キングダム664話休載SP「羌礼は祭を経ておらずモテメイクをしている」

2020年12月10日


 

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内容に納得がいかないkawauso様

 

大人気春秋戦国時代漫画キングダム

 

それでも回避できないのは休載というもので、12月10日のヤングジャンプには、哀しいかなキングダムは掲載されていません。しかし当ブログは本編が休載になろうとも、更新を続けるという摩訶不思議なブログです。

 

kawausoさんのキングダムがキター!

 

それでは、行ってみましょう!キングダム休載がキターーーー!

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム664話休載SP「羌礼は祭を経ていないのでは?」

羌瘣

 

何度も言う事を変えてしまい申し訳ないのですが、キングダムの予想サイトをあちこち徘徊してみた結果、羌瘣の後輩の羌礼(きょうれい)は、やはり祭を経ていないのかも知れないと思いました。

 

というのも、羌礼は663話で趙兵を殺戮している時、

「トーンタンタンっつてな…」と巫舞(みぶ)を茶化すようなセリフを口にしています。

 

元々、トーンタンタンは、巫舞を使って精神の深い所に落ちていく時に、戻ってこられなくなるように歌うアンカーのような役割を果たしています。

 

本当に巫舞の呼吸法を使っているなら、「っつてな…」と茶化すような事は言えないはずで、あの段階では羌礼は巫舞を使用せずに、自身の身体能力で戦っている可能性があります。

 

あるいは、羌礼は祭を途中でボイコットして里から下りてきたかも知れません。

 

現職蚩尤の幽連(ゆうれん)の死亡が確認され、祭の開催が決定されたものの、羌識と殺し合うバカバカしさに呆れ、お互いに示し合わせて里を下り、掟破りのパイオニア羌瘣を頼って出て来たというだけかもしれません。

 

キングダム664話休載SP「凶相は気のせい」

計画通りの顔をする法正

 

その割には、あのまがまがしい凶相は何だったのかという疑問も残ります。でも、よく考えてみると羌瘣の初登場も、なかなか不気味ブキ子ちゃんでした。当時は、まだ幼いとはいえ、後年にああいう顔が美少女になるとは、なかなか想像しがたいでしょう。

 

羌礼も同じ事であって、敵か味方か不明なミステリアスキャラクターに仕上げる為に、意図的にキツめな狂気をはらんだ表情に仕上げたかも知れません。

 

だって、キングダム56巻のオマケ漫画に出てきたような羌礼だと、一目見て、ああ、羌瘣に加勢しに来たんだなとすぐに分かってしまい楽しみがなくなるからです。

 

キングダムネタバレ考察

 

キングダム664話休載SP「ママミーヤ、ジョジョに例えてみるよ」

kawauso

 

kawausoが、当ブログの読者が知っていようがいまいが、すぐに引き合いに出すジョジョの奇妙な冒険で例えると、仲間になるキャラの初登場シーンは、大体、その後のキャラとは似ても似つかない造形をしているものです。

 

その最たるケースは、第2部のジョジョの相棒になるシーザー・アントニオ・ツェぺリでしょう。

 

初登場時のジュリーの出来損ないのような、女ったらしシーザーの軽薄な造形が短期間で、友情を守る為に、いかなる犠牲も(いと)わない頼もしいキャラになろうとは、誰も想像しなかったはずです。

 

また、司馬尚(しばしょう)の背中のアップのコマ割りは、ジョジョ第3部初頭のディオの背中をオマージュしたシーンであるようにも見えます。原先生は羌礼を凶悪なイメージで描く事で、読者を混乱させて不安に陥れようとしているのでしょう。非常に意図的なものを感じます、間違いないでしょう。

 

まさに、こいつはクセー!ゲロ以下の臭いがぷんぷんするぜです。byスピードワゴン

 

キングダム664話休載SP「凶相は誰かの入れ知恵」

復讐の鬼に変貌する呂雉

 

羌礼は基本的に外の世界を知らないので、あるいは誰かの入れ知恵で、男にモテる為に、敢えて凶相をしている可能性もあります。

 

「いいか?下界の男たちは、キッツイ顔をした冷酷非情(れいこくひじょう)な女が好みなんだ。そんな高飛車な女に靴で踏んづけられるのが最上の喜びなんだぞ」

 

このように歪んだ男性観を知ったかぶりで吹きこんだ仲間がいて、羌礼はそれを真に受けているだけかも知れません。羌瘣だって、子供は強い男と山の頂に上って力を合わせれば天から降りてくると本気で信じていた位ですから、その可能性もないとは言えないでしょう。

 

飛信隊に合流する中で、そんな歪んだ男性観が誤りである事に気づくと、羌礼の凶相も変化していくかも知れませんよ。

【次のページに続きます】

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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