kawauso編集長のぼやきVol.4「三国志はオモチャだ!」

2018年5月2日


 

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あー、どうもkawauso編集長です。

はじめての三国志を長らく読んでいる人には周知かも知れないけど

kawausoは、仕事を始めた頃は三国志に詳しくなかった。

あらすじとして、全体の流れは知っていたけど、

細かい事はまるで分からない状態から、本を片手に執筆を始めた。

実際は幕末(ばくまつ)の方がずっと好きです。

でも、今考えるとそれが良かったんだな。

 

前回記事:kawauso編集長のぼやきVol.3「諦めるとは」

関連記事:kawauso編集長のぼやきVol.2「サービス精神」

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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原典崇拝は減点主義

 

よく知らないから、三国志はこうあるべきだ!という固定観念にハマらないで済んだ。

筑摩書房(ちくましょぼう)の正史三国志とにらめっこして、これは演義、これは正史、こっちは魏書(ぎしょ)

江表伝(こうひょうでん)魏略(ぎりゃく)なんてピンセットで摘まむように区別して記事を書いていたら、

正直楽しくもないし、1年も続かなかっただろう。

 

それは学者のする事でkawausoのする事じゃないです。

なんでかって言われても、そんな真面目な話全然楽しくない。

 

自分が楽しくない記事を書いて、読者を楽しませるのは、

至難の業だと思うし、そんな袋小路(ふくろこうじ)に自分を追い詰めたくない。

真面目な三国志なら、幾らでも学者が書いたものがあるから

それを読んだらいいんだよ。

 



三国志はkawausoのオモチャ

 

誤解を恐れずに言えば三国志は、kawausoのオモチャです。

崇め(あが)(たてまつ)り、その権威とやらにひれ伏すつもりはない。

いじくっていじくって、あーとも言える、こーとも言えると

無限に記事を産み出してハマる方が楽しい。

 

ハマるというのは、その対象の底が見えない事だと思う。

ゲームでいえば、その全容を理解するまでが面白い

夢中になって、その世界の全てを知ろうとする。

恋愛と同じだよね、相手の全てを知りたいと願う

そして、おおかた理解すると飽きる・・

 

三国志は、広大な奥行きと底知れない世界観の広がりを持つ

ゲームみたいなもんだな。

オープンワールドで、どこからでも進められるのに

「最初はここから進めないとダメ!」

何て言われたら、つまんないでしょうよ。

好きに進めようよ、元々、そんな(しば)りだって、

後付けで誰かが決めたものなんだから

 

伝説の企画 朝まで三国志 最強の軍師は誰だ

朝まで三国志2  

 

はじ三を乗り越え、新しい三国志を作り出して欲しい

 

kawausoは、はじめての三国志は、三国志を知りたい人の

間口を広げる役に立てばいいと考えているよ。

己惚(うぬぼ)れのようだけど、4年間の活動の中で、

吉川英治(よしかわえいじ)でも、横山光輝でも、蒼天航路(そうてんこうろ)でもなく、

はじめての三国志から、三国志に興味を持った人たちが

続々と出現している。

 

そういう人たちが、はじめての三国志を踏み台にして

さらに新しい三国志を産み出してくれたら素晴らしいと思う。

 

「はじさんなんか、ガキっぽいよね」

 

「もっと面白い三国志を産み出そう」

 

「はじ三が、早々と放棄して批判している

原典ゴリゴリでも面白い三国志を書いてみせる」

 

そんな風にdisられるなら、むしろ大歓迎だ。

逆に委縮(いしゅく)されてしまう方が困るよ。

 

それでも横綱相撲を取ってみせる

 

こうして新しい世代が頑張って、新しい三国志を産み出して

間口を広げてくれるなら、三国志業界全体が活性化する。

それは歓迎すべきことだし、はじ三を見てくれて、

kawausoにご飯を食べさせてくれる読者への恩返しになると思う。

 

もちろん、はじ三は負けねえよ。

ライバルとして、一番の横綱相撲(よこづなすもう)を取ってみせる

何故なら、kawausoもまだ、オモチャの三国志に

まったく飽きていないからだ。

じゃあ、そういう事でまた来週~!!

 

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kawauso編集長のぼやき

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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