キングダム
はじめての漢王朝




はじめての三国志

menu

三国志の雑学

夏侯惇の眼帯はバカにされるのを隠すためだった!?

曹操と夏侯惇




曹操と夏侯惇

 

魏の将軍として知られ、

曹操(そうそう)が挙兵した時から付き従っていた夏侯惇(かこうとん)

夏侯惇三国志のゲームやマンガでかなり登場しているため

かなりの認知を誇っている武将で、

三国志をあまり知らなくても聞いた事がある人は多いと思います。

 

そんな彼のイメージは眼帯だと思います。

しかし夏侯惇は自分の眼帯姿を非常に嫌っていたのです。

どうして眼帯姿の自分が嫌いだったのか。

今回はこの点を調べてみました。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:夏侯惇の少年時代はいったいどんな子供だったの??

関連記事:【悲報】ついに夏侯惇が最弱劉備に負けてしまう!!

 

 

日本では人気の眼帯姿

伊達政宗

画像:伊達政宗 Wikipedia

 

日本では眼帯姿の人物は結構人気のある人で知られています。

たとえば独眼龍・伊達政宗(だてまさむね)も幼い頃病気にかかってしまい、

目が見えなくなり、

見えなくなった片方の目に眼帯をしていた姿は日本人なら誰でも知っています。

しかし史実の伊達政宗の肖像画では眼帯をしていません

 

ではどうして伊達政宗が眼帯している姿が定着したのか。

それはたぶんですが、

伊達政宗が登場するゲームなどで

彼が必ず眼帯をしている姿があったからだと思います。

 

そしてこの伊達政宗の眼帯姿はかなり評判がよく、

彼のイメージ=眼帯姿という風に定着したのではないのでしょうか。

このように日本人には眼帯しているスタイルが人気で

アニメでもがん帯している姿のキャラクターが多く存在しています。

 

しかし中国では、眼帯姿はあまり人気がなく、

体に欠損がある人物はイメージダウンしてしまうことが多いのだそうです。

 

 

初代独眼龍・李克用も自分の体を嫌っていた

 

独眼龍は伊達政宗が初代だと思っている方も多いと思いますが、

実は違うのです。

初代独眼龍の異名をもっていたのは

唐の時代末期に登場した人が起源となっています。

 

その人物の名前は李克用(りこくよう)といいます。

彼は生まれたときから片目が悪かったのですが、

戦においては非常に勇猛果敢に敵陣へ向かって突き進み、

幾度も勝利を治めた将軍であったそうです。

そのため李克用に独眼龍の異名をつけられることになるのですが、

このあだ名を彼はすごく嫌っていたそうです。

 

このように中国では体に欠損があるのをすごく嫌がる風潮が強かったそうです

それは三国時代も変わりませんでした。

 

【魏のマイナー武将列伝】
魏のマイナー武将列伝

 

夏侯惇も自分の姿が大嫌いだった!!

 

夏侯惇は呂布(りょふ)討伐戦の時、

流れ矢に当たって目を負傷してしまいます。

夏侯惇は負傷した目が治ることなく過ごす事になります。

 

そんな夏侯惇を軍の内部では同じ夏侯淵(かこうえん)と区別するため夏侯惇の事を盲夏侯と呼んで、

ちょっとバカにした雰囲気を持ってこのように呼んでいたそうです。

夏侯惇はこのあだ名を聞いて非常に嫌だったそうです

そのため自分の顔を鏡で見たときは

イラッとして鏡を地面に投げつけてブチギレていたそうなんです。

 

また史実では眼帯をしていたとの記載が正史三国志になかったため、

片目が見えない状態のまま戦に出ていた可能性が非常に高いです。

夏侯惇の眼帯イメージが定着したのはこれもやはり三国志のゲームや小説、

アニメなどの影響が多きのではないのでしょうか。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

三国志ライター黒田レン

 

日本と中国では価値観に大いに違いがあり、

日本では眼帯姿のキャラクターや人物は大いに人気があります。

しかし中国では目など体に欠損を持っている人物は

軽蔑のまなざして見られていたそうです。

 

