大人気春秋戦国時代漫画キングダム。
kawausoは、前回、どうしても楚に滅ぼされた弱い国の大将軍イメージがついている什虎カルテットが、休載明けから、劉范、乱美迫を殺害し、さらに録嗚未まで瀕死の重傷を負わせる連続コンボで読者を震撼させると予想しました。
それは、そうとして、しばらくほっぽらかされている邯鄲の様子はどう推移していくのかを、無責任かつ大胆に予想してみます。
この記事の目次
キングダム655話ネタバレ予想「秦魏同盟と邯鄲の衝撃」
漫画では、恐らく意図的に触れられてはいないのでしょうが、今回の秦魏同盟で一番大きな衝撃を受けたのは、間違いなく趙です。
何故なら趙はその前面で魏と国境を接していて、ここで魏が合従軍を離脱して秦についたとなると、これまでは無防備にしていた黄河周辺の魏との国境線にも警戒を向ける必要があるからです。
趙も六国にスパイを放っているはずで、それは無能な郭開の政権下でも変わりません。
秦と魏が組んだ結果、魏と国境を接する黄河南面が危機に晒される事は容易に分かるので、
現在、秦に振り向けている兵力の一部を用心の為に魏との国境線上に展開するくらいは当然行うだろうと考えます。
キングダム655話ネタバレ予想「邯鄲の趙の圧迫が弱まる」
現在の趙は、領土の半分を秦に奪われています。
残存兵力自体は多いので、秦の猛攻に対応できているものの、この兵力から何%かを魏に対しても割かねばならないわけですから、邯鄲周辺に展開する秦に取っては、趙の抵抗が多少は軽減されるという効果をもたらすでしょう。
すると、必然的に邯鄲に展開している秦の兵力にも余裕が出来てくる事になります。
この趙の兵力の減少により、秦は邯鄲攻略の別動隊を組織する余裕が生まれるのです。
キングダム655話ネタバレ予想「選抜される桓騎軍と飛信隊」
とはいえ、別働隊だけで邯鄲を突破できるほどの力は生まれないでしょう。
しかし、現在、邯鄲の前に展開している兵力を一部抽出して、別働隊を組織して、極秘で黄河を南に渡り、魏領土を通過し邯鄲の背後に回り込む事は難しくないと思います。
ここで史実ベースから考えて桓騎と飛信隊を少数で選抜し、什虎城の戦いと歩調を合わせて、隠密行動を取らせる事が考えられます。
名付けて、趙を欺いて行う邯鄲攻略二正面作戦というところでしょうか?
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