皆さんは、浜名湖名物「うなぎパイ」を食べた事がありますか?あまりにも有名なお菓子なので、お土産などで一度は食べたという方も多いかと思います。ところでうなぎパイと言えば夜のお菓子ですが、どうして、こんなキャッチフレーズがついたのでしょうか?
本当はHな理由ではなかった!
浜名湖といえばうなぎ、そのうなぎが練り込まれたパイで夜のお菓子という事は…で、精力剤のイメージがついてしまった「うなぎパイ」しかし、うなぎパイを販売している春華堂のホームページによると、夜のお菓子のキャッチフレーズには、Hな理由はなかったのだそうです。
大事な夜の団欒で食べて欲しいから
うなぎパイは昭和36年から発売されましたが、うなぎパイを考案したのは、春華堂の2代目社長、山崎幸一さんでした。当時の日本は高度経済成長期で女性の社会進出も進み、仕事を持っていて、家を空ける女性が増えてきた時代でもありました。そんな忙しい家族が一堂に集まるのが夕食であり、貴重な団欒に食べてもらえるお菓子であって欲しいというのが「夜のお菓子、うなぎパイ」のキャッチフレーズでした。
デマを逆手にとったうなぎパイ
しかし、当時の浜松の繁華街は日本一と呼ばれる大賑わいでした。そのため、うなぎパイは=精力剤として誤認されてしまい、夫婦がハッスルするお菓子だとする俗説が有名になってしまったのです。社長の願いとは違う意味で有名になったうなぎパイですが、それならばと開き直り、従来、浜名湖の水色をイメージしていたお菓子のパッケージを刷新。精力剤ドリンクに多い、赤と黒と黄色のカラーリングにしたところ、いかにも精力がつきそうという事で、増々売れるようになったとか…
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