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この記事の目次
キングダム652話ネタバレ予想「寿胡王満羽敗北を予期し什虎城に退却」
寿胡王は、満羽と蒙武の戦いの様子から満羽には勝ち目がないと見抜き、什虎城に退却します。騰と録嗚未が追い駆けようとしますが、そこは項翼と白麗の軍勢に阻止されるでしょう。満羽、千斗雲、玄右の首を獲ったものの、兵力の大半は寿胡王に吸収されてしまい、そのまま什虎城に逃げられ、その後、項翼と白麗も城に引き籠ってしまいます。なんとか籠城戦に持ち込んだものの、魏の援軍は中々来ず、空しく月知平原の戦いは初日が終わってしまうのです。
キングダム652話ネタバレ予想「呉鳳明のウルトラC」
空しく籠城戦を続ける間に、ようやく魏軍がやってきます。しかし、その兵力は1万に満たず、攻城兵器1つ携えていません。蒙毅は、呉鳳明に対し激しく落胆し抗議しました。
「約束が違う、この程度の兵力で什虎城を本気で落とすつもりですか!」
ところが、呉鳳明は悪びれる様子もなく、
「抗議するのは構わんが、相手をよく見てやらぬと恥をかくぞ小僧。什虎城は、もはや我が手の中にある」と嘯きます。
魏の参戦が遅れていたのは、什虎城の北を流れる漢水の堤防工事を極秘に行う為でした。
極秘に工事を続けるためには、秦が什虎城を激しく攻めている方が都合がよく、楚の本国も扱いづらい什虎城の周囲には注意を払っていませんでした。
キングダム652話ネタバレ予想「漢水の氾濫で什虎城水没開城」
呉鳳明が、右手を高く掲げv字を切るように決壊せよと命じると、上流から轟音を立てて、大量の土砂を含んだ水が什虎城にブチあたりました。水嵩はどんどん増していき、ついに城壁を乗り越えて城内を水浸しにします。土石流に押し流され建物が牛馬が兵糧がそして楚兵が何万と流されて溺死していきました。春秋戦国時代の核兵器とも呼べる土石流を利用した攻撃で、什虎城は一瞬にして崩壊したのでした。
城内の最も高い場所にいた寿胡王と項翼と白麗は、命はとりとめたものの、もはや指揮する兵力はなく、什虎城を明け渡して去っていくしかありませんでした。
キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言
呉鳳明の漢水をせき止め水攻めのアイデアは、kawausoのオリジナルではなく、秦の白起が楚の鄢という都市を崩壊させた時に使用した実際の方法です。ただ、この方法だと、李信や王賁や蒙恬の出番がなくなるという欠点があり、呉鳳明の評価を大幅に上げてしまう事にもなりますが、魏は土木工事は大得意なので出来なくはないかなと思いました。
あくまで予想なので、この通りにはならないでしょうが、何か一つでも当たればいいなぁ
読者ちゃんは、どんな展開を予想しますか?
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