全国3594万人の三国志ファンの皆様、こんばんはkawauso編集長です。今回は、2016年10月26日以来、更新が停止していた三国志の基礎知識改め、全訳三国志演義の再開についてお知らせします。
三国志演義を最初から最期まで解説したサイトは少ない
三国志を世界に広めるのに決定的な役割を果たした三国志演義ですが、最初の黄巾の乱から最期の晋による三国の統一までは毛宗崗本で百二十回という大変長い物語です。また、日本で広く読まれている吉川英治三国志や、横山光輝三国志は、諸葛孔明による北伐の失敗と諸葛亮の死をラストに置いていて、その後の物語は、おまけのような扱いで、軽く触れているに過ぎません。
つまり、日本で一番普及している三国志演義は孔明没までがメインで、そこから先はダイジェストで細かい事は分からないという方が多いのです。しかし毛宗崗本では、諸葛孔明の死は百四回目であり、さらに十六話、孔明没後の話が続きますが、余り日本では知られていないのが現状です。それに、三国志演義を全て解説したブログもあるにはあるのですが、文章をそのまま引き写しているのでやや古臭く、読みづらいのは否めません。
はじ三流で三国志演義を全訳
『はじめての三国志』では、ブログを開始した時期から三国志の基礎知識として、三国志演義に基づく記事を配信していましたが、孔明没後から更新が遅くなり2016年の10月26日以降、134話で更新が停止していました。
その理由としては、孔明没後は、どうしても盛り下がる三国志演義をどう解釈し直し分かりやすく盛り上がるように伝えるかという事で悩んでいた事や、他に色々な業務が出てきたので、手が回らなくなったという事がありますが、いつまでも長引かせて未完というのが一番良くないので、覚悟を決めて再開を決意しました。
内容としては、従来のように三国志演義をベースにして、そこから離れないようにしつつドラマ性を損なわないように、登場人物を深く掘り下げる内容になると思います。どうしても横山三国志や吉川三国志が描かなかった世界となると悩む話ではありますが、そこは、はじ三流で臨機応変的になる事はご容赦下さい。
まとめ
三国志演義は、現在の三国志ブームの元になった娯楽性の強い読み物です。その偉大さをリスペクトしつつ、現代に即した解釈や新機軸も盛り込みながらラストスパートまで頑張りますので、宜しくお願いします。
※更新速度については、新しい解釈ではじ三流に書くという性質上、ゆっくり更新になる事をご了承下さい。