どうする家康で演技が上手い俳優ベスト3

2023年5月7日


テレビを視聴するkawauso編集長

 

2023年NHK大河ドラマどうする家康、序盤こそ大胆な演出でファンタジー大河とか、BL大河と言われましたが、現在までに16話放送されて曲者揃いの役者陣の奮闘もあり、なかなか善戦しています。今回はそんな「どう家」で演技が上手い俳優のベスト3を紹介します。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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第3位 山田孝之(服部半蔵)

時々諜報活動を失敗する服部半蔵

 

第3位は山田孝之演じる忍者の頭領、服部半蔵です。従来の服部半蔵と言えば民放で千葉真一が演じた事もあり、どっしりとした渋い役どころが多かったのですが、山田孝之の半蔵は、まるで反対で、自信がなくおどおどして挙動不審、さらに忍者が嫌で仕方がなく、本当は武士になりたいのに周囲が理解してくれず、野獣のような服部党を率いて渋々、スパイ活動をするというような具合です。

 

武士なのに忍者とよく勘違いされる服部半蔵

 

 

しかも成功率も半々と微妙であり、最近はおどおどした様子はそのままですが、態度だけはふてぶてしくなるという有様でした。

 

第2位 岡田准一(織田信長)

魔王・織田信長

 

 

第2位は織田信長を演じた岡田准一です。初回から登場し今川義元の首を槍の穂先に掲げて、地面にぶん投げたり、家康を「俺の白兎ィ…」と呼んで舌なめずりしたり、ところかまわず鉄砲をぶっ放すなど危険な男、織田信長を演じました。

 

泣いている織田信長

 

最近では怖い中にも不器用な優しさを見せ、金ヶ崎の退却戦で家康に「お前の気持なんかわかるか!あほたわけ」と罵倒されると、目にうっすらと涙を浮かべてショックを受ける等、気の良いあんちゃんと魔王が同居する複雑な信長像を生み出しました。

 

 

第1位 松山ケンイチ(本多正信)

徳川家臣団の嫌われ者・本多正信

 

 

第1位は謀臣本多正信を演じた松山ケンイチです。松山ケンイチは以前の大河ドラマで主役の平清盛を務め、そのイメージが邪魔にならないか心配でしたが、登場するや、胡散臭さと謀略の凄みが両立する、いかにも油断ならない面白味があるキャラクターになりました。

 

そろばん勘定で家康の信任を得ている胡散臭い本多正信

 

 

特に徳川軍にいる時には、足の古傷を理由に戦を嫌がった正信が、一向一揆側に寝返ると、迷わず主君である家康の頭を鉄砲で狙う凄腕のスナイパーに変化するなどコミカルとシリアスの落差が激しく、ついつい引き込まれます。

 

まとめ

オンライン授業の講師を務めるkawauso編集長

 

 

いかがでしょうか?どうする家康は、史実との整合性よりも、キャラクターで魅せる大河だと思いますが、皆さんのお気に入りは誰ですか?筆者は最近出番が少ない、寺島進が演じるちょい悪親父の水野信元と、小手伸也演じる三河一のダンディー大久保忠世ですね。なんだか、どちらもキザとか鬱陶しいとか思われがちですが、ドラマ全体を見ていると、案外いい人なんですよ。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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