2023年度のNHK大河ドラマ「どうする家康」では、主人公の徳川家康を松潤こと松本潤さんが、そして家康が背中を追い続けたライバルで憧れの存在でもある織田信長を先輩の岡田准一さんが演じます。実際にジャニーズ事務所の先輩、後輩の関係でもある2人、どうやら大河でもその関係性は活かされそうです。
軍師官兵衛で主役を演じた岡田さんが背中を押した
戦国の覇王、織田信長に抜擢された岡田准一さんはすでに2014年の大河ドラマ「軍師官兵衛」でも主役の黒田官兵衛を演じていて、家康のオファーをうけるかどうか迷っていた松本潤さんに「ぜひやったほうがいいよ、僕にとっては宝物のような場所だったから」と背中を押した人物。
配役の織田信長について岡田さんは「織田信長という人物にチャレンジできるということで怖さも楽しみも両方ある」とコメント。さらに、「これまで秀吉の配下の役を演じる事が多かったので、今度はムロさん(ムロツヨシ:秀吉役)を引きずり回して松潤を振り回せるのが醍醐味かも知れないですね」とコメントしました。
後輩の松潤を振り回す気満々の岡田准一さんに対し、松本さんは「実際の関係も先輩なので、その憧れをそのまま役を通して持っていけるんじゃないかと思っています」と語りました。
史実の織田信長は合理的で視野が広いが気性が激しい
歴史上の織田信長は合理的で視野が広く大胆な行動が出来る人物である反面、自分に逆らう者や期待に応えられない部下や味方については過酷な処罰を命じる気性の激しい人物。佐久間信盛(配役:立川談春)や明智光秀(配役:酒向芳)はその激しい気性の犠牲になった一面もあります。一方で家康は豊臣秀吉が死ぬまで隠忍自重し野心を押し隠してきた我慢の人物と対照的でした。
信長の気性の激しさは本能寺の変に向かう晩年に顕著になりますが、松潤家康もそこで振り回されるのでしょうか?振り回し振り回される息のあったジャイアントスイングが楽しみです。
▼こちらもどうぞ!
2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」の明智光秀役に酒向芳さんが決定!大河史上一番リアルな光秀になるかも?