中国人の保護者が日本の学校給食に感動!その理由は?

2023年2月28日


 

日本に生まれると、学校給食に9年間お世話になります。それは日本人には当たり前の光景ですが、中国人が日本の学校給食の光景を見ると感動するそうです。それは一体、どうしてなのでしょうか?

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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中国には日本の学校給食の仕組みはない

法正と張松

 

そもそも中国には、日本のような学校給食の仕組みはありません。中国では農村部の学校では児童は弁当持参、都市部では学校内に食堂があり、バイキング形式でスープやゴハンおかずが提供されます。面白いのは、先生は児童と同じ食堂で食べる事はなく、先生専用の食堂に行くか、あるいは児童と同じ食堂でも食べる場所は別なのだそうです。

 

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中国では学校は勉強する場所でクラブ活動も皆無

三国志大学で勉強する公孫サン(公孫瓚)

 

 

中国人と日本人ではそもそも学校に対する捉え方が大きく違います。中国において学校は純粋に勉強をする「だけ」の場所であり、食事は腹を満たすだけ、日本の小中学校では当然のようにある掃除当番やクラブ活動もありません。日本でいえば、進学塾に該当する場所が中国の学校なのです。

 

給食を学びと捉える日本に感動

 

このように学校を勉強する場所としか認識していない中国人にとって児童が自主的に給食を配膳し、先生も児童と一緒に「頂きます」と言ってみんなで食事をする日本の学校給食の風景は、非常に感動を覚えるようです。日本では先生も生徒も一緒になって勉強だけじゃなく、様々な学びを共有しているというのが中国人の感想で、とても素晴らしい仕組みだと感じるのだとか、私たちが当たり前のように享受していた学校給食という仕組みは、もしかすると世界でも類のない素晴らしいものだったのかも知れません。

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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