孫堅といえば、赤い頭巾がトレードマークです。あまりにもトレードマークなので、配下の祖茂が孫堅の身代わりに赤い頭巾を被ると董卓の騎兵は祖茂を追いかけて孫堅を逃してしまうほどでした。しかし、孫堅の頭巾、もしかしたら意味があるものかも知れません。
後漢時代の赤い布切れの役割
後漢の時代、犯罪者を捕まえるのは、警官役の尉、士吏、街卒などと呼ばれましたが、そのトレードマークは頭に巻いた赤い布切れ(赤幘)でした。劉備は黄巾討伐の功で安熹県の県尉になりましたが、赤い鉢巻を締めて罪人を捕らえようと奮闘していたのでしょうか?
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警官に成りすました孫堅の逸話
そう言えば昔、孫堅は盗賊を捕まえるのに警官に成りすました逸話がありました。もしかして、その時から孫堅は赤い鉢巻をしていて、これをつけていると縁起がよいと考えて、赤い鉢巻をし続けていたのでしょうか?
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祖茂はそもそも華雄に斬られていない?どうして討ち死にした事になったの?
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三国志ライターkawausoの独り言
本当の所はわかりませんけどね
参考:古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで/50ページ /中央公論新社/柿沼陽平/2021年12月25日三版/
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