キングダム610話、堯雲vs王賁の一騎打ちは双方、最初の一撃に全てを賭けた戦いになりました。
左腕のみの矛の一撃で王賁の馬の脚をへし折った堯雲、これで勝負ありかと思いきや崩れ落ちる馬の背中で王賁は体を回転し、
ガラ空きになっていた堯雲の胸を自らの槍で貫いたのです。
藺相如の武の体現者の最期、そこで堯雲は藺相如から託された時を超えた助言を王賁と信に託します。
さあ、気になるキングダム最新610話を早速見てみましょう。
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この記事の目次
キングダム最新610話ネタバレ「王賁vs堯雲」
堯雲は矛を持つ左手を大きく振りかぶります。それに対して王賁も槍を大きく振り回しました。
その時、堯雲は主君である藺相如の遺言を思い出します。
(堯雲、朱い平原を・・・敵の血で朱く染めてくれ、、あとを頼む中華を・・)
堯雲は目を閉じて、それから、藺相如の最期の姿をまぶたに浮かべてから目を見開きました。
うおおおおおおおおおおーーーーーー!!
馬と共に突撃し、堯雲は鬼の形相で縦に矛を振り下ろします。
それに対し、王賁が槍を振り回し矛と激突しました。
ベキッ!!
矛と槍が衝突した衝撃波で王賁の籠手にヒビが入り、それと同時に王賁の馬の脚も壊れ、骨が肉から飛び出しました。
ちょっと待って、馬の脚骨が折れるような衝撃を、籠手がひび割れる位で受け止める王賁って一体・・
愛馬が倒れ込むと同時に、体制を崩す王賁、、誰もが一騎打ちは堯雲の勝利だと確信した時。
残る力を振り絞った王賁が馬上で体を回転させ、両手を失いガラ空きになった堯雲の胸に自らの槍を突き刺しました。
そして、王賁は馬もろともに地面に叩きつけられたのです。
因縁の戦い、勝負を制したのは王賁でした。
キングダム最新610話ネタバレ「信、雷雲隊を仕留める」
胸を槍で貫かれて動かない堯雲の姿に雷雲隊は衝撃を抑えきれません。
雷雲隊A「ぎょ、、堯雲様ぁッ!!」
雷雲隊B「うおおおーっ!王賁死ねやぁーっ!」
堯雲が討たれた事で、雷雲隊は激高し、お約束の敵討ちが始まります。
しかし、疲れ果てた王賁は、立ち上がるのがやっとの状態です。
ですが、ここで、飛信隊の救援が間に合いました。
次々と王賁に襲い掛かろうとする十槍を疲労困憊している筈の信が次々と討ち取ります。
趙兵「飛信隊の信だあーっ!二人一緒に殺れやァ」
ところが、大将の仇を討とうと山のようにやってくる雷雲隊を前に信も息が切れてきました。
堯雲「待て!」
死んだかと思われた堯雲の声に雷雲隊の動きが止まりました。
堯雲「逝くまえにあの二人には伝えねばならぬ事がある」
キングダム最新610話ネタバレ「中華統一を途中でやめるな!」
堯雲は胸を槍で貫かれているとは思えない堂々とした動きで信と王賁の前に馬で向かいます。
「私の主、藺相如がお前達に残した伝言がある。お前達が本当に中華を一つにするなら、この言葉を胸に焼き付けておけ」
警戒心を緩めない二人に向けて堯雲は言いました。
「何があっても振りかざした刀は必ず最期まで振り落とせ」
堯雲は、告げると無造作に自分の体に突き刺さった王賁の槍を引き抜きました。
「ふざけんな!、誰がてめえの言う事なんか・・」
信はアホの子だからか、堯雲の言葉をよく理解できていないようです。
堯雲「中華を一つにする日がちかづくと、その意味がわかるはずだ・・
どんな血の雨を浴びようと、決して後ろに下がる事を許されぬ中華を統べる者の宿命が」
堯雲の脳裏に若き日の藺相如の姿が浮かびます。
そして、そのまま、堯雲は馬の上で息を引き取りました。
煽り:藺相如の武の体現者、藺家十傑の最期の一人、堯雲は王賁の槍に倒れました。
これで、飛信隊&玉鳳隊、それに亜光軍の前に立ちはだかるのは馬南慈一人になりました。
いくらなんでも、王賁、信、さらに亜光軍の猛者を前に、馬南慈一人は分が悪いと言えます。
まさかこのまま、簡単に趙軍の左翼は崩壊してしまい秦軍右翼は、王翦の目論見通りに李牧軍の左を突いて
勝敗は決着してしまうのでしょうか?
キングダム611話にご期待下さい!!
キングダム611話予想
藺相如の第二の遺言に対するkawausoの正直な感想を言っていいすか?
熱心なキングダムファンの人、どうか怒らないで聞いてね。
「引っ張りに引っ張った割には、遺言大した事ねーな・・」
いやいやいや、、だってそうでしょう?
「何があっても振りかざした刀は必ず最期まで振り落とせ」ってそら、当たり前ですがな、、
途中で挫けちまったら、今まで、秦の中華統一の犠牲になった敵も味方も浮かばれないというのは藺相如のみならず、
これまで秦の前に立ち塞がった多くの敵が述べていた事ではありませんか。
全然、スピリチャルじゃないし、予言的でもないでしょ・・
kawausoは堯雲が、もっとスゲー事を言うと思っていましたよ。
秦に寝返る事は、さすがにないにせよ、もう少しカッコいい事を言いそうでしたよ。
読者の皆さん、今回の藺相如の遺言、正直どう感じたか、ドシドシコメントをくださいよ!
さて、今後ですが、思ったより早く堯雲が片付いた事で、当面の飛信隊&玉鳳隊の敵は、馬南慈軍という事になりました。
常識的に考えて、馬南慈だけで秦軍の右翼を抑えきるのは無理でしょう。
そうなると、支えきれなくなった趙左翼は崩壊し、王翦の思惑通りに、李牧軍は左を秦軍右翼に正面を王翦本隊に突かれ
急速に数を減らしていく事になりそうです。
あ、でも、ここで龐煖が出現して、飛信隊、玉鳳隊と亜光軍の雑兵を、ひたすら薙ぎ払いまくるという展開も考えられますね。
堯雲と龐煖を同時に動かすのは面倒だから、堯雲をさっさと退場という作者の意図もなんとなく見えてきそうです。
やはり、ここまで来て最期は龐煖で時間稼ぎをして王翦軍の救援が遅れてくるという展開で決まりでしょう。
キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言
王賁と堯雲の戦いは、短期決戦で勝敗がついてしまいました。
思ったよりもずっと普通でガッカリした遺言は兎も角としてこれで、趙の左翼は馬南慈のみになりました。
次は龐煖が出てきて、信は龐煖に付きっ切りになり、王賁は無理を押して馬南慈軍と激闘して大苦戦し
ここでダークホースの亜花錦が大活躍という流れになるのかな。
前回記事:キングダム最新609話ネタバレ「中華のうねり」レビュー考察
参考文献:史記廉頗藺相如列伝
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