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この記事の目次
キングダム713話ネタバレ「弱気になる桓騎」
同じ頃、桓騎は赤麗の城壁で砂鬼一家の美女と何から会話をしています。
二人きりかと思いきや、階段を上って那貴が入ってきました。
桓騎は「今の状況をどう思う?」と那貴に質問します。
砂鬼は他人に意見を求めた事がない桓騎が那貴に質問した事に驚いていました。
那貴も桓騎の質問に驚いているようです。
強気な桓騎は表情も変えませんが、李牧の腹の内が読めずに苦悩しているようです。
キングダム713話ネタバレ「オルド将軍の解説」
同じ頃、燕国ではオルド将軍を中心に宜安を巡る秦と趙の攻防戦を注視していました。
趙とは仲が悪い燕ですが、趙のお陰で秦と直接を接していない点では趙の恩恵を受けています。
しかし、今度の戦いで李牧が敗北するような事があれば、燕は直接秦と国境を接する事になります。秦王嬴政が中華統一の目標を持つ限り、趙が滅んだ次は燕だと誰でも分かる事でした。
秦の侵攻スピードの速さに怯える燕の重臣達ですが、オルド将軍はあまり心配していないようです。かつて合従軍を通じて李牧と共に戦ったオルド将軍には、李牧が簡単に北の大地を放棄するような人間でない事が分っていました。
—熱き『キングダム』の原点がココに—
キングダム713話ネタバレ「馬陽の戦いに似ている」
さらにオルドは、今回の戦いが12年前の馬陽の戦いに似ていると説明します。
12年前李牧は、自軍の存在を徹底的に秘匿して秦最後の六大将軍、王騎の描く戦場の盤面を完全に打ち崩し、龐煖を使って王騎を討ち取る事で中華にその智謀を轟かせました。
オルドは今回も、あの時と同じように李牧は情報を徹底的に秘匿して秦軍を宜安に誘い込んで桓騎の首を討つと考えているのです。桓騎は新とはいえ六大将軍、李牧は王騎を討ったように桓騎を討つとオルドは考えていました。
果たして李牧の隠す宜安の秘密とは何なのか?キングダム714話に続きます。
【次のページに続きます】