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黄月英ブス説は孔明が流したのでは?
ここまで説明すればお分かりでしょう。そう、黄夫人を不美人と噂を流したのは、諸葛亮自身であったのではないでしょうか。
三国志演義の曹操と周瑜ではありませんが、時に上官と部下でも、妻が美人であれば諍いの種となることもあった可能性があります。つまり美人過ぎる妻は、不必要な争いの種。故に諸葛亮は今後、余計な揉め事を防ぐために敢えて、自身の妻は不美人である……としたと思うのですが、どうでしょうかね?
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基本的に黄夫人は、エキゾチックな美人として描かれていることが多いですね。あれもあれでとても良いものです。また諸葛亮とも夫婦仲は良好で描かれます。
実際に父親である黄承彦も「才女」と娘を称しているので、容貌がどうであれ、黄夫人は聡明な人だったのでしょう。だからこそ諸葛亮も黄夫人を大事にしていたし、彼女が争いごとに巻き込まれることを防いだのかもしれません。
まあ不名誉な噂でもありますが……真の才女からすれば、その程度は些細なことだったのかもしれませんね!
どぼーん!
参考文献:蜀書諸葛亮伝 襄陽記
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