募集期間:2021年2月(1週間)
三国志は乱世の時代、仕方のないこととはいえ処刑される人物も多くいます。
しかしできるならば、助けられるならあの人を助けたい!という人も多いことでしょう。
そこで“助命できるなら誰を助ける?”について聞いてみました。
助命できるのは一人だけ、貴方ならば誰を助けますか?
悲運の軍師?陳宮
「人材不足の蜀にもし彼がいたらどうなっていたか、というifありきで陳宮を選びました」
引用元:はじめての三国志TV
陳宮が生きていたら蜀に来て欲しい、という意見が多く見られました。こういうIF展開が多く見られました。確かに早すぎた退場、曹操も惜しんだ陳宮が生きていたらどうなったか、見てみたいですね!
ただ「陳宮は助命を拒否しそう」という意見もあり、確かにあの最期があったからこそ陳宮魅力が立ったのかな……と、何とも悩ましい所です。
運命が変わったかもしれない・田豊
「田豊の作戦を聞いていたら官渡で勝ってたかも」
「田豊は袁紹軍の中で1番良い文官」
引用元:はじめての三国志TV
曹操と劉備が戦った際に曹操を攻撃するように袁紹に言うも、袁紹はこれを拒否。その後、袁紹派曹操と戦うことを決めた際に持久戦を提案するも、袁紹はこれを拒否してしまいます。後に逢紀の讒言により死亡、この田豊の献策をしった曹操は後に「袁紹が田豊の策を採用していたらどうなっていただろうか」と零した不遇さが目立つ武将。
もし助命できていれば袁紹の命運は変わったのか?
それとも曹操へと仕えて、田豊自体の運命を変えたのか。こちらも中々に気になるところです。
神医・華佗
その医療技術は現代から見ても非凡な経歴の持ち主、華陀。華陀医師へのコメントでは以下のようなコメントが目に付きました。
「誰が誰を助命するか、で内容が変わるアンケートですよねこれ。やっぱり医者である華陀先生が一番フェア(?)ですかね?」
「家畜から人間まで、内科から外科まで多くの人々を助け、また多くの医術を志す物の師になれると言う点で華佗先生を推薦したいと思います。」
「良い医療が後世に伝わるように…」
引用元:はじめての三国志TV
2020年から続き、2021年になっても多くの人々が苦しんでいる昨今。だからこそ華陀医師の存命があれば何らかの影響があったのでは……というコメントもありました。
確かに最も歴史を変えた可能性、というならば華陀医師が高いと言えるでしょう。
むしろ生き残ってからが本番か?禰衡
「助命された100日後に禰衡さんが助命してくれた人をどう評するかが気になる」
正に傲岸不遜を体現したような禰衡。曹操を怒らせ、劉表を怒らせ、最終的には黄祖を怒らせて処刑されました。
その傲岸不遜、毒舌っぷりは三国志演義では更に拍車がかかり、見ていて不思議な笑いが出てくる人物(でも君曹仁殿と曹洪殿間違えたよね)。因みに読者のコメントで100日後の禰衡が補足されており
「俺のような優秀な人物に少しばかり貢献できてあやつも満足だろうて。まぁ、もっとも、あのような無能ぶりでは、せいぜいこの程度の事しか成しえないだろうがな」
引用元:はじめての三国志TV
と、何とも言いそうだなぁ(笑)という関係になっております。
助命嘆願限りなし
この他にもコメントでは
「荀文若だな......司馬氏の台頭を許さなかっただろうと」
「田豊もそうだけど沮受も忘れないでほしかった」
「登場人物の全てってのが本音です」
引用元:はじめての三国志TV
と数々の武将たちの名前が挙げられていました。特に最後のコメントは筆者もついつい頷いてしまいました。命運を変えたいのももちろんですが、その先をもっと見てみたかった。これは読者の根っこなのかもしれませんね。
三国志ライター センのつぶやき
今回は「誰を助けるか」ですが、確かに助命以外でも誰かを延命したかった、というのも三国志読者には多いでしょうね。「彼を助命してあの人を助けよう」という意見もあれば「かの人はもっと活躍して欲しかった」そういう意見もあると思います。
そんな三国志IF、ぜひとも皆さんももっと考えて、三国志ワールドを広げてみて下さいね。どぼん!
参考引用:はじめての三国志TV