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袁術くんの成長日記

第2話:袁術くん、将来に希望を持つために「自己肯定感」を高める

この記事の所要時間: 421




袁術

 

どうしても自分に自信が持てない、なぜだか将来に希望が持てない人はいませんか?

 

この記事を読み終わる頃には、

あなたは人生をポジティブに歩むことができる方法をひとつ手に入れています!

将来に希望が持てる心理状態を自分で構築していこう!

 

※このお話は、三国志に登場する袁術(えんじゅつ)公路(こうろ))が、

21世紀のビジネスシーンで支持されている様々な「自己啓発(じこけいはつ)」のやり方を学び、

実践していく物語になっています。

やや、21世紀風のセリフ回しになっている部分はご了承ください。

 

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関連記事:君たちはどう生きるか?アホ劉禅に学ぶ聡明な生き方

関連記事: 蜀滅亡後、安楽公として余生を楽しんだ劉禅の最期と心情

 

 

袁術くん、義弟の楊彪くんからアドバイスを受ける

義弟の楊彪と袁術

 

袁術くんは、四世に渡り三公を輩出したという超超名門である汝南袁氏に生まれました。

父の袁逢(えんほう)は三公の中の司空に就いたことがありましたが、すでに病没し、この世を去っています。

 

その汝南袁氏に匹敵する名門が、「弘農楊氏」です。

楊震(ようしん)、楊秉、楊賜(ようし)と三世に渡り三公のひとつ太尉に就いています。

特に楊賜は袁逢と並ぶ国の重鎮でした。

その子が、楊彪(ようひょう)くん(字は文先)で、袁術くんの妹を妻に迎えています。

 

楊彪くんは袁術くんよりも10歳以上も年上ですが、

関係としては袁術くんの義理の弟ということになります。

ただし、会話はほぼ朋友といった感じで、上下のないものでした。

 

「今だから聞くけど、宦官の悪行を司隷校尉に告発した時は、不安はなかったの?」

 

袁術くんは久しぶりに再会した楊彪くんにそう尋ねました。

 

ずいぶんと過去の話になりますが、楊彪くんは京兆伊を務めていた頃に、

中常侍のひとりで権力を握っていた王甫(おうほ)の悪事を調べ上げて告発し、

見事に誅殺することに成功したことがあったのです。

 

「どうだったかな。記憶にないぐらいだから、さほど気にもしていなかったんだと思うよ」

 

そう答えた楊彪くんはいつもクールで、堂々としています。

 

「凄いことだよ。そんなことは誰も成功していなかったことだからね。

僕にはとても無理な話だな」

 

「何事もやってみなければわからないだろ?」

 

「それはそうだけど。僕だったら失敗するイメージしか思い描けないよ。

……まあ、それは何をする時でもそうなんだけど」

 

「いつも失敗することを考えて行動しているのかい?」

 

「…… だから行動できないことの方が多いかな」

 

「ふーん、それはもしかすると自己肯定感(じここうていかん)が低いことが原因かもな。

だったら、いい方法があるよ。どうだい、話だけでも聞いてみるかい?」

 

「自己肯定感? なんだろ? ぜひ聞いてみたいな」

 

 

自己肯定感とは何か?

袁術

 

「自己肯定感というのは、プライドのようなものかな?」

 

「それは自尊心だね。まあ、似たようなものだけど。どんな人が、自己肯定感が高いと思う?」

 

「やっぱり、学問をしっかりと修めていて、それを活かして政治ができている人かな。

戦乱が続いているから武勇に優れている人たちも高そうだね。

周囲よりも能力が高い人や結果を残している人は、高いんじゃないだろうか」

 

「すると自己肯定感が低い人の特徴はどうだい?」

 

「僕のように能力が低いくて、何かやればすぐに失敗する人や、

失敗することに怯えてなかなか行動に移せないような人だと思うよ」

 

「なるほど。確かに自己肯定感にはそういった側面もありそうだね。

でもその認識は自己肯定感を大きく歪めているよ。

自己肯定感は他人の能力や成果と比較して高めるものじゃないからね。

そのままの自分をどれくらい大切に思えるかということさ」

 

「そのままの自分?」

 

「ああ、人間関係が面倒でそれで自信を失っているのであれば、そんな自分を認めて受け止める

知識を思うように活用できないのであれば、そんな自分を否定するのではなく、ただ受け止めるんだ

能力の高い低いは関係ないし、周囲との比較もいらない」

 

「失敗ばかりで怖気づいている自分を大切になんて感じられないよ。

むしろ僕は自分が嫌いで仕方がないんだ」

 

「自己肯定感は幼い頃の環境の影響を受けやすいからね。

両親との関係性が希薄だったり、

目標ばかりを与えられて、そこまでの努力を認めてもらえないようだと、

自己肯定感は高くならないんだ。

育児放棄や虐待を受けてきり、いじめの対象となった経験も同じような影響をおよぼすよ」

 

