あなたの周囲には、いつ会っても同じ話しかしない人はいませんか?10年経過しても20年経過しても、出てくる話は仕事の愚痴や上司への不満ばかりなら、その人は成長が停止している残念な人になっている可能性があります。逆に、いくつになっても成長し続け、常に新しい事に挑戦している年配者もいます。この違いは何なのでしょうか?
友達を見れば、その人の成長が分かる
人間は社会性を帯びた動物です。それは言い換えるとその人が日頃交際している人を見れば、その人がずっと成長し続ける人か、もう停止しているか分かると言う事です。若い時には気づきにくいですが、50代ともなれば、成長し続けている人と成長が止まっている人の差はハッキリとしてきます。
同じ年代ばかりで固まると要注意
何物にも代えがたい人間関係として同年代の友人があります。同世代で学校が一緒なら、最初から気心も知れていて、遠慮がないバカ話で盛り上がる事が出来ます。しかし、同世代だけで人間関係が占められると、新しい話題に接する事は少なく、次第に思考の視野が狭くなります。月に1回とか会って、交遊を温めるならいいですが、毎週、同年代の人ばかりと飲み歩くと、あなたの成長が止まる事になるかも知れません。
成長し続ける人は幅広い世代と交遊
逆に、常に成長し続ける人は同世代ばかりではなく、自分よりも若い世代や上の世代、外国人や性別関係なく、幅広く付き合っている事が多いです。これは、人間に関心があり、別の世代はどんな事に関心を持っているのか興味があるという好奇心からもたらされますが、幅広い世代と交友する事で思考が否応なく柔軟になり、新しい情報もすぐにキャッチできるようになります。多世代間交流は、同年代あるあるなどの予定調和もなく、時々、流行に取り残されたりするので、脳は一定の緊張感を保って刺激され続け、毎回、新たな発見がある事でしょう。
幅広い交友はセカンドスクール
多世代間交流をしなくても、本を読んだり、youtube動画で若い世代の事は分かるという意見もあるかも知れません。しかし、大事なのは実際に多世代間交流をする事で、否応なく脳は新しい刺激を受け続けるという事です。多世代間交流は、そのまま第二の学校であり、独学では分からないような驚きと喜びをあなたに与えてくれるでしょう。
大事なのは同世代ではなく同時代
21世紀の社会を乗り越えていくうえで、重要なのは同世代での居心地がよい空間ではなく、同時代を生きている、多様な年代の人達との交流なのです。自分が持っている少ないノウハウに凝り固まらず、同じく21世紀を生きている、同時代の仲間の意見に耳を傾ければ、あなたは死ぬまで成長し続ける人材になれるでしょう。
▼こちらもどうぞ