NHK大河ドラマ「どうする家康」序盤こそ視聴率好調でしたが、第五話では12.9%と危険水域に入りました。しかし、第六話「続瀬名奪還作戦」では、13.3%と13%台に持ち直しまします。本来ならば喜ばしい事なんですが、主人公の家康を演じる松本潤にとっては複雑のようです。というのも第六話の家康は、終始ウロウロしているだけだったからです。
第六話のあらすじ
第六話のあらすじは、今川氏真が元康に対し降伏しなければ瀬名たちを皆殺しにすると脅迫。これに対し三河衆きっての策士である本多正信が「上ノ郷城に忍者を潜入させ、今川家重臣、鵜殿長照と息子達を生け捕りにし瀬名と交換する」と人質交換作戦を提案します。
そして前回任務に失敗した服部半蔵が配下の女大鼠(松本まりか)等の協力を得て鵜殿長照の2人の息子を捕らえるストーリーでした。
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忍者アクションと女大鼠のお色気で視聴率up
今回は忍者ならではのアクションシーンも多く、また女大鼠を演じる松本まりかが生足を大胆に露わにするNHKギリのお色気もあり楽しめました。ただ、主人公の家康はひたすらウロウロしお腹を壊しているという体たらくで、松潤からすれば、自分の出番がないのに視聴率が上がるという複雑な気分になる状況でした。
脇役の力が強いのは善い事
筆者は正直、開始直後の【どうする家康】は好きではありませんでした。しかし回数を経るにつれ、本多忠勝や本多正信、酒井忠次、服部半蔵など個性が強いキャラクターが主役の松潤を食うようになり、最近は面白くなってきました。
元々、どうする家康自体が、情ない戦国大名である徳川家康が周囲の助けを得て人間的に成長する話なので、今はなよなよしていても存在感が薄くても全然いいのです。ここから家康が成長し個性が強い三河衆とぶつかりドラマを大いに盛り上げてくれることを期待します。
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