「確かに父は仕事が忙しくて僕なんて眼中になかったね。

一族の人たちも本初(袁紹の字)ばかりに注目していて、僕には冷たいし。

誰も僕の価値なんて気づいてくれなかったよ」

 

「それも自己肯定感が低い人の特徴だな。被害者意識が強いから、

他人に感謝の気持ちを持つよりも、「この人は自分に●●をしてくれなかった」

という憎しみを抱きやすいんだ。

結果として自分には価値がない。誰も受け入れてくれない。

未来に希望はないという思いが常に湧き上がってくる」

 

「聞いていると、自分に当てはまる話ばかりで、息苦しくなってきたよ。

いったいどうしたら自己肯定感を高めることはできるんだい?」

 

自己肯定感の高め方

日記をつける袁術

 

「自己肯定感が低いと、将来に希望を持って頑張ろうといくら言い聞かせても、

根本的な解決にはならない。根が深いからね。

まずは、苦しいだろうけど、そんな自分から目を背けないことだよ。否定する必要はないんだ」

 

「叔父からはお前は汝南袁氏のできそこないだ、なんて言われてるんだよ」

 

「いいさ、周りの連中には好きに言わせておけばいい。

失敗することにリスクを感じて行動できないのは、慎重だからだよ。

失敗ばかりをイメージするのは、先を見通す力があるからだ。

こうやって肯定的に自分をみとめるんだよ」

 

「以前に漢瑜(かんゆ)くん(陳珪(ちんけい))に聞いたリフレ―ミングが使えるね」

※(リフレ―ミングについて知りたい方は前回の内容をご覧ください)

 

第1話:袁術くん、ポジティブになるために「リフレ―ミング」を学ぶ

 

「リフレ―ミングは自分の短所を、否定的に受け止めることをしないからとても良い手法だよ。

こうして少しずつ自分の価値を認めていく努力が必要だね」

 

「リフレ―ミングはやっぱり自分自身に対しても重要なのか」

 

「さらに自分の心境をポジティブな方向に向けていくために、

毎晩、日記にその日あった感謝すべきことを記していくといいよ。

感謝の気持ちが強くなれば、自分が承認されていると感じが強くなって、自己肯定感も高まっていくよ」

 

「そう言われてみると、あまり、他人に感謝することを考えていなかったな」

 

「どんな小さなことでもいい。

例えば、朝起きたら城門までジョギングすることを日課にしてみるとかで構わないから、

成功体験を積み重ねていくことも大切だよ。

自分はやればできるという実感を毎日積み上げていくことができるからね」

 

まとめ

袁術

 

「自己肯定感が低いと、自分を必要以上に追い込んだり、

自信のなさの裏返しで相手に過剰なまでに批判的になってしまうんだ。

そして状況をより悪化させてしまう。幼い頃に培った心理状態だったりするから、

自分でも潜在意識に抑え込んでいて、

なかなか自分の自己肯定感の低さに気づくことができず、苦しんでいる人が多いね」

 

「そうか、こんな自分だけど、それが自分なんだと認めることがまず必要なんだね」

 

「ああ。でも一生。自己肯定感の低さという呪縛から抜け出せないわけではないよ。

感謝する気持ちを常に持つこと、小さな成功体験を継続していくこと、

そして自分の弱さをリフレ―ミングして認めてあげることが有効なんだ」

 

「今日からぜひ、意識して取り組んでいくよ。なんだか将来に希望が見えてきた気がする。

今日はキミに会えて本当に良かった。ありがとう。早速今晩の日記に記すよ」

 

「義兄弟同士、自信をもって政治の腐敗を排除し、漢王朝の復興に向けて尽力していこう」

 

「まったくその通りだよ」

 

「自己肯定感」を高めるの結論

袁術

 

・自己肯定感が低いとどうなるの?

  • 自分は必要とされていないという気持ちになりやすく、未来に希望を持ちにくい
  • 感謝の視点よりも、自分に尽くしてくれないことに注目し、憎しみの感情を抱きやすい

 

・自己肯定感を高めるのは?

  • 感謝の気持ちを大切に、毎晩日記に記して、受け入れてもらっていることを実感する
  • 小さな成功体験を積み重ねて、自信をつけていく

 

【未来を拓く問題解決策】楽しみながら自分を変える方法
袁術くんの成長日記

 

ろひもと理穂

ろひもと理穂

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三国志は北方謙三先生の作品が一番好きです。

自分でも袁術主役で小説を執筆しています。ぜひこちらも気軽に読んでください!

好きな歴史人物:

曹操、蒲生氏郷

何か一言:

袁術は凄いひとだったかもしれませんよー!!

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