ログイン | 無料ユーザー登録


夜のひとときながら三国志
三国志の死因


はじめての三国志

menu

戦国時代 (日本)

北条早雲が残した名言から、現代の私たちが学べるコト

北条早雲


はじめての三国志コメント機能バナー115-11_bnr1枠なし

 

北条早雲(ほうじょうそううん)は、戦国時代の幕開けに活躍した戦国武将として、後世に名を残しています。

しかし、その人生の多くが謎に包まれており、彼が生きていた当時は北条早雲という名前で呼ばれていたのではなく、

伊勢新九郎(いせしんくろう)という名前で知られていたそうです。

 

ゆうきまさみの漫画「新九郎(はし)る」のタイトルは、北条早雲が当時呼ばれていた名前からきているのですね。

しかし、この記事では、伊勢新九郎という名前よりも現在では広く知れ渡っている北条早雲という名前で統一していきます。

さて、北条早雲は最近の研究では、実は室町幕府と深い関係を持つ武家に生まれたエリートであり、若い頃は禅宗を学び、

当時力を持っていた今川氏とうまく関わりを持ちながら勢力を広めていった、とされています。

 

晩年には、相模(さがみ)一帯を平定し、家督を長男に譲り、当時としてはかなりの長生きをして、その人生の幕を閉じました。

北条早雲の生き方を見てみると、現在の基準から考えても、とても自己コントロールが上手かったといえるのではないでしょうか。

そんな彼は、現在の私たちのライフスタイルにも役立つような、数々の名言を残しているのです。

 

関連記事:【応仁の乱550年祭り】応仁の乱 重要人物ランキング カウント14

関連記事:【センゴク】鳥取城の飢え殺しはどんな戦略だったの?兵士の死亡率を最小限に済ませる戦術とは?

 

 

生活スタイルをとことん律する武将だった

 

戦国武将には、様々なタイプの人がいます。

義理を大切にした上杉謙信(うえすぎけんしん)、冷徹ながらも革新的であった織田信長(おだのぶなが)、そして人たらしの天下人、豊臣秀吉(とよとみひでよし)

これほどの個性溢れるパーソナリティを持った武将たちの群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)であったからこそ、戦国時代は現在でも多くの人の興味や関心を集め、

日本史の中でも人気の時代のひとつであるのではないでしょうか?

 

では、戦国時代初期にその名を馳せた北条早雲は、一体どのようなタイプの武将だったのでしょうか。

早雲は、それまでの鎌倉時代や室町時代にはあまりいなかったような、生活スタイルをとことん律するタイプの戦国武将でした。

北条早雲が定めたと伝えられる北条家分国法では、文武両道から日常生活の心得まで、幅広く記されています。

この北条家分国法に定められていることを守れば、現代に生きる私たちも、規則正しい充実した生活が送れるはずです。

 

 

武力と智力のバランスが必要!

 

分国法の第15条には、「歌道(かどう)なき人は無手に(いや)しき事なり。学ぶべし。常の出言に慎み有るべし。一言にて人の胸中しらるるものなり。」とあります。

これは、「和歌の心得がないのは恥ずべきことである。言葉を常に注意して使う習慣を身につけるべきである。

さもなければ、たちまち他人に胸中を探られてしまう。」という意味です。

本心を隠して言葉巧みに大森藤頼(おおもりふじより)に近づき、最終的に小田原城を手に入れた早雲の言葉だとすると、とても説得力があります。

 

また、分国法の第17条には、「よき友をもとめべきは手習学文の友なり。 悪友をのぞくべきは碁将棋笛尺八の友なり。」とあります。

これは、「良い友として必要なのは、手習いや学問の友であり、悪友として必要でないのは、碁や将棋、笛、尺八などの遊び友だちである。」

という意味です。

学問の友と互いに自分を高め合うのは有意義だが、遊び友だちとダラダラやっているのでは、早雲のような成功を掴むことはできない、

ということなのですね。

 

「富国強兵・文明開化」を目指した薩摩藩の藩主・島津斉彬の生涯
島津斉彬


 

規則正しい生活を推奨した北条早雲

 

なんとなく、ズルズルと寝過ごしてしまって次の日は全く仕事がはかどらなかった…なんて経験はありませんか?

しかし、早雲の部下であったら、そのようなことは決して許されないようです。

分国法の第2条には、「朝はいかにも早く起くべし。 遅く起ぬれば、召仕ふ者迄由断しつかはれず公私の用を欠くなり。

果たしては必ず主君にみかぎられ申すべしと深く慎むべし。」とあります。

これは、「朝は早く起きなければならない。主君が遅く起きれば、家臣や召使いまでもが公私混同するようになり、主君を見限る原因となる。」

という意味です。


  

 

 

戦国時代ライター星野まなかの独り言

戦国時代ライター星野まなかの独り言

 

規則正しい生活をすれば、部下からも慕われる上司になれる、ということですね。

北条家分国法には、現代社会をも賢く生き抜くことができる早雲流アドバイスがたくさん詰まっています。

彼の生き方に興味がある人も、そうでない人も、ぜひ一度目を通してみてはいかがでしょうか?

 

関連記事:本能寺の変に黒幕はいなかった!衝撃の明智光秀単独犯説

関連記事:【センゴク】羽柴秀吉はどうやって関白に就任することができたの?

 

幕末のおじゃるズ公家
公家

 


 

関連記事

  1. 北条早雲 小田原城と「センゴク権兵衛」がコラボ!「黒レンの歴史探訪」
  2. 織田信長 【センゴク】織田信長って本当は優しく思いやりのある性格だった!
  3. 真田昌幸の智謀がキラリと光る!徳川軍を打ち破った伝説の戦い上田城…
  4. 小早川秀秋は関ヶ原の戦いでなんで西軍を裏切ったのか?
  5. 【井伊直虎の細腕城主一代記】婚期を逃した戦国女の意地とプライド
  6. 真田丸 武田信玄 武田信玄の魅力とは?なぜ歴史ファンは武田信玄に魅了されるのか?
  7. 馬に乗って戦う若き織田信長 織田信長の桶狭間の勝利は勘違いで起きた!
  8. 真田丸 武田信玄 武田信玄とはどんな人?天下人信長・家康を震わす甲斐の虎

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 騙し合う呂布と袁術
  2. kawausoとおとぼけ
  3. 新選組の土方歳三
  4. 赤壁の戦いで敗北する曹操
  5. 曹操から逃げ回る劉備
  6. 宦官VS外威 三国志
  7. 三国夢幻演義バナー 龍の少年

おすすめ記事

  1. 三国志の時代の年末からお正月の過ごし方!当時の食生活も見えてくる!
  2. 【月間まとめ】2016年5月の注目ニュース21選!
  3. ゴールデンカムイネタバレ予想 131話 死神がやってくる
  4. 呂布の逸話って伝説的にすごいって知ってた? 成廉、魏越、呂布
  5. キングダム588話休載スペシャルvol2「キングダムの結婚式はどんな?」 キングダム53巻
  6. 明の時代の墓から出土した腕時計型の指輪は、後漢時代のダ・ヴィンチが作ったものだった!?(HMR)

三國志雑学

  1. 撃剣を使う曹丕
  2. 村人 ショッピング
  3. 成廉、魏越、呂布
  4. 張翼


“ながら三国志音声コンテンツ開始" “忘年会企画" “はじめての三国志Youtubeチャンネル" “誤字・脱字・誤植などの報告フォーム" “はじめての三国志コメント機能" “読者の声"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 周倉
  2. 軍会議で的確に作戦指示を出す陳泰
  3. 曹丕
  4. 一騎打ちをする太史慈と孫策
“夜のひとときながら三国志ver3"

おすすめ記事

三国夢幻演義バナー 龍の少年 【PR】三国志は壮大なミステリー 袁渙(えんかん)とはどんな人?正史「三国志」に登場し曹操が涙を見せて死を悲しんだ政治家 何晏 魏の何晏は天才学者?それとも薬物中毒患者? 九州制覇へ向けて驀進するぜ!島津家棟梁・島津義久の九州制覇戦 【意外な事実】天才将軍・韓信は数学にも強かった事が判明! 蚩尤(神) 蚩尤(しゆう)とはどんな神?キングダムからガンダムまで大人気の苗族の祖神 董太后、王族ボンビーから一転セレブ 献帝の祖母の波瀾人生 汗血馬を手に入れる李広利 【武帝の欲望】あの馬が欲しい!汗血馬を手に入れる為に・・・・

はじさん企画

“if三国志" 英雄の死因 “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “つながるはじめての三国志" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志

ながら三国志音声コンテンツ
春秋戦国時代
日常生活
架空戦記
北伐
呂布vs項羽
英雄の武器 編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志" 英雄の墓特集 誤字・脱字・誤植などの報告フォーム はじめての三国志コメント機能
“邪馬台国"

“三国志人物事典"

“つながるはじめての三国志

“ながら三国志音声コンテンツver3"
PAGE TOP