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この記事の目次
キングダム664話休載SP「すでに蚩尤は最強ではない事が明らかに」
それまで、連綿と途切れる事なく続いた蚩尤を決定するためのバトルロワイヤル。しかし、それで最強と証明された幽連が祭をくぐりぬけたわけでもない羌瘣に敗れた事で、そもそも、最強を決める祭の意味が揺らいできたように思います。
さらに、その羌瘣が禁呪を使い、死ぬ予定だった李信を甦らせその反動として2つの良い事があるというのも気になります。1つの良い事とは、祭が行われなくなるという事ではないでしょうか?
タブーとされてきた禁呪、その本質が人の命を奪う事ではなく、人に命を与えるものだと判明した時。それを掟を破って村を下りた羌瘣がそれを証明した事で祭などというものは、意味を為さなくなったのです。
それにより、12の部族には暗殺者となる以外に下界に下りて人の役に立てる道が示された。そこで、羌礼は暗殺者となる以外に、生きる道を求め羌瘣を尋ねたのかも知れません。
キングダム664話休載SP「羌識は羌識で別の道」
祭りが行われないとすると、もう1人の羌識はどうなったのか?
これは、村を脱走したもう1人の先輩、羌明に会いに行ったのかも知れません。理由は蚩尤の村人が里に下りて生きていく為に必要な事を知る為です。
暗殺者として下界の人間に恐れられる存在ではなく、その特殊能力を人を活かす為に使おうと決めた事で、村は人里離れた場所にひっそりと住む事を止めて、人間と共に生きる事を決断したとも考えられます。
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