諸葛亮を連れて来た徐庶のイメージはかなり遡るらしい。
お馴染み、抱朴子外編 四十九巻 窮達(きゅうたつ)
徐元直は眠れる龍、諸葛孔明を世に引き出した。
周瑜は眠れる虎、甘寧を将校に推薦した。
抱朴子(ほうぼくし)を著わした葛洪(283年~343年)は、
正史三国志を読んでいる事が分る。
まだ裴松之が生まれる前だから増補版ではなくシンプルな三国志だろう。
葛洪は、西晋が滅んだ後に、江南に興った東晋に仕えたから、著述には呉について書いたものが出てくるけど、晩期の孫呉については概ねボロクソだ。
甘寧については、正史三国志では呂蒙と周瑜の二人の推挙だけど、なぜか呂蒙の名前がない。