラゴの森に壁軍の兵糧庫は存在し、

兵糧庫大炎上という悲劇が起こってしまったのです。

 

 

キングダム540話ネタバレ 優しい・・呆然自失の壁を励ます楊端和

 

さて、可哀想なのは壁です、瞳孔全開で石の上に座り込んでいます。

鎧さえ着ていません、跳び起きた時の寝巻そのままの姿です。

そこに、異変を知って楊端和(ようたんわ)が駆け付けてきました。

 

楊端和「壁、どれだけ失った?」

 

馬上からの問いに壁は、「ちょうど半分です」と俯きながら答えます。

どうやら、兵糧庫は2か所に分けていたようで全滅は免れました。

 

「半分!」楊端和と同道していたメラ族のカタリと妹のキタリは

ハアッ!と不満そうな顔ですが、楊端和は表情を変えません。

 

「戦の最中だ、将軍なら下を向くな壁、

今回は、たまたま敵の地下道出口がそこにあっただけだ

お前に落ち度はない」

 

ピシッとした激励ですが、同時に仕方が無い事で、

壁に落ち度はないと励ましています。

 

さらに、ここは山が多いから狩猟である程度、兵糧を賄える

お前達の兵糧は、山の民の分から分けてやるから心配するなと

優しい言葉をかけています。

 

男が大失敗をして損害を出し凹んでいる時に、

「お前、どうしてくれるんだ!」ではなく、

一番ショックであろう、相手の心情を理解して、

まずはファイティングポーズを取れと諭したのです。

 

美人で優しい楊端和に、

まさに惚れてまうやろ~!

というシチュエーションですが、

 

しかし、男は、こういう場合には、

返って厳しい言葉の方が救われる時もあります。

優しさは、憐れみを受けたと感じ、惨めな気持ちになるからで、

恐らく、壁はそういうタイプであろうと思います。

 




キングダム 540話ネタバレ 伝令届かず、戦いも空回りドツボにハマる壁

 

そういう男のプライドを傷つけられたのか、

壁は、楊端和の申し出に「滅相もない」と首を振り

自分達の食糧は、自分達で何とかすると言いだし

すでに鄴の桓騎(かんき)将軍に食糧を分けてくれるように

伝令を出したと精一杯の強がりを言います。

 

それに対して楊端和は、壁に甲冑を着てくるように促しただけでした。

 

しかし、実は、壁軍の兵糧には、山の民の兵糧も入っていました。

メラ族のキタリは「正直笑えない」と率直な感想を楊端和に言い

橑陽の戦い方を根本から変えないと軍は大敗して全滅するとし、

楊端和も「分かっている」と答えました。

 

3日目、兵糧喪失の失敗を取り返そうと、壁は前線に立ち、

積極攻撃に出ますが、すべてを見透かした犬戎族は、あえて壁を誘い込み

これによって壁軍は大ダメージを負いました。

正直、敵の思うツボ、壁は完全にドツボにハマりこんでいます。

 

おまけに桓騎に対して放った救援の伝令は、すべて趙軍の包囲網により

捕えられ殺害されていました。

実は、この頃、鄴、朱海平原、橑陽の各戦場は、趙軍の密偵により

完全に監視され、お互いに孤立化していたのです。

 

 

キングダム 540話ネタバレ 沈黙の右翼に李牧が増援を送り込む

 

その頃、右翼の戦場は沈黙のにらみ合いが続いていました。

なかなか、王翦(おうせん)の中央軍から前進命令が出てこないのです。

 

前日、かっこいい王賁(おうほん)の神戦術で、馬南慈(ばなんじ)軍を

メチャクチャ削って、兵力差を逆転した玉鳳隊だけに、

昨日の勢いのままに戦いたい所なので、焦れていますが、

 

そこで、関常が

「夜明けと共に李牧が手を打ったので迂闊に動けんのさ」と言い出します。

 

李牧の打った手とは、右翼への兵力一〇〇〇〇人の増援でした。

そして、その増援軍の将軍は、李牧(りぼく)の側近、堯雲(ぎょううん)でした。

折角、兵力差をひっくり返したのにと、、玉鳳隊に溜息が広がります。

 

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