募集期間:2021年2月(1週間)
さて皆さん、公孫淵というと三国志時代の英雄……かどうかの議論はまた今度にして、燕王を自称して司馬懿にぼっこぼこにされてしまった人物……というのが一般認識でしょうか。
この司馬懿のフルパワー(かどうかは分かりませんが)で一族を滅ぼされてしまった公孫淵、彼に生き残る道はあったのか?
あったとしたら……「公孫淵はどこと組むのが一番いい?」。
皆さんのご意見、見ていきたいと思います!
公孫淵が組むと良い相手『魏』
「しいて言うなら魏かな、他の国は遠すぎる」
「異民族の抑えとして魏に従うしかないと思う」
「長生きしたいなら、おとなしく魏に従うべきです」
引用元:はじめての三国志TV
そもそも魏から独立したのが間違いだったのでは?
ていうかお兄さんたちが都にいるのにどうして反乱なんかをやらかしてしまったのか……と、色々な残念さがこもってしまいますが、生き残るというならば「組む」ではなく「従属」を選ぶべきでは、というコメントが多く寄せられていましたね。
公孫淵が組むと良い相手『呉』
「兵糧が豊かだった荊州のある呉がよくねェ・・・」
引用元:はじめての三国志TV
公孫淵は魏の他にも呉とも通じていました。
前述したように、お兄さんたちが魏の都にいるのにこの振る舞い……そう、これは公孫淵の巧みな外交手腕……という訳でもなかったようで、実際には結局、呉からも見捨てられる形になっています。ただ敢えて、どこと組むかを考えると、敢えて(二回目)呉、というのは分からなくもありませんね。
公孫淵が組むと良い相手『蜀』
蜀と組んでどうこう、というコメントは発見できませんでしたが、その理由として
「他の国は遠すぎる」
引用元:はじめての三国志TV
前述したこのコメントが理由の一つでしょう。
遠くの土地と仲良くして近くの土地を攻めるのは外交の基本、とはいえどうにも蜀の土地は遠すぎます。それをひっくり返すほどのメリットが蜀と組んであるかというと……この時点では殆どないので、やはり蜀と組むというのは難しそうですね。
公孫淵が組むと良い相手『邪馬台国』
「この頃の朝鮮半島も三国時代で最もその中で野心が高かったのが高句麗で、高句麗とは後年諸葛誕が征討に行っている位なので高句麗と公孫淵は野心家同士の自己保身者なので折り合わず、新羅は東呉の様に中立の立場であった事を考えると百済と邪馬台国と結んで公燕・百済・邪馬台連合軍で陸軍大陸路線を構築して、可能であれば新羅を巻き込んで中・朝・日同盟を組むと意外と対抗できたのではないかと思います」
引用元:はじめての三国志TV
実に素晴らしいご考察、公孫淵に代わって筆者が御礼申し上げます。
まず魏という国と対抗するとなると、それだけの同盟国が必要。ならばここは邪馬台国と組んで魏、及び司馬懿に対抗……というのが考えられるベストな選択と言えるのかもしれません(組めるかどうかは別として考えましょう)。
「いやいや間違っても邪馬台国と与するのは止めて下され!」
引用元:はじめての三国志TV
おっとこれは邪馬台国の方のコメントかな?
だいじょうぶ!公孫淵に任せとけば勝てるって!(棒)
その他:高句麗、鳥丸、鮮卑
「高句麗、鳥丸と組んで魏に対しては「彼らを監督する」という名目を認めさせて、実質的な独立性を強化するのがいいと思います」
「平和に過ごせば良いし、どちらかと言えば鮮卑・烏桓と組んで東北部を開発すれば良いと思うのですが「そんなの公孫淵じゃない‼️」と言われると納得」
引用元:はじめての三国志TV
どこと組んで対抗するか、ではなく、自分の国の立場を強化する、という考えの方もいました。大国と対峙して生き残るには「生き残らせた方が得」という、自身のメリットを主張するのが大事。そう考えるとこの存命方法は強い一手と言えますね。
後者は公孫淵の性格を良く分かっていると思ったので抽出させて頂きました。うん……上手に生き残れたらなんかそれはそれで公孫淵ではないですよね……(苦笑)
三国志ライター センのつぶやき
因みに一番多かったのは
「何処と組んでも……頑張って想像してみたのですが良い結果が見えて来ない。何処かと組むよりスーパー軍師とハイパー武将が必要なのかなぁ」
引用元:はじめての三国志TV
というような、何処と組んでも無理ではないか、というコメントですね。またこちらのコメントでも指摘されていますが、やはり人材、それも優秀な人材がいるというのは国の宝。
公孫淵は性格から察すると、どうもそういった人材登用能力に欠ける、もしくはその面を重要視していなかった風にも思えるので、やはりあの時代を生き抜くのは難しかったのでは……そう思った筆者でした。
どぼーん。
参考引用:はじめての三国志TV