そのため夏侯惇もゲームや小説、

マンガで眼帯姿のイメージが定着していますが、

本人が現代に生まれ変わってこの姿を見ることになれば

かなり嫌な気分になっていたのではないのでしょうか。

 

もしかしたら夏侯惇が眼帯姿で登場しているゲームを発見したら

その場でゲーム機を破壊しているかもしれません。

また夏侯惇が眼帯姿で登場しているマンガを見つけたら

すべて破っているかもしれません。

そんな夏侯惇を見てみたいなと思うのはレンだけでしょうか。

 

参考文献 【正史三国志魏書】など

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:夏侯惇が鏡が嫌いなのはブサイクだから??

関連記事:【三国志妄想列伝】夏侯惇が群雄として立てる人だった!!

 

覇を競う乱世に新たな秩序を打ち立てた曹操の生涯
曹操孟徳

 




黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 反董卓軍010 反董卓連合軍に参加したのは、誰と誰なの?【素朴な質問】
  2. 劉備に降伏する劉璋 全中が泣いた!益州のボス・劉璋の最後は実に感動的だった!
  3. 呉の勢力を率いる孫策 群雄の名言から知る三国志の世界【小覇王孫策の名言】
  4. 魯粛と周瑜 魯粛に学ぶビジネス三国志!三国志の仕掛け人、魯粛の投資術
  5. 蜀馬に乗って戦場を駆け抜ける馬超 馬超には愛馬がいたの?西方の雄・馬超の愛馬に名前をつけてみた
  6. 闕宣(けっせん)とはどんな人?勢力は小さくても強かった自称皇帝闕…
  7. またまた発見!劉備の黒歴史、なんと劉禅には生き別れの兄がいた?
  8. 【軍師連盟】司馬懿は電光石火の行軍が得意だった?

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 明智光秀は鉄砲の名人 麒麟がくる
  2. 新選組の土方歳三
  3. 曹操に仕えることを検討する荀彧
  4. 法正と劉備
  5. 山頂に陣を敷いた馬謖
  6. 徳川将軍珈琲 amazon引用

おすすめ記事

  1. 曹操の曽祖父曹萌が気前良すぎて逆に怪しすぎる!
  2. 漢帝国樹立に尽くした名軍師・張良は仙人になるために◯◯を取り入れていた!
  3. 島津斉興「せごどん」では教えない真実
  4. 【衝撃】武霊王がいなければ関羽は赤兎馬に乗っていなかった! 騎射の術に長けた騎馬兵士
  5. 【本能寺の変の真相】明智光秀の子孫が漫画で明かす 燃える本能寺
  6. 7話:黄巾の乱は、どうして起こったのか? 黄巾賊についてわかりやすく解説

三國志雑学

  1. スーパーDr華佗07 尹正
  2. 長安(俯瞰で見た漢の時代の大都市)
“はじめての三国志150万PV" はじめての三国志コミュニティ総合トピック
“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 株式会社三国志で働く劉備と孔明
  2. 撃剣を使う曹丕
  3. 陸遜
  4. 幕末 帝国議会
  5. 丁奉(ていほう)
  6. 兵士と禰衡

おすすめ記事

司馬懿は恐妻家?それとも愛妻家?司馬懿の奥さんはどんな人? 【荊州獲ったどー!】諸葛亮&愉快な仲間の州乗っ取り計画 郭嘉を推薦する荀彧 試験に出ます!九品官人法(きゅうひんかんじんほう)の理想と弊害 【キングダム】転職によって人生を劇的に変えた李斯(りし) 諸葛瑾と幼い頃の孔明 夷陵の戦いを回避しようとしていた?孔明に比べて目立たない外交人・諸葛瑾の苦労 羅憲 羅憲(らけん)とはどんな人?蜀のラストサムライ!奇跡の逆転勝利で蜀の意地を見せる 三国志時代に奴隷や奴婢はいたの?三国志の暗部に迫る キングダム537話 休載祭り(2)王翦と王賁の親子を考えよう

はじさん企画

“if三国志" “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“水滸伝"

“三国志人物事典"

PAGE TOP