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徐盛の意見に陸遜はどうして賛成しなかったの?劉備を討ち取らなかった理由

陸遜


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陸遜

 

陸遜(りくそん)夷陵の戦い(いりょうのたたたかい)の時、呉軍の総大将として出陣し、徐盛(じょせい)ら諸将を指揮下に入れて劉備(りゅうび)軍と戦い、劉備軍を完膚なきまで叩き伏せます。

 

陸遜劉備軍から奪われた領土を回復した後、劉備軍に追撃をすることなく撤退しますが、徐盛潘璋(はんしょう)ら孫呉の将軍たちは「劉備討ち取るべし」と孫権(そんけん)へ進言していました。

 

しかし史実では孫権陸遜の意見を採用し、徐盛達の意見を採用しませんでした。

 

どうして陸遜は徐盛達の意見に賛成しなかったのでしょうか。

 

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劉備を討ち取るべし

徐盛(じょせい)呉の将軍

徐盛(じょせい)呉の将軍

 

陸遜率いる孫呉の軍勢は夷陵の戦いで劉備軍を完膚なきまで叩くことに成功し、劉備軍に奪われた領土を回復。

 

劉備は孫呉の軍勢に大敗北したため、白帝城(はくていじょう)へ撤退していきます。陸遜は白帝城へ逃亡した劉備を攻撃することなく孫呉軍の軍事行動を停止。陸遜の行動に不満を感じた徐盛や潘璋ら孫呉の将軍たちは、孫権へ手紙を送ります。

 

徐盛達は孫権へ「劉備は我らの攻撃でボコボコにされ、白帝城に撤退しています。ここでもう一度、白帝城に逃亡した劉備へ攻撃を仕掛ければ劉備を討ち取ることもできるでしょう。劉備攻撃の許可を許してくれないでしょうか」と孫権へ進言。

 

孫権は徐盛達からの手紙を見て、劉備が逃げた白帝城へ攻撃をするべきかどうか迷い、陸遜へ手紙を送るのでした。

 


 

孫権からの手紙

呉の孫権は皇帝

 

孫権は陸遜へ「徐盛達が白帝城へ逃げた劉備に攻撃を仕掛ければ、劉備を討ち取ることができるとしきりに進言して来ている。君は白帝城へ逃げた劉備を攻撃するべきだと思うかい。」と手紙を送ります。

 

孫権は陸遜から送られてきた手紙を見て、白帝城へ攻撃を仕掛けることをやめて軍勢を撤退していきます。陸遜の手紙にはどのような内容が書いてあったのでしょうか。

 

関羽の弔い合戦「夷陵の戦い」を分析
夷陵の戦い


 

魏の大軍が迫ってきているから撤退すべし!!

魏の旗をバックに戦争をする郭淮は魏の将軍

 

陸遜は孫権から手紙をもらうとすぐに返書を書きます。陸遜は孫権へ「劉備を夷陵で完膚なきまでボコボコにすることに成功し、劉備は白帝城へ撤退しています。

 

徐盛達は劉備を討ち取るべしと進言していますが、私は白帝城へ攻撃するべきではないと考えています。その理由ですが、魏が大軍を率いて孫呉の国境へ迫ってきているとの情報を最近得ているからです。

 

もし我らが白帝城へ攻撃を仕掛けているところに魏の大軍が我らの国へ攻撃を仕掛けてくれば、魏の大軍を迎撃することができずに国家の危機になるでしょう。

 

これらの事を考えた場合、白帝城攻撃を行うべきではなく、すぐに撤退して魏の大軍を迎え撃つ準備をするべきだと思うのですが」とアドバイスを書いた手紙を送ります。孫権は陸遜から送られてきた手紙を見て、すぐに軍勢を撤退するように陸遜へ命令。

 

こうして徐盛らの進言は退けられることになったのです。


  

 

 

三国志ライター黒田レンの独り言

三国志ライター黒田レン

 

もし徐盛らの進言を孫権が採用した場合どのようなことになったのでしょうか。ここからは推測になります。

 

劉備を討ち取ることができるかどうかわかりませんが、孫呉の軍勢が白帝城へ攻撃を仕掛けて城を陥落させることはできたと思われます。そして蜀では白帝城陥落によって、史実で劉備死後に起きた蜀の南部の反乱が、もっと早く反乱が発生することになったでしょう。

 

そして蜀の国内は蜀南部の反乱によってボロボロになっていたと思われます。また孫呉は白帝城陥落によって領土を拡張することに成功しますが、孫呉は魏に再度臣従するか、孫呉の領土が大幅に削られることになるでしょう。その理由としては陸遜の手紙にもありましたが、魏の大軍が孫呉の領土へ大軍で攻撃を仕掛けてきていたためです。

 

上記はレンの予測になりますが、皆様は徐盛の進言を陸遜が同意した場合どのようになるとお考えになりますか。

 

■参考文献 正史三国志呉書など

 

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黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

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横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